• 決勝でも相手を圧倒した伊東=慶應義塾大学日吉記念館で(庭野圭一郎撮影)

駒大勢が奮闘、伊東は悲願の優勝!

[空手道部]第23回関東学生空手道体重別選手権大会(2012年11月04日 21時28分)

 第23回関東学生空手道体重別選手権大会が11月4日(日)、慶應義塾大学日吉記念館で行われた。女子組手は3回戦まで1分30秒フルタイムで6ポイント先取のトーナメント方式。4回戦より2分フルタイムとなる。結果は以下の通り。

【女子50kg級】
優勝   伊東佑季(商2)

【女子55kg級】
ベスト4  保岡 笑(歴3)
     井地茉莉花(心4)

【女子61kg級】
準優勝   田口聡珠(GM2)
ベスト4  佐野まどか(国文1)

【女子68kg級】
準優勝   竹井実都樹(経2)

 女子組手50kg級は昨年準優勝だった伊東が難なく勝ちあがり、決勝戦も圧倒的な強さを見せ、悲願の優勝を飾った。66kg級では田口、68kg級では竹井が健闘し、いずれも準優勝。他にも保岡、井地、佐野の3人がベスト4入りと今月行われる全日本に向け大健闘した。

◆杉山俊輔監督
「(今日は)本当によくがんばったと思う。でもここで満足するのではない。これくらいの力は皆持っている。ただ、今日はよく頑張った結果。(伊藤は)自分の戦いで最初の攻防をとれたのが良かった。少し危ないところもあったが、流れを止められずに戦えた。(女子全体的には)力はついてきた。帝京を意識してこれからも勢いよくやっていきたい。(次戦は)4年最後の試合なので、頑張った嬉しかったなどあると思うが満足せずにこの勢いを繋げていけるように。4年の力を期待したい」

◆伊東佑季
「(今日は)昨年準優勝で絶対優勝したかった。頑張りが繋がったから良かった。(前回からの課題は)自分の技と戦法がまだまだ甘い。頭を使って戦えるように。そういうところでまずは目の前の大会に集中した。(体重別と普段と違ったが)大きい相手とはやらないけど、逆に小さい相手とやってもぐりこまれるのが苦手だった。ただ、自分から詰めて先に潰せたのは良かった。(次は)全日本は絶対優勝するつもり。去年は悔しい思いをしたので今年は日本一に。技やもっと体を大きくするなど勝てるように鍛える」

◆竹井実都樹
「(今日は)アップの段階では良かったが、試合になると悪いところが出てしまった。(準優勝という結果について)優勝したかったので納得はしてない。(意識してきたこと)気持ちを前に出すことを意識してきた。(今回出てきた課題)技術面で課題が出てきたのでそこを埋めていきたい。(体重別は)自分よりも大きい選手が多かったが、いつも通りに戦うことを意識した。(次は)今回出た課題を潰して、全日本に向けて死に物狂いでいく」

◆田口聡珠
「(今日は)最初はいつもの調子が出なかったが、後半になるにつれて、徐々に自分の形を出すことができた。(準優勝という結果について)大学の大会で個人入賞したのは今回が初めて。準優勝という結果は悔しいが、進歩することができたのでこれを自信にしたい。(意識してきたこと)とにかく結果を残す。(今回出た課題)もっと自分からポイントを取れるようにした。(体重別は)特に意識することなくいつも通りやった。(次は)これからの課題を活かして全日本に挑みたい」



発行冊子最新号一覧背景(左)

空手道部の前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)
発行冊子最新号一覧背景(左)

前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)