• 6回無失点でリーグ戦初勝利を挙げた片山=神宮球場で(山本春煕撮影)

  • 福山慎はリーグ戦初スタメンで躍動した(池田初撮影)

単独首位!完封リレーで無傷の4連勝

[硬式野球部]東都大学野球1部春季リーグ対中大2回戦(2013年04月25日 18時19分)

 東都大学野球1部春季リーグ対中大2回戦が4月25日、神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

駒 大 130 000 000 4
中 大 000 000 000 0

      打安点
(9)砂 川 410
(4)福山慎 200
(6)下 川 400
(8)江 越 310
(5)福山亮 411
(2)木 下 410
DH柳 原 300
(3)西村凌 320
(7)齋 藤 200
     計2961

     回 打安責
○片 山 6 2460
 高橋涼 3 1340

 初回、砂川哲平(法3)が左前安打で出塁し下川知弥(営3)と江越大賀(法3)の連続四球で好機を作ると、福山亮(経3)の遊ゴロ間に1点を先制。2回にも西村凌(法4)と齋藤導久(政3)の連続四球から相手の失策と四球で3得点を挙げる。投げては先発・片山雄貴(商2)が毎回走者を背負うが粘りの投球で7回を無失点で切り抜けると、その後2番手の高橋涼平(経3)も得点を許さず、チームは今季初の完封勝利で勝ち点を挙げた。

◆西村 亮監督
「(今日は)勝った気がしない。良いところは何もない。こんな勝ち方もなかなか無い。全体的にピリッとしないというか。(片山は)もう少しいいピッチングができるはず。(交代は)もうあのときが。5回ぐらいでと思ったけど、6回はもうキレもなくなっていたので。(勝ち点2だが)たまたまというか。優勝とかはまだまだ。自分たちのできることをしっかりやっていかないと。(今季は)課題だった投手陣が頑張ってくれているので、攻撃陣がもっとやってくれないと。今後、今永・片山の2人は研究もされてくるだろうし苦しくなってくると思う」

◆松本皐兵主将(地4)
「(今日は)相手に助けられた。相手のミスで先制できたのは良かったけど四球も7つもあったのにそのあと0点っていうのは良くなかった。(ベンチは)何が何でも勝つっていうのが1番だったが、反省点もたくさんあった。(片山は)野手がだめだったので、ピッチャー頑張ってくれた。(昨日は)帰って練習だったんですけど、悪いほうの明るさで…昨日だけでなく悪い方向にむかってる。やるべきことをやろうとする意識が下がってて緊張感もってやらないと、優勝はできないですね。(青学戦は)もう一回練習から緊張感をもってやっていきたい。青学戦につながる練習をしていきたい」

◆片山雄貴
「(今日は)先週は力みがあったと周りに言われたので、体幹を意識しリラックスを心がけた。(初勝利だが)先々週の専大との試合で挙げたかったが、ふがいないピッチングをしてしまい次こそはという気持ちで挑んだ。次もこういうピッチングをしたい。(調子は)前半はあまり良くなかったが尻上がりに良くなってきた。変化球を低めに集める事が出来た。次の試合でも活かしたい。(代打・二十八の場面は)三振をとりにいった。最後はフォーク。4回の連続三振もフォーク。(チームの雰囲気は)勝ちムードで気が抜けている。残り3節集中して、一戦一戦勝つことを意識してやりたい」

◆福山慎吾(営1)
「(今日は)チームとしてはあまりよくない勝ち方。(初スタメンは)緊張はしなかったけど、力不足なので。課題は見つかったから練習するだけ。(一回転で取った飛球は)風が。でも取れたのでよかった。 (1年生も続々出てるが)どんどん下から出ていかないといけない。そんなに活躍してないから頑張らないと。(単独1位は)ここからだと思う。チームとして引き締めて。(次は)勝つだけじゃなくて、一人一人が自分だけじゃなくて、周りを見れるように。個人としても一試合出たので余裕も出る。周りを見れるように準備していきたい」

※また、twitterでも試合の速報をしています。併せてご利用ください。(@koma_baseball)

 なお、次戦・青学大1回戦は4月30日、13:00から神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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