• 相手に屈することなく攻める宮上=東京学芸大グラウンドで(高笠優子撮影)

  • 降格が決定し、うなだれる選手

無念の3部降格…来季での昇格目指す

[男子ラクロス部]第26回関東学生ラクロスリーグ戦・2部3部入れ替え戦・対武蔵大戦(2013年11月24日 18時48分)

第26回関東学生ラクロスリーグ戦2部3部入れ替え戦・対武蔵大戦が11月24日、東京学芸大グラウンドで行われた。
結果は以下の通り。

駒 大5-9武蔵大☆
1Q(1-4)
2Q(1-0)
3Q(3-3)
4Q(0-2)

【得点者】#18元木(2)、#14牛嶋、#15鈴木、#13宮上

 勝てば2部残留、負ければ3部降格が決まる大一番。1Q、相手チームに立て続けに3点を奪われる。2Qは積極的にボールをキープし、1Qに続いて#18元木がこの日自身2点目となるショットで2点差に詰め寄る。3Qは開始2分、#14牛嶋のショットで1点差とすると、#15鈴木が同点弾を決める。流れを引き戻しかけたが、追いついた直後に連続得点を許してしまう。最終4Q、積極的なオフェンスで逆転を狙うが得点にはつながらず、残り2分を切り、相手にダメ押しの9点目が入り5-9で試合終了。来季のリーグ戦は3部で迎えることが決まった。

◆立花隆志コーチ
「(今日は)下馬評では相手の圧勝だろうと言われていたが、準備もしっかりして、試合では途中追いつく所までいけた。その理由としては、点を取られた後の切り替えやオフェンスからディフェンスに移る時にちゃんと対応できたこと。試合中も気持ちを込めて走れていた。こちらは相手の特徴をしっかり把握して試合に臨んだが、負けたのはやはり地力の差。(4年生は)試合中は誰よりも体を張って、向かっていっていたので頼もしかった。(新チームとなるが)自分は来年から本格的にコーチを務めるので、愛されるチームを作っていきたい。まず人間的に見ていて気持ちいいチーム、それでいてかっこいいチーム、そして何より強いチームであるという3つを意識してやっていきたい」

◆#13宮上卓也主将
「(今日は)自分達の代で3部に落としてしまったので申し訳ない。相手はオフェンスのチームなので、時間とポゼッションを意識しながらやっていた。(この4年間は)練習も辛くて朝、行きたくないと思ったことも多くあった。それでも続けられたのは、先輩が引っ張ってくれたり後輩がついてきてくれたから。一人では続けられなかったと思う。結果的には、今日負けてしまって悔しい気持ちもあるが、大学というコミュニティーで真剣に付き合える仲間を作れたことは4年間を通して大きな財産になった。(後輩には)3部からのスタートで、昇格するのは大変なこと。3部ということに甘えずに強い意識と高い目標を持ってやっていってほしい。仲間を大切に、ラクロスに真剣に向き合って、試合では全勝して1年で2部に戻れるようにこれから頑張ってほしい」

◆#17藤田雄大
「(今日は)1Qで4失点してしまって、それが少し試合の流れを悪くしてしまった。オフェンスは頑張って追いついてくれて、そこから踏ん張れば良かったがずるずると落ちてしまった。最初の入りの部分ができていれば、もっといいゲームになっていたと思う。(今シーズンは)練習や生活でやっぱり甘さが出て、リーグ戦で勝ちきれなくなってしまった気がするので、後輩には、練習、生活を見直して、一日一日を大切にして欲しいなと思う。とにかく自分がこうなりたいという明確なものを持って取り組めば、もっとうまくなるので、それをしっかり持って2部昇格を果たして欲しい。(この4年間は)最後辛い形で終ってしまったが、仲間も先輩後輩もたくさんできた。自分自身何も記録は残せなかったが、楽しくプレーできたと思うので、ラクロスを始めてよかったと思う」

◆#18元木健史
「(今日の試合を振り返って)相手の方が正直一枚上手だった。こっちもうまい選手は何人かいて、それで同点まで追いついたが、最後の方で総合力が相手の方が上で最後流れたのが正直な感想。(今シーズンは)本当に厳しいシーズンだった。上級生が7人くらいしかいなくて、後輩たちには迷惑をかけてしまった。(後輩に向けて)これからまた上に登れると思う。一年生が大勢いるので、絶対に2部に上がれると思うので、今のまま継続してモチベーション高くしていけばまた2部に上がれると信じている。(4年間を振り返って)楽しかった。ラクロスは最高だった」

発行冊子最新号一覧背景(左)

男子ラクロス部の前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)
発行冊子最新号一覧背景(左)

前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)