林田無念の初戦敗退、大いに奮起を促す一戦

[ボクシング部]アジアアマチュアボクシング選手権(2013年07月04日 01時22分)

 平成25年6月28日(金)~7月10日(水)の期間にヨルダン、アンマンでアジアアマチュアボクシング選手権が開催されている。大会4日目の7月2日、林田翔太がF級52㎏で出場。結果は以下の通り。
(表記はすべて日本時間)

フライ級

ジャッジ1 林田27-30Saludar
ジャッジ2 林田27-30Saludar
ジャッジ3 林田29-28Saludar

林田翔太(経3)●(1)―(2)○Saludar Rey(フィリピン)



  1R、開始早々からジャブ、ワンツーストレートがヒットし果敢に攻める。相手も圧力をかけ左右フックを多用し攻撃の手を緩めず、互角のラウンド。続く2Rは1Rと同様にジャブ、ワンツーストレートを主体に攻撃するが、相手の圧力と強引な攻撃に後手にまわる場面が増える。一進一退の攻防戦の後迎えた3R、手数の減った林田に対し相手は更に圧力をかけ左右からのフックを中心に攻撃。接近戦になりもつれた所で林田がホールドの注意を受け、手数が減り後手に回り、試合終了を迎えた。ポイント負けを喫したが、広州アジア大会金メダリストという実績ある選手相手に善戦した。

小山田裕二駒大監督
◆「(今日は)翔太はよく善戦したと思う。後手に回ってしまって、前へ出ていけない。アウトボクサーだからいけないわけじゃなくて、アウトボクサーでもきちんと内側に入って打って引いてということができていれば勝てる。でも、ほんとによく頑張ったよ」

林田翔太(商3)
◆「(相手は)よく知らなかった。(戦ってみて)日本人とは違う。採点方法が変わって、たくさん試合を見ていても勝ってると思ったら違ったり、負けてると思って見ていたら勝ってたりして。自分のボクシングも勝てるボクシングではなくて、アウトボクサーは不利になるなと思った。自分のボクシングを根本から変えないと。自分のボクシングを否定された感じ。(自分の特性の)距離感で戦うとどうしても後手になる。今はどうしてもポイントよりもジャッジペーパーが重視されていて、ポイントは自分の方が勝ってたと思う。(試合後は)すごい悔しいです。あと、代表に選んでくれたのに、悔しいし、申し訳ないです。(これらかは)結果にこだわりたい。正直、やろうと思えば良い試合はできるもんなんですよね。それを勝ちに繋げられるか。いい経験をしたというだけで終わりたくない。」

※掲載が遅れましたことお詫び申し上げます。

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