• 1回、白崎は先制の中前適時打を放った=神宮球場で(瀧埜ひとみ撮影)

  • 2安打でチームに貢献した砂川(服部萌香撮影)

  • 8回、代打で出場した齋藤は公式戦初本塁打を放った(池田初撮影)

好調維持、相手の隙突き先手取り

[硬式野球部]東都大学野球1部秋季リーグ対東洋大1回戦(2012年10月02日 21時10分)

 東都大学硬式野球1部秋季リーグ対東洋大1回戦が10月2日、神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

駒 大 100 014 010 7
東洋大 000 000 010 1

(7)中 谷 500
(8)小 林 522
(5)下 川 521
5 前 田 000
(6)白 崎 521
(9)江 越 410
(3)福 山 200
3 古 市 000
DH柳 原 300
HD斎 藤 111
(2)戸 柱 400
(4)砂 川 420
     計38105 

▽二塁打=江越
▽本塁打=斎藤

     回 打安責
○井 口 9 3361

 初回、内野安打で出塁した小林勇登(経4)が相手投手の暴投も絡み三塁まで進むと、白崎浩之(法4)の中前適時打で先制。5回にも得点して迎えた6回、無死一、二塁から相手の適時失策、小林の2点適時打と一挙4得点で東洋大を突き放す。さらに8回には代打の斎藤導久(政2)が右越本塁打を放ち加点。その裏、先発・井口拓皓(経4)が無死から三連打を浴び1点を失うが3試合連続となる無四球完投で2勝目を挙げ、投打が噛み合いチームは快勝した。


◆西村亮監督
「(今日は)難しい試合。勝った感じがしないというか、結果を見ると良いが内容的にはいまひとつ。(井口は)特別良いというわけではないけど、なんとか粘り強く投げていた。良い時はもっとキレがあって良いピッチングができる。終盤に1、2点とられるところは課題。完封を望んでいるのは僕もだしあっちもだろうから。(打線は)この二桁安打もいつまで続くかわからないが、今日も満塁の場面でも打って点数をとれたわけでもないので。積極的にいけ、というのは野球の基本ですから。でも打力があろうとなかろうが積極的にいってほしい」

◆小林勇登主将
「(今日は)相手に助けられたところがある。(2打点)たまたまだが良かった。(二桁安打は)良いことだが打つ方は特に気にしていないので、守備の面を重視して。(下川の失策は)しっかり練習すること。(井口は)今日は変化球とかも良かったと思う。(齋藤の本塁打は)まだまだこれからだけど、結果が出てよかった。(明日は)勝てるように頑張る」

◆井口拓皓
「(今日は)状態は良くなかったが、序々に。調子が悪い中でも毎イニングごと丁寧にいこうと。(3試合連続無死球完投は)無駄な四球が大量失点につながってしまうと思うので、そういった面では試合がつくれているのかなと思う。(8回の失点は)代打で出てきた選手に打たれてしまって、終盤のああいうところが甘いなと。でもその後に無死一、二塁を切り抜けられたのは大きかった。(チームの打線は)毎回塁に出てくれるからしっかり休めるし流れもスムーズにいける。頼もしい打線。(明日は)いつでも投げる準備はしておく。投手陣をまとめて良い流れで勝てるように、2連勝で決めたい」

◆白崎浩之
「(初回の適時打は)変化球。追い込まれていたので食らいつくだけ。初回になんとか取りたかったので。(調子は)そんなに悪くない。(プロ志願届出して意識は)そこまで全然。勝ちにこだわっているだけなので、気にしていないです。打つことはアピールになるけど、チームで戦っているので意識はそこだけ。(井口は)今日もテンポが良くてすごく守りやすかった。やってくれるな、と。(周りの活躍は)本当にみんな頼もしい。このまま乗っていけたらチームとしてもいい。(明日は)明日も気を引き締めて勝ちにいきたい」

◆砂川哲平(法2)
「(今日2安打だが)東洋戦まで全然だめだったので、空き週で調整できてベストな形で打つことができた。(空き週は)バットの出し方やタイミングを意識して技術的な細かいところを調整した。(チームの打線は)みんなが1打席1打席に集中している成果が出ていると思う。(井口は)ストライク先行で要所を締めたピッチングをしてくれるのでリズムよく守りやすい。(明日は)まだ勝ち点を取ったわけではないので、1試合1試合を全力でやるだけ」


※また、twitterでも試合の速報をしています。併せてご利用ください。(@koma_baseball)


 なお、次戦・東洋大2回戦は10月3日、10:30から神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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