• 前進を試みたが、強烈なタックルで何度も阻まれた=アミノバイタルフィールドで(青山奈那美撮影)

  • 主将としてチームを引っ張った#77鈴木(山田遼太郎撮影)

  • #3松川は副将として守備陣をまとめた

  • 攻撃の軸となった副将#70川井とQB#12柳

2年前の悪夢再び、2部降格が決定

[アメリカンフットボール部]関東学生アメリカンフットボール秋季リーグ入替戦(2010年12月13日 00時39分)

 2010年度関東学生アメリカンフットボール秋季リーグ1部2部入替戦、対拓大戦が12月12日(日)、アミノバイタルフィールドで行われた。結果は以下の通り。

駒 大8―38拓 大☆
1Q(0―3)
2Q(0―14)
3Q(0―0)
4Q(8―21)

 最初の守備でファンブルリカバーに成功し、フィールドゴールを試みるが失敗。その後に先制を許すと、2Qにも2つのタッチダウンを決められ17点差で前半を折り返す。後半に入るとラン攻撃を中心とする相手にうまく時間を使われる。4Q終盤にQB#12柳創基から#4佐藤礼文へのタッチダウンパスが決まり反撃を試みるが、守備陣が踏ん張れず、追加点を奪われ敗戦。1部校として臨んだ2年前同様、入替戦に敗れ、2部降格が決定した。

◆新倉晴彦監督
「負けるべくして負けた。フィジカルから体力、基礎、全て相手の方が上だった。(敗因は)シーズンを通して、けが人を想定しながらやってきたけど、歯止めがきかなかった。(引退の4年生に対しては)それぞれのリーダーシップは本当に良かった。けど、チームのまとまりに欠けた。それはチームのトップの責任だし、こんな悲しい思いをさせてしまい申し訳ない気持ちでいっぱい。(来年は2部だが)ゼロからのスタート。チーム全員の考えが甘いから、そこを直さなければいけないと思っている」

◆#77鈴木慎也主将
「負けるとは思ってなかったんで悔しかった。自分たちの取り組みより、拓大の取り組みの方が上回っていたということ。引退なんで下級生はこうならないように頑張ってほしい。(今季は)2回目の1部だったけど、想像以上に厳しい試合が多かった。(主将としての1年間は)大きいけがをしたんで、チームに迷惑をかけた。でも、みんなが支えてくれた。最初はきつかったけど、終わってみれば楽しかった。(同期に一言)4年間ありがとう」

◆#70川合芳直副将
「勝てる試合だった。ディフェンスは頑張ったがオフェンスで点が取れなかった。入替戦が決まった時からランプレーを出そうと言っていたが、できなかった。(昨年の)先輩には本当に申し訳ない。(副主将としての1年間は)自分は引っ張っていけるタイプではないので、プレーで見せるしかないと思っていた。でも、やっぱり1部で1勝もできなかったのが悔しい。監督、コーチも一生懸命指導してくれた。本当に有り難いと思う。(後輩には)来年、1部に上がって勝ってほしい。終わってからの後悔はしてほしくない」

◆#3松川陽志副将
「(今日は)悔しいのは当たり前だけど、楽しかった。(敗因は)分からない。全部が敗因だった。(副将としての1年間は)1部で何か大きいことをやりたいと思っていた。自分では思い切りやれたので良かった。(4年間で1番印象に残っている試合は)今日の試合。こんな試合をしたら忘れられない。(後輩には)とにかく4年間大学でアメフトをやることは1回しかできない。だから、何か大きいことをやろうと常に思いながらやってほしい」

◆#12柳 創基
「(今日は)悔しいの一言しかない。(敗因は)向こうのディフェンスのプレッシャーがきつくて、なかなかパスができなかった。(4年生としての1年間は)3年は怪我で出れず、このシーズンが初めての試合だったので充実はしていたが、1回も勝てなかったことは悔しい。(4年間で1番印象に残っている試合は)やっぱり最後の試合が思い出になると思う。(後輩には)来年は絶対1部に昇格してほしい」

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