• 粘りの戦いを見せた石井=日本武道館で(松下恵大撮影)

  • 鳴島は1年ながら奮闘した

  • 迫力のある形を披露した(左から)豊口、大塚、栗原

来季リベンジへ、悔しさ残るベスト8

[空手道部]第56回全日本大学空手道選手権大会(男子)(2012年11月18日 21時48分)

 第56回全日本大学空手道選手権大会が11月18日(日)、日本武道館で行われた。組手は2分6ポイント先取制、準々決勝より3分8ポイント制のトーナメント方式となる。形はトーナメント形式・フラッグ制となる。結果は以下の通り。

【男子団体 組手の部】
3回戦
駒大0─3帝京大☆
先鋒●山縣弘明(法1) 1-8
次鋒●原田 龍(営3) 4-8
中堅▲鳴島由貴(経1) 2-2
副将▲石井詳馬(商4) 1-1
大将─村田 匠(経3)

【形団体】
予選敗退
大塚健人(政4)
豊口貴悠(G4)
栗原秀元(仏1)

 1、2回戦はなんなく進んだ男子団体組手。3回戦の相手は強豪帝京大。先鋒・山縣、次鋒・原田は帝京に圧倒的な差で敗北してしまう。中堅・鳴島が引き分けまでもつれ込むが、副将・石井もあと一歩及ばず、惜しくも引き分け。大将・村田まで回ることはなく、無念の3回戦敗退となった。

◆杉山俊輔監督
「(今日は)三回戦までいい調子でいって力ついたなと思ったが、やっぱり帝京は強かった。(また帝京だが)勝とうとする気持ちは向こうにもある。技術的には差がないからやっぱり思いが差になる。(4年生は)人数多いし、個性があって頼もしい最上級生だった。試合に出したかった人も何人かいたが、でもチームをまとめてくれて感謝している。(次からは)心機一転がんばります。3年生は人数が少ないけど、彼らなりに部としての姿勢や方針を示してくれたらいい。技術だけではなく、精神面でも本当に強い部を作っていってほしい

◆上田宰佑主将(経4)
「(今日は)メンバーの10人とも、監督が誰を使うか迷うほど調子が良かった。(結果には)納得はできない。(最後の大会なので)普段と気持ちは違った。自分も出たい気持ちはあったが、他のメンバーが強いので心強かった。(主将としての1年間)特に、同期の仲間が協力してくれた。それに後輩たちもついてきてくれた、大変でも楽しい1年間だった。(後輩に向けて)来年こそは全日本で優勝してほしい」

◆石井詳馬
「(今日は)負けた試合は、3ポイント以上差をつけて勝たないと次につなげられないものだったので、できなくて悔しい。(帝京との試合は)優勝する気でいたので勝てなくて悔しい。(前回からの課題は)気持ちの面。技術では他に劣っていないが、練習を本番で生かせないことが敗因になった。(4年生として)自分だけでなく、部全体のことも考えなければいけなくて大変だった。(後輩には)自分たちの代でできなかったので、優勝してほしい」

◆鳴島由貴
「(今日は)1、2回戦は順調に勝ち、3回戦の山場でなんとか勝つことができたが、次の帝京戦で中堅として出場して試合をこなす事が精一杯だったのが悔しい。(前回からの課題)技術面は他大学に劣っていないと思っている。試合の緊張で思い通りの試合ができないのでそこを直したい。(4年生から学んだこと)入学して技術面でお世話になった。今回の大会でこういう結果になって、負けてしまって申し訳ない」

◆大塚健人
「(今日は)最初という順番が厳しい中での試合だったが、決勝トーナメントに行けなかったのは悔しい。(今大会に向けて意識したこと)豊口と自分が4年で、栗原が1年だが、そのメンバーで、楽しみながら勝つことを目標としていた。(4年生として)この大会を意識して今まで練習してきて、意気込みが大きかったが、負けてしまい悔しい。(後輩に向けて)自分たちが成し遂げられなかったことを、下の後輩が新メンバーで達成して欲しい」

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