• 接戦となりながらも勝負を決めた中村祥=代々木第二体育館で(佐藤隼史撮影)

  • 染谷は粘り強く相手を攻め、リーグ戦初勝利を挙げた

  • 閉会式終了後、記念撮影をする部員たち

最終戦を総力戦で勝ち取り閉幕!

[卓球部]春季関東学生リーグ1部・大正大戦(2014年05月19日 18時29分)

 春季関東学生リーグ1部・大正大戦が5月19日、代々木第二体育館で行われた。結果は以下の通り。

☆駒 大4―2大正大
●英 稔史(経2)0―3藤田○
○鈴木大地(営4)3―1市川●
○松田尚樹(営1)3―0高梨●
●中村謙吾(法4)、中村祥吾(法4)組2―3飯野、市川組○
○染谷凌平(経2)3-1小野澤●
○中村祥3―1飯野●

 春季リーグ戦の最終日。2番手で登場した鈴木が安定したプレーを見せ勝利すると3番手・松田も積極的に攻撃を仕掛け相手のミスを誘い、ストレート勝ちを収めた。ダブルスは敗れたが、続く染谷が序盤相手の攻撃に苦しめられ1セットを奪われながらも強気に相手を打ち崩してリーグ戦初勝利を飾った。6番手・中村は相手にペースをつかまれフルセットとなるが、最終セットには持ち味の力強い両ハンド攻撃で相手をねじ伏せた。これでリーグ戦は3勝4敗で、秋も1部の舞台で優勝を目指すこととなる。

【関東学生リーグ男子1部最終結果】

1位 明 大 6勝1敗
2位 中 大 5勝2敗
3位 早 大 5勝2敗
4位 専 大 4勝3敗
5位 駒 大 3勝4敗
6位 法 大 2勝5敗
7位 日 大 1勝6敗
8位 大正大 0勝7敗

 勝敗が同じチームは直接対決の勝者が上位になる。7位は2部2位と入替戦が行われ、8位は2部へ降格。

◆長崎隆志監督
「(リーグを振り返って)まず松田が相手校のエースと戦って簡単に負けなかったし、新しい風を吹き込んでくれた。(鈴木)大地は前半の苦しい展開に耐える力があった。これが後半の根本や(中村)祥吾たちにつながっていった。 (大正大戦は)よくない雰囲気を大地がとめてくれて、それを松田がいい雰囲気に戻してくれた。染谷は1セット目固かったけど自分からフォアに仕掛けていい流れにしていた。よくなっている。(今後は)新人戦はシングルスダブルスともに優勝を狙ってほしい。関東学生は3人はランク入りしてほしい。そうじゃないと1部の上位は狙えない」

◆大場崇志主将
「(リーグ戦は)チームとしては最初でつまずいて雰囲気が落ち込み気味だったけど日大に勝っていい流れになって最後3ついい試合ができた。でも次は勝ちをきっかけにではなく最初からいい流れでいきたい。個人では1勝もできず苦しかった。トレーニングや練習内容も考えてやってきたけど自分に足りないところがあった今よりも変えて、次はチームに貢献できるよう1戦1戦全力でいきたい。(今後は)新人、インカレ、関東とこの流れを大事にして、秋に集大成として最高の結果を残したい」

◆中村祥吾
「(2日あいての試合だったが)金曜の法大戦をみんなで勝ち取ったのでその気持ちを忘れないようにした。 (今日は)シングルスの相手は何回もやって勝ったり負けたりしていて実力があるので向かっていった。(1週間振り返って)出だしは相手が強かったけど、全員で諦めないで最後までやった。1部残留出来たけど、これは試合に出なかった人を含めみんなで勝ち取った。感謝の気持ちでいっぱい。1戦1戦向かっていって良かった。(今後は)残り少ない1つ1つの試合を無駄にせず集中し、感謝の気持ちを忘れずこなしていきたい」

◆染谷凌平
「(初勝利は)今までいい試合ができなくてチームに貢献できなかったけど、今日は今まで負けていた分勝ってチームに貢献したいと思っていた。1セット取られて苦しかったけど、持ち味を出せた。勝ててほっとしたしうれしいです。(リーグ戦は)1年の春に自分のプレーができなかったから準備をいろいろしてきた。それが自信につながった。(今後は)リーグ戦で1勝できたことが自信になったし、去年は個人でもいい成績が残せたので、次は関学、全日本でもいい成績を残したい」

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