鳴島奮闘するも、ベスト４進出ならず

[空手道部]第41回関東学生空手道選手権大会個人戦(男子)(2013年05月05日 20時51分)

　第41回関東学生空手道選手権大会個人戦が５月５日、日本武道館で行われた。形は２グループに分かれ予選を行い、それぞれの上位４位までの選手が決勝トーナメントに進出する。男子組手は４回戦まで１分30秒６ポイント先取、５・６回戦は２分６ポイント先取、準々決勝より３分８ポイント先取のトーナメント方式。結果は以下の通り(駒大のみ)。

<男子組手個人戦ベスト８進出>
鳴島由貴(経２)

　今季初の個人戦となった今大会。２年生ながらにトーナメントを難なく勝ち進んだ鳴島だったが、準々決勝で宿敵・帝京相手に苦戦を強いられた。序盤から相手に上段突きでポイントを取られ試合のペースを奪われる。その後、健闘したものの終始相手のペースでそのまま終戦。それでも２年生にしてベスト８に駒を進めた。
　一方形には４人が出場し全員が予選敗退に終わった。

◆杉山俊輔監督
「(今日は)結果的には男女一人ずつベスト８だけど、厳しい闘いだった。 (鳴島は２年ながらベスト８たが)勝ち上がっていく実力は前からあった。相手をよく見て、試合の組み立てができていた。(オフに意識したことは)技をつくって、気持ちをつくっていくというのを。(今後の課題は)負けて悔しい思いをしている選手もいる。もう少し初戦から安定感のある戦いを。団体戦に向けてどう挽回していくかが課題」

◆浮島侑里主将(現４)
「(今日は)あまりよくなかった。まだまだ課題が残る結果となった。（課題としては）フィジカル面や、自分の試合展開に持っていけるようにしたい。(主将としては)新チームで初めての試合だった。まとまってきてはいるが、東日本に向けてチーム一丸となって課題をこなしていきたい。（男子の注目選手は）原田、鳴島。（今年の目標は）全日本優勝！」

◆鳴島由貴
「(今日は)準々決勝までいい動きができて、練習の内容が反映されていたので良かった。準々決勝の帝京戦で気持ちが押されてしまい完敗だった。(今後の課題は)比較的動きを見ることができて良かった。勢いのある選手に押されるのでそこを直す。(今後の目標は)今度の東日本の団体戦や７、８月の個人戦で優勝する」