• 選手に感謝を述べる大八木監督=都内ホテルで(吉田千夏撮影)

  • 1年間チームを引っ張った中村(大久保翠撮影)

  • 来年に向け意気込みを語る其田

第18回大学三大駅伝報告会

[陸上競技部]新主将は其田、新体制で箱根優勝へ(2015年02月20日 11時37分)

 第18回大学三大駅伝報告会が2月19日、駒澤大学陸上競技部後援会主催のもと都内ホテルで行われた。会場には宇賀地強(09年卒、コニカミノルタ)や油布郁人(13年卒、富士通)ら陸上部OBをはじめ、多数の来賓がかけつけ、選手たちの健闘を讃えた。
駒大の14年度の駅伝成績は出雲駅伝中止、全日本大学駅伝4連覇、そして箱根駅伝は準優勝。「勝負の年」として7年振りの優勝を目指した今年だったが、優勝報告は来年に持ち越しとなった。大八木弘明監督や今年度主将の中村匠吾(経4)らが挨拶し、今季を振り返り、チームへの思いを語った。また新主将の其田健也(営3)も、来年度の意気込みを語った。以下は監督と選手のコメント。

◆大八木弘明監督
「今年は勝たなくてはいけない「勝負の年」であったので、今年の箱根は勝ちたかった。選手たちも本当に勝ちたかったと思います。本当に申し訳なかったなと。箱根はなかなか難しいときものだなとつくづく思いました。往路が終わったあと、西澤から「諦めていない」と選手に励まされました。20年間、私のほうが励まして、復路は絶対いけるぞと言っていた指導者が、初めて選手からそういう言葉を貰いました。その西澤の思いが繋がり、2位までもっていってくれた。これは駒澤のプライド、意地だったと思います。選手たちもそれだけ思いがあるのだなとつくづく思い、選手に感謝です。私は選手、特に上級生は最高な選手たちだったなと思っているし、私も今年ほど励まされた年はなかったと思います。また新たに今年チーム作りをしますが、原点をもう一度見て、またいいチームを作りたいと思っています。また後援会の方々、関係者の方々、ご声援をいただけたらと思います。本日はありがとうございました。」

◆中村匠吾主将(経4)
「三大駅伝の結果として、出雲駅伝は中止、全日本大学駅伝4連覇、箱根駅伝準優勝という結果になりました。その中でも、4年間日本一をとれたということは自分たちの誇りであり、またこれから競技を続けていく中で、自信になりました。箱根の優勝は成し遂げることが出来なかったのですが、その過程のなかで大八木監督中心にスタッフの方からは、社会に出てからも通用する精神的な面も成長させて頂いたように思います。これから4年生はまた社会に旅立ち、より厳しい世界への戦いとなってくると思いますが、4年間学んだことを十分に生かして、どんどん挑戦していきたいと思います。箱根駅伝の悔しさは後輩たちに託し、この1年間後輩たちが精一杯努力していくと思うので、これからもよろしくお願いします。4年間ありがとうございました」

◆其田健也新主将(営3)
「来年は中村さん、村山さんといった強い先輩方が抜けて1からのスタートになると思います。4年生の抜けた穴は大きく、埋めるためには緊張感をもって1年間練習していかないと、と思っております。箱根で勝つのはもちろん、全日本駅伝では5連覇を目指して、キャプテンとしてチームを厳しく引っ張っていこうと思います。来年はここでいい報告ができるように頑張りたいと思います。これからも応援よろしくお願いします」

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