• 三澤は主将として守備を牽引した=駒沢オリンピック公園第二球技場で(藤原菜摘撮影)

  • 幾度もチャンスシーンを演出した湯澤

  • 攻撃の起点となる活躍を見せた奥村

決定機決められず…黒星で閉幕

[サッカー部]関東大学サッカーリーグ戦・第22節法政大学戦(2012年11月24日 16時31分)

 第86回関東大学サッカーリーグ戦・第22節法政大学戦が11月24日、駒沢オリンピック公園総合運動場第二球技場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

 駒大0-1法政大
  (0-1)
  (0-0)

【得点者】()はアシスト
21分:[法]松田(星)

【メンバー】
GK大石健太[3]
DF大木暁[2]、三澤祥馬[4]、友廣壮希[3]、田中雄一[3]
MF若山瞭太[3]、碓井鉄平[3]、奥村 情[4] (→83分小屋松周平[4])、湯澤洋介[4]、中村 駿[1] (→HT小牧成亘[2])
FW宮城雅史[4] (→69分平尾優頼[2])
【SUB】
GK積田景介[1]
DF伊藤槙人[2]
MF荒井裕介[4]
MF豊田 豊[4]
※[ ]内数字は学年


 序盤から良いリズムを作り出し、ボール支配する。しかし、決定機に結び付くようなプレーができずにいると21分、右サイドからグラウンダーのパスを合わされ、先制点を奪われてしまう。追いつきたい駒大は果敢に攻めるも決め切れず前半が終了。後半に入ると序盤から相手ペースで再三ピンチを迎えるが、駒大ディフェンス陣が必死のプレーで守り切った。ピンチを迎える時間を乗り切ってから、駒大が再びボールを支配する時間帯が続く。今度は幾度となく決定機を迎えるが、最後まで決め切れず。試合は0-1のまま終了。黒星で最終節を終え、今季リーグ戦を締めくくった。



◆秋田浩一監督
「(最終節だが何を思って望んだか)4年間、自分達が一生懸命やってきたので、それを証明して、見ている人に納得させて欲しいと。頑張ったという証を見せて欲しいと。結果は負けたけどやっていたじゃないか。この次は勝つように、勝ちに繋げていけるように我々は努力していかなければいけないと思っている。 (期待できる選手は)来年入ってくる選手も、地味だけど良い選手。 (来季求めるもの)自分の実勢と責任。自分の犯した責任は取る、なにで取るかといったらチームのために頑張って取るしかない。 (4年生の頑張りとしては)一年を通して一生懸命やってくれた」

◆三澤祥馬(経4)
「(どんな気持ちで試合を臨んだか)最後もだが、勝つことだけを考えて臨んだ。来年の為にも勝っていい状態で終わりたかった。(後輩の人たち伝えたい事は)今年、昇格できなくて本当に申し訳ない気持ちでいっぱい。来年はまた今年[試合に]出てくれる人も多かったので、頑張ってほしい。(1年間を振り返って)昇格できなかったことが悔いの残るところなので、そこは来年の人たちに託すしかない。僕は駒大でやってきた四年間というのを次のステージへ出していくしかない」

◆湯澤洋介(政4)
「(ラストゲーム、どんな気持ちで)絶対に負けたくないという気持ちはあった。(今の気持ちは) 今日の試合に限っては本当に不甲斐ないの一言。 (試合後の涙は)責任を感じて。後輩に一部昇格という形として残してあげられなかったというのと、今日の試合最後なのに、俺が決めていれば負けはなかった、そういう責任とかが込み上げてきて涙してしまった。(これからの目標は)漠然としすぎて難しい。自分が一番磨きをかけていたドリブルでは誰にも負けたくないという気持ちはある。ドリブルだけじゃ通用しない部分もこれからあると思う。でも、一番自分のこだわっている部分では負けたくない」

◆奥村 情(G4)
「(最終戦どんな気持ちで挑んだ)試合前は駒大サッカーを見せればと思いながら入った。 (4年生同士で話は)それぞれが自分立場をしっかりと頑張れるように試合出でる人は出る人で頑張るし、応援の立場にいる人は応援の立場でがんばろうということは言っていた。(4年間振り返り)短いようでしたが、自分的には長い4年間だった。駒大に来て色々あったし、楽しいことばかりではなかったが、それも自分が成長できた事だと思うし、色々な経験をしていい4年間だったと思う。(後輩たちには)今年上げて上げられなかったが、もう一度1部に上がり強い駒大ができればと思う」

◆宮城雅史(商4)
「(今日は)ボールを回させるイメージでやっていた。そこから、縦へのパスやドリブルで攻めていこうと思った。いつもよりは前に早くというイメージ。決定機があったのに目きれなかったし、足が吊ってしまい最後なのに最後まで出れなかったのが悔しい。(最後だったが)今日は勝ちたかったし、観てもらっている人たちに体を張って、積極的な駒大のサッカーを観てほしいという気 持ちでプレーしてた。(今後は)やっぱり、ずっとサッカーをしていたからサッカーをやりたい。ただ、まだ話し合っていきたい」

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