• 不戦勝とはなったが、ドライブを次々決める善戦で8強入りを勝ち取った根本=所沢市民体育館で(草場早稀撮影)

  • ランク入りを果たすが、本来の力を出し切ることができなかった佐々木

根本8強入りの活躍で新人戦に幕

[卓球部]関東学生新人戦2日目(2012年05月25日 19時55分)

 関東学生新人戦2日目が5月25日、所沢市民体育館で行われた。結果は以下の通り。

<男子シングルス4回戦>
○内山健吾(現1)3―0野村(慶大)●
●藤本知得(心1)0―3松下(明大)○
○佐々木雄野(営1)3―0水谷(明大)●
●吉田拓磨(経1)0―3松浦(専大)○
○関村友貴(国1)3―2藤原(早大)●
○根本一城(市1)3―2平野(国大)●

<男子シングルス5回戦>
●内山1―3定松(日体大)○
○佐々木3―0町田(国大)●
●関村1―3前田(法大)○
○根本3―0松崎(法大)●

<男子シングルス6回戦>
●佐々木0―3山本勝(早大)○
○根本0―0厚谷(専大)●(棄権)

〈男子シングルス準々決勝〉
●根本1―3山本直○

 大会2日目の今日は、シングル4回戦からが行われ、ランク決定戦では根本、佐々木の2名が勝ち抜いた。ベスト8が決まる6回戦では、佐々木が相手の球に対応できずに敗退する一方、根本は長短ついた球で粘り強く攻撃。鋭くコースをついたドライブを次々と打ち込んだ。これで勢いづき試合をものにすると思われたが、ゲーム終盤での相手の負傷により不戦勝に。続く準々決勝でも、前戦の勢いのまま1セット目をものにするが、その後相手の攻撃が決まりだすと、力及ばず。それでも8強入りを決める活躍で、新人戦を締めくくった。

◆長崎隆志監督
「(今日は)ランクに入れたのはよかったし、根本の努力している成果が出てよかった。1年生も着実に力をつけているし、あとは気持ちを前に前に出していくだけ。あとはステップを踏んで、持ってるものを伸ばしていければ。(今後は) 関東学生は、ランクに2人は入りたい。チームの目標は団体だけど、関学、インカレとステップアップして秋に春以上の結果を残せれば」

◆根本一城
「(今日は)初戦の国学戦がターニングポイントだった。(8決定戦は)相手のやることはわかっていたし、我慢して対応するだけだと思っていた。粘り強く、しつこく攻めれたのがよかった。(準々決勝は)どんな場面でも100%自分に自信もってプレーできなかったところが甘かった。((次は)今回の結果は前向きに捉えられる。反省、課題を突き詰めて、関学に向けて1ヶ月しっかり練習してランク狙っていきたい」

◆佐々木雄野
「(今日は)高校のインターハイで当たった相手だった。勝ちたかったし、対策を考えていた。得意のフォアが入らなくて、足が動いていなかったのが敗因。持ち味出せなくて、自分が勝てる展開に持っていけなかった。相手のペースを変えれないまま負けてしまって、不甲斐なかった。8に入りたかった。(今後は)関東学生で1年でとにかくランクに入りたい」

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