• 敗戦するも、果敢に攻めた伊東=日本武道館で(池田 初撮影)

  • 廣瀬は最後まで相手に食らいついた

宿敵に敗れるも、価値ある準優勝

[空手道部]第56回全日本大学空手道選手権大会(女子)(2012年11月18日 21時46分)

 第56回全日本大学空手道選手権大会が11月18日(日)、日本武道館で行われた。組手は2分6ポイント先取制のトーナメント方式となる。結果は以下の通り。

【女子団体 組手の部】
駒 大0─2帝京大☆
先鋒●廣瀬まり(仏2) 1-6
中堅●伊東佑季(商2) 0-6
大将─三村桃子(歴4) 

 昨年は3回戦で敗退した団体組手は途中、危ない試合展開をするも、勝利を重ねていく。迎えた決勝戦の相手は、昨年度優勝校の帝京大学。先鋒・廣瀬はペナルティ行為を繰り返し敗北すると続く次鋒・伊東も自分のペースで戦うことができず無念の敗戦。大将・三村につなぐことができず、悔しいストレート負けとなった。

◆長野寛コーチ
「(今日の選手の調子は)良くなかった。(結果について)今日の調子からしたら、よくがんばった。それでも優勝しなくちゃ悔しい。(優勝するためには)ひたすら稽古。(今回出た課題)間合いの際からの攻防。(4年生は)木原はテクニックがある。三村はテクニック自体はさほど高くないが、真っ直ぐに差し込むタイプ。(今後は)きちんと稽古していきたい」

◆三村桃子主将
「(準優勝だが)自分が負けて後輩に助けられたのが多かった。自分の力不足しかない。最後の最後で勝てなかったのは課題。(主将として)凄く厳しくやって怒ってばかりだった。けど、厳しくやってきたのが少しは形になったのはよかった。ついてきてくれた後輩もいたし、これを引き継いでいってくれれば。(4年として)気力と稽古だけは誰にも負けて無かったと思う。技術がなくても、気力で試合をしていけたし、通用した。(後輩には)まだまだ厳しくやっていってほしい。一人一人が自立して自分自身と向き合える空手をしていってほしい」

◆伊東佑季
「(今日は)自分の形で試合ができた時はポイントがとれたけど、そうじゃない時はとれなかった。(準優勝だが)決勝戦は自分のせいで負けた。目標が日本一になることだったので悔しい。(前回からの課題は)決勝では自分の組手ができなかったのでそこを直したい。(4年生から学んだことは)たくさんの事を学んだ。先輩ができなかった日本一を取れるように頑張りたい。(今後は)もっともっと努力していく」

◆廣瀬まり
「(今日は)去年は2回戦敗退だったが決勝までいくことができた。だから優勝したかったしそのために頑張ってきたので、自分のミスで申し訳ない。(前回からの課題は)技術面より精神面。克服して臨んだつもりだったが、最後、冷製さに欠けてしまった。(引退する4年生には)たくさんのことを学んだ。(今後は)優勝する」


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