• 精度の高いクロスで得点に貢献した前山=東京国際大グランドで(藤原菜摘撮影)

  • 先制点を決めた吉原(中央)と喜ぶ選手ら

逆転白星!Iリーグ笑顔で閉幕

[サッカー部]インディペンデンスリーグ2012(Iリーグ)7位ブロック・対筑波大学(2012年11月24日 01時43分)

インディペンデンスリーグ2012(Iリーグ)7位ブロックが11月23日、東京国際大学で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

☆駒 大2―1筑波大
   (0-0)
    (2-1)
【得点者】()はアシスト
67分:[筑]川崎(深山)
68分:[駒]吉原(前山)
72分:[駒]吉原
【メンバー】
GK野村政孝[3]
DF磯本圭吾[4]、糸井康裕 [3]、松島鷹史[1]、南出高宏 [4]
MF髙橋 翔[3] (→45分吉原 巧[1])、須藤隆平[4]、礒部裕基[2] (→79分久本悠斗[3])、前山貴史[4]、斎藤純平 [2] (→60分奥田 陸[2])
FW有川光紀 [1](→45分須貝 暁[2])
【SUB】
GK高橋健太[3]
※[ ]内数字は学年


 立ち上がりから、互いに攻撃の糸口がつかめず手さぐり状態で試合を展開する。すると
徐々にペースは駒大に。果敢にゴールに攻め立て、クロスを上げ、幾度ものチャンスを生み出した。だがこの決定機を決めきることが出来ず両者無得点で前半を折り返す。「役割をはっきりさせた」(岩本コーチ)とポジションを変更し臨んだ後半だったが、67分ペナルティエリア付近でFKを献上。これを直接決められ先制を許す。しかし、その1分後に前山のクロスに吉原がきっちり合わせ同点弾を叩き込む。さらに72分、またしても吉原が2点目となる得点を決め見事逆転勝利を収め、最終節を締めくくった。

◆岩本哲也コーチ
「(今日を振り返って)前半は、前からプレスするのがうちのやり方なので、そこから限定していって縦パスをしっかり狙えという話をした。そこまではいけても、前半は奪った後ボールを全部失っていたので、ハーフタイムでは攻撃のチャンスは奪ったボールに対してもう少し丁寧に確実に前に運ぶという話をした。後半に関しては攻撃の面では前にボールが正確に入るようになったので若干攻撃は行けるようになったと思う。今日は最後というところもあって、特に4年生はすごく気持ちも入っていたと思うし、一生懸命やった結果なので良かったと思う。でもこれで終わりではなく、この後彼らがどう生きていくかが大事」

◆須藤隆平(政4)
「(今日は)最後のところで結構集中した。特に意識したことは、勝つということ。とにかく勝ちたくて、勝って終われればなんでもいいかなと。(個人的には)点を取りたかった。でも勝てて良かった。(2得点は)嬉しかった。1点取ってからはいけるなと思い、2点目も取れると思っていたので良かった。2点ともうちっぽい形で取ることができた。前半からチャンスはあったし、悪くはないと思ったがあとは決めきるだけだった。(4年間を振り返って)僕はずっとIリーグだったが、優勝したり2部に落ちたりしたが最後まで諦めないという事を学んだ。それが今日出ていたと思う」


◆前山貴史(歴4)
「(今日は)個人的にはIリーグが久し振りで固くなっていた部分もあって入りは良くなかったが、4年生が最後だということで自分でやらなきゃという意識になったのか、後半は結果を残すことができたので良かった。(セットプレーでは)相手のキーパーがそんなに高くなかったので、うちは高い人がいっぱい居たので、セットプレーはチャンスだなと思った。(4年間を振り返って)苦しいこととかいっぱいあったが、4年間駒大サッカーをやってきて、人間として成長できるものがあったし、次のステップに生かしていきたいと思う」

◆磯本圭吾(営4)
「(どんな気持ちで)いつものようにとは考えていたが、やっぱり今後サッカーをしないので、真剣勝負とういうか学生でやるのは最後だから、終わったあとは感慨深いものがあった。(今日は)後輩たちの4年生の為に頑張る姿勢も見えていたし、4年生も何か伝えないとだめという気持ちがあった、全体として気持ちが入った試合だった。(調子は)点を取りたかったが、守備なのでやることやって点を取れていれば文句なしだった。(最終節を終え)みんなにありがとうを言いたいし、ここまで続けてこれたのは両親のおかげなので感謝している」

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