• 帝京大を相手に接戦を繰り広げた竹井=日本武道館で(池田 初撮影)

  • 先鋒としてチームを勢いづけた伊東

  • 堅い勝利でチームに貢献した三村主将

帝京倒せず、4年連続で東日本準優勝

[空手道部]第48回東日本大学空手道選手権大会(女子)(2012年05月06日 08時52分)

 第48回東日本大学空手道選手権大会が5月5日(土)、日本武道館で行われた。組手は2分6ポイント先取制のトーナメント方式となる。結果は以下の通り。

【女子団体戦 組手の部】
準優勝
駒 大0―2帝京大☆
先鋒●伊東佑季(商2)1―5
中堅●竹井美都樹(経2)3―5
大将 三村桃子(歴4)

 順当に勝ち上がって迎えた女子団体組手決勝、相手は昨年と同じ帝京大。先鋒・伊東は序盤に上段突きで先制し試合をリードする。しかし相手に1本を取られると流れが一変。差を広げられ、最後は1-5の大差で敗れた。続く中堅・竹井も開始早々に1本を取られるが、食らいつき接戦に。それでも時間切れで敗戦を喫すると、後ろに構える三村に回すことができずに4年連続準優勝となった。

◆長野 寛コーチ
「結果はともかく粘り強かった。綺麗に試合が運んでなくても勝てた。(準優勝だったが)もう少し力強くいってほしい。力不足だから相手の技に目がいく。(また帝京だったが)やはり壁は厚い。いい線はいけてるがそこを突破するのが大変。稽古しかない。(今月大会が多いが)質を上げなければ何も変わらない。コマスポや学生がいいなと思ってくれるチームに。負けちゃだめ。(今年の目標は)全日本に限らずてっぺんを目指す」

◆三村桃子主将
「試合に出る人と出ない人関わらず、応援も含めてみんなで戦えたということで、この東日本での試合を通して今日からどうしていくかを考えられた。(準優勝は)能力が甘い。帝京はポイントの取り方が派手というか。駒大の攻撃が地味に見えるかもしれないが、武道としては理にかなっている。誰が見てもポイントが取れていると思われるように、全日本が終わるまでに勝負していきたい。」

◆竹井美都樹
「いけるところでいけなかった。優勝目指してやってきたので、あと1ついつも勝てないのが悔しい。(先輩になったが)試合の意気込みは1年も2年も変わらない。自分に厳しくやっていく。(5月大会多いが)練習で積まなきゃいけないことか多い。練習での反省点を生かしたい。(次に向けて)1回戦から気持ちをいれてやる。毎日の練習でも同じで気持ちを入れてやっていく。しっかりてっぺんに立てるよう練習したい」

◆伊東佑季
「帝京は勝てる相手だっが、先鋒としての勢いをつけるべきだった。(チームとしては)気持ち、勢いでも相手を上回っているべきだった。(準優勝は)日本一が目標なのでまだまだ。今回の反省を活かして練習で意識していきたい。そのためには技術はもちろんだが、気持ちの面でも相手を上回ることが必要。(今後は)自分のベストの状態を試合で出すための練習をし、今回の反省を活かす」

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