• 先輩後輩として談笑する清水(向かって左)と林田太(右)=駒澤大学深沢校舎大ホールで(須部楓撮影)

  • 小山田監督や熊本コーチらと

  • 後輩達が清水を囲んでの1枚

皆の応援を受け、OB清水五輪へ

[ボクシング部]清水聡選手オリンピック壮行会(2012年06月25日 05時45分)

 6月24日OBの清水聡(08年度卒、現・自体校、バンタム級)のロンドンオリンピック出場を鼓舞するため「清水聡君ロンドンオリンピック壮行会」が駒澤大学深沢校舎の大ホールで開かれた。清水は北京オリンピックに続いて2度目の出場となる。会場では駒大ボクシング部総監督や監督、コーチをはじめ後援会の方や後輩などが清水を囲んで和やかな雰囲気の中談笑し、ボクシング部の縦と横両方の絆の強さを垣間見ることができた。会の最後には清水本人からのあいさつがあり今後の試合への抱負と今まで支えてくれた人への感謝の気持ちを述べてたくさんの拍手と共に会は締めくくられた。


◇清水 聡(しみず さとし)/1986年3月13日生まれ。関西高校出身。身長178㎝、サウスポー・アウトボクサー。


◆清水聡
「(今回の出場について)前回納得いかなかったので、リベンジしたいと思った。今回は勝ちにこだわった試合がしたい。前は楽しんでやりたかったが、今回は結果だしてなんぼだと思う。(大学生の時と今の違いは)組織に入ってやってるのでプレッシャーはあるし、結果を出さないと貢献出来ない。練習環境はいいし、スポーツだけ集中してやらせてもらっているし、自体校からオリンピック選手が12人出るので心強い。(4年前と今を比べて)今回は合宿が少なかったのでもっと合宿をしたかった。体力面や技術も強化したい。(自分のプレーの良さ)必殺のパンチ・左ボディーとアッパーで相手にダメージを与え有利に進めていけること。(メダルは)金メダル取ります!(意気込みは)3つという少ない枠の中で枠を取れたのは良かった。関係者の皆さんのおかげ。最高の状態に仕上げて、オリンピックでメダルをとって、良い結果をだして駒澤のスポーツを盛り上げていきたい。皆さんの応援を背にして必ず何かかけて帰ってきます。今後とも応援よろしくお願いします」


◆林田太郎コーチ
「(現役時代の関係は)清水さんが大学生の時は一緒に練習はあまりしたことはなかった。全日本の合宿で一緒にスパーをしたりして今では先輩と言えるほど親しくさせてもらっている。(尊敬しているところは)自分は頑張ってる姿を人にみせたくない、清水さんはいつもフワフワしているけれど、それで結果をだしている。抜くところは抜いてやるときはやるメリハリがある所が、すごく尊敬できる。自分も清水さんみたいになりたいと思う。(清水選手の印象は)清水さんは、パンチが弱いイメージがあるかもしれないが、本当はとても強く、性格も普段は穏やかだけれど試合になるとすごい勝ち気がある。自分も全日本でスパーさせてもらったが、ほとんど流されてしまって触ることができなかった。あと、スタミナがすごくあり、華奢な体格だが、ガンガン攻めてくる。身長を生かした清水選手しかできないボクシングができ、自分としては戦いたくない相手だと思う。(オリンピック出場について)オリンピック2回目の出場は妥当。技術面も体力面も実力は兼ね備えているので、メダルは十分に狙える」

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