• 山梨県代表として活躍した石井=東京武道館で(桝島知佳撮影)

石井、出身地・山梨県をベスト8に導く

[空手道部]第38回全日本空手道選手権大会(2010年12月11日 19時11分)

 第38回全日本空手道選手権大会・男女組手団体戦予選が12月11日、東京武道館で行われた。選手は各都道府県の代表として出場。駒大からは10名が出場した。結果は以下の通り。

☆男子団体組手☆
【ベスト8】
山梨県
石井詳馬(商2)

【2回戦敗退】
青森県
笹森悠太(社1)

群馬県
原田 龍(営1)

【初戦敗退】
三重県
糸川秀幸(政4)

静岡県
島袋徹一(経4)

千葉県
浮島侑里(経1)

☆女子団体組手☆
【3回戦敗退】
鹿児島県
保岡 笑(歴1)

【2回戦敗退】
宮崎県
成岡葉子(社4)
井地茉莉花(心2)

【初戦敗退】
静岡県
木原明日香(地2)

 選手らが生まれ育った都道府県別に分かれて戦う組手団体戦。各都道府県の選手選考を勝ち取った選手たちが出場。山梨県代表として出場した石井は、準々決勝で昨年、今大会個人戦王者の荒賀龍太郎(京都産業大学)擁する京都府代表に敗れたが、駒大勢最高のベスト8入りを果たした。女子は鹿児島県代表・保岡が3回戦まで進出したが、和歌山県代表に敗れベスト16で姿を消した。

◆末次美樹コーチ
「(今日は)全体的にツメが甘かった。課題。あまりいいプレーを見受けられなかったけど、原田と石井は頑張っていた。(新体制が始まったが)まだまだこれから育てていくという感じ。どういう風にチームの色を出すのか楽しみ。(今年は)あっという間だった。優勝という結果を残せなかったので、優勝したかっという気持ち。また1から作り上げていく」

◆石井詳馬
「(今日は)最近、山梨県は1回も勝っていなかったので1勝を目標にして頑張った。今日はチームで最年長だったから勢い付けたり引っ張っていこうと思っていたけど、準々決勝では先鋒で負けたりしてうまくできなかった。でも国体の時と比べて下がることが少なくなった。(明日の個人戦は)みんな強いので、1回戦からしっかり自分の持っているものを出して戦っていきたい。一つでも多く勝ちたい」

◆原田 龍
「(今日は)試合内容はつめて自分から。あまり調子が出なかった。相手に技を出させていた。(駒大ではなく県代表だが)団体戦的には変わらない。(調子は)いいってわけじゃないが、落ち着いて試合ができて良かった。(明日の個人戦は)今日みたいにつめて自分から技をしかけられたらいいなと思う。(目標は)一戦一戦勝ち上がること」

◆保岡 笑
「(今日は)緊張しなかったがあまり自分の思うように動けなかった。悔いが残る試合だった。(今年1年を振り返って)前期に比べると得意技が分かってきてそれを使えるように努力した。のびのびできるようになった。(来年に向けて)後輩も入ってくるので負けないように。先輩に頼らず自分で成長したい。自分で考えて行動したい」

 なお、男女組手個人戦は12月12日、9:00から日本武道館で行われる。石井、原田が県代表として出場。

■会場へのアクセス
東京メトロ東西線、半蔵門線、都営地下鉄線「九段下」駅2番出口から徒歩5分

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