• 同校戦を制し、優勝した原田=慶應義塾大学日吉記念館で(庭野圭一郎撮影)

  • 村田は奮闘の末、念願の優勝を果たした(松下恵大撮影)

帝京抑え、圧倒的な4階級制覇!

[空手道部]第23回関東学生空手道体重別選手権大会(2012年11月04日 21時33分)

 第23回関東学生空手道体重別選手権大会が11月4日(日)、慶應義塾大学日吉記念館で行われた。男子組手は3回戦まで1分30秒フルタイム、4回戦以降2分フルタイムで6ポイント先取制のトーナメント方式。ただし準決勝より3分フルタイムで8ポイント先取制となる。結果は以下の通り。

【男子67kg級】
優勝    鳴島由貴(経1)

【男子75kg級】
優勝    原田 龍(営3)
ベスト4  石井詳馬(商4)

【男子84kg級】
優勝    山田裕士(経1)
ベスト4  瀧本和馬(経3)

【男子84kg超級】
優勝    村田 匠(経3)
ベスト4  中田貴也(禅4)

 男子組手75kg級の準々決勝では石井対佐藤、準決勝では原田対石井と同校対決を繰り広げ、原田が決勝へ進出。男子は67kg級で鳴島、75kg級で原田、84kg級で瀧本、84kg超級では村田が帝京大相手に奮闘。決勝進出者全員が優勝し4階級を制覇し、駒大勢が他大学を圧倒した。

◆杉山俊輔監督
「(今日は)本当によくがんばったと思う。でもここで満足するのではない。これくらいの力は皆持っている。ただ、今日はよく頑張った結果。(特によかった選手は)…みんな。1年には期待している。山田は全日本選手権の選考にも外れて悔しかったはずだから、よく頑張った。(体重別で普段とは違うのでは)対戦相手の力は変わるけど、うちは意識してないから。戦法は万人に通じるものだから。(決勝戦は帝京とだが)今まで自分達がやってきたことが勝っていると確信した。全日本でも戦うから勢いよくやっていきたい。喜ぶのは今日だけ」

◆原田 龍
「(今日は)三度目の正直で優勝できて良かった。(前回からの課題は)試合前に新しい技を試そうと思い、その技が試合で使えたので良かった。(今大会の目標は)達成できました。(次の大会にむけて)1つ1つ集中してチームで勝ち上がっていきたい。(今回は普段と違う体重別だったが)特に影響はなかった」

◆村田 匠
「(今日は)前半は力んでしまい、反則が多かった。後半は切り替えて中段、上段をうまく使えた。(優勝という結果について)優勝できてうれしい。18日にある全日本でもこのペースを崩さずにいきたい。(意識してきたこと)上段のみだったので、中断を意識してきた。(今回出てきた課題は)切り替えが遅い。(体重別は)個人戦だったのでプレッシャーがなく、自分の好きなようにできた。(全日本の意気込みは)優勝したい」

◆山田裕士
「(初出場で優勝は)最初は緊張したけど、戦っていくうちに緊張がほぐれて良かった。(課題は)もっと積極的な試合展開したい。(今大会で目標は達成できたか)まだまだできていない」

◆鳴島由貴
「(今日は)激戦区だったけど、調子が良くて。決勝でも思い切ってできてその結果がでた。(1年生で優勝だが)チャレンジャーだと思っている。戦う相手に先輩が多かったけど、悔いはないし、普段の成果が出た。(体重別と普段と違ったが)相手が同じ体格なのでやりやすかった。(決勝進出者全員優勝だが)これを機に全日本でも優勝を目指す。(次の大会は)4年生にはお世話になったし、ご指導していただいた。全日本で優勝するために4年生のために頑張りたい」

      

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