• 接戦を制し、ベンチにガッツポーズをする根本=所沢市民体育館で(松本紗季撮影)

  • 英は強気なプレーでチームを盛り立てた

根本が決めた!逆転劇で1部残留決定

[卓球部]春季関東学生リーグ1部・日大戦、法大戦(2014年05月16日 15時45分)

 春季関東学生リーグ1部・日大戦、法大戦が5月16日、所沢市民体育館で行われた。結果は以下の通り。

☆駒 大4―2日 大
○英 稔史(経2)3-2高田●
○松田尚樹(営1)3-2後藤●
○鈴木大地(営4)3-1吉田●
●中村謙吾(法4)、中村祥吾(法4)組1-3後藤、大塚組○
●大場崇志(経4)0-3西村○
○根本一城(市4)3-1財田●

☆駒 大4―3法 大
●染谷凌平(経2)1-3南波○
●松田1-3鹿屋○
●鈴木2-3生田○
○中村謙、中村祥組3-2鹿屋、尾留川組●
○英3-2村井●
○中村祥3-0尾留川●
○根本3-2阿部●

 1試合目の日大戦では、英が中盤相手の攻撃に苦しみながらも勝利すると、その勢いのまま2番手、3番手も勝利。ダブルス、5番手は敗れたが6番手・根本が相手のカットマンを撃破し、まずは今季初白星を飾った。続いて行われた法大戦では3番手で登場した鈴木が2セットを先取されながらもフルセットまで持ち込み、敗れはしたもののチームに勢いをつけた。続くダブルスは最終セットにマッチポイントまで追い詰められたが、そこから粘り強さを発揮して望みをつないだ。最終番手・根本は激しいラリー戦を繰り広げたが、最後は相手を圧倒。見事な逆転勝利で2勝目を挙げ、1部残留を決定づけた。

◆長崎隆志監督
「(日大戦は)英の出来不出来がかかわってくる試合だったけどの日頃の粘り強さが生きていた。(法大戦は)(鈴木)大地が0-2からの追い上げでチームに喝を入れてくれた。ダブルスもあきらめずによくやってくれたし、全体で勝ち取った試合。(根本は)本当に3年間のがんばりにつきると思う。いつ出番が来るかわからないのに万全に調整してくれていたし、法大戦では熱くも冷静にラリーをしていたことが勝因。熱くなりすぎず、勢いで決めてくれた。(明日は)最後に勝たないと流れがいい方向にいかない。大正も仕上がっているだろうし、立ち向かってくるだろうからそれ以上に向かっていきたい」

◆大場崇志主将
「(今日は)もう後がない状況で全員で勝ちにいった。(日大戦は)前半いい流れでまわしてくれて勝ちたかったけど負けてしまった。でも根本が頑張ってくれて勝てて良かった。(法大戦は)鈴木と松田が負けて厳しい状況になったけどダブルスが最上級生の力を見せてくれて、それに英がついていって、最後に根本が頑張ってくれた。やってくれると思ってた。今日の勝利はチームの応援があってこそ。チームが1つになったから勝てた。とても嬉しい。(最終戦に向けて)まだ終わったわけではないので最後に勝っていい流れで秋に繋げたい」

◆根本一城
「(今季初出場だが)リーグ戦に出るにしても出ないしても自分に出来ることを考えて、出たからには勝とうと。ダメな時こそ明るくいこうと思った。(日大戦は)相手のやることに対する攻撃とか、やることは決まっていた。応援が心強く思い切ってやった。(法大戦は)プレッシャーがあったけど監督やコーチ、チームメイトが的確なアドバイスをくれ、チームを信じてプレーできた。全員で1点を取りにいった。(最終戦に向けて)気持ちを切り替えて最後まで頑張る」

◆英 稔史
「 (日大戦は)やりなれていた相手だったので多少余裕はあった。1番だったのでチームが盛り上がって良かった。(法大戦は)前回負けた相手だったので正直きついと思った。けど勝たないと負けてしまうので一生懸命やった。 (最終戦に向けて)気を抜かないで頑張りたい」

 なお、次戦は5月19日、大正大戦が15:00から代々木第二体育館で行われる予定。

■会場へのアクセス
・JR山手線 原宿駅下車 徒歩5分
・東京メトロ千代田線・副都心線 明治神 宮前駅下車 徒歩5分

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