• 粘りの投球で完投する海田=神宮第2球場で(矢萩祥恵撮影)

  • 右翼線二塁打を放つ赤木=神宮第2球場で(矢萩祥恵撮影)

エースの底力!完封で勝ち点奪取

[硬式野球部]東都大学野球2部秋季リーグ対日大3回戦(2009年09月16日 09時46分)

 東都大学野球2部秋季リーグ対日大3回戦が9月16日、神宮第2球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

駒 大 101 000 000 2
日 大 000 000 000 0

      打安点
(8)小 林 320
DH赤 木 321
(4) 林  410
(3)笠 間 201
(7)谷 口 310
PH7椎 葉 100
(6) 岡  300
(5)増 本 400
(9)佐野逸 300
(2)上村新 310
    計 2972

▽二塁打=赤木

      回 打安責
〇海 田  9 3450
 
 初回、小林勇登(経1)、林 裕也(経4)の2本の安打などで1死一、三塁とすると、4番・笠間将裕(商3)が左犠飛を放ち先制する。3回には、2死二塁から赤木義英(営3)の右翼線二塁打で加点。序盤から主導権を握る。
先発・海田智行(経4)は制球に苦しみながらも、完封で今季初勝利。再三のピンチも粘りの投球で切り抜け、エースの貫録を見せた。


◆小椋正博監督
「海田、上村新のバッテリーが粘って、流れが傾きかけたところを抑えてくれた。(今日の課題は)送りバント。1球目をファールするならまだしも、フライは良くない。せっかく走者が出ても流れが悪くなる。(昨日とメンバーを入れ替えたのは)相手が十亀になるだろうと予想して。もちろん、昨日当たっていた選手もこれからどんどん使っていく。(次戦は2季連続で負けている東農大だが)苦手意識はない。ただ、技術面や精神面で今までと違うところを出して、流れをつかんでいきたい」

◆林 裕也主将
「(今日の試合は)勝ててよかった。(3連戦だったけど)体調は大丈夫。みんないい調子できている。(海田の投球は)昨日は自分の責任で(海田に)投げさせてしまった。3連投だったけどエースらしく抑えてくれて、頼もしかった。(1年振りの開幕勝ち点は)これは大きい。負け、勝ち、勝ちだったから、この勢いで次につなげたい。(農大戦は)前が屈辱的な負けばかりだったので、とにかく勝ちにこだわっていきたい」

◆海田智行
「すごく疲れた。(今日の出来は)まあまあ。体のバランスが悪くて中盤から終盤はセット(ポジション)にして、コントロールを意識した。特に「完投しろ」と言われた訳ではないが、監督やコーチは完投させたいんだろうなってのは頭の隅にはあった。(最後のガッツポーズは)気持ちが出た。負け、勝ち、勝ちっていうのは流れに乗れる。(次の東農大戦は)自分の球を投げて、任された試合を勝ちにもっていきたい」

◆赤木義英
「(3回の二塁打の球は)真っすぐ。今日は使ってくれないと思ってたけど使ってくれたので、打って返さないといけないと思い初球から打っていこうと思った。(久々の公式戦の守備は)セカンドは緊張するが、レフトはオープン戦でも入っていたし、緊張はしなかった。今日は打席の方が緊張した。(外野と内野では)ゴロとフライの違い。外野はフライが多いが、内野はゴロが多く、打球が合わないこともあって緊張する。(打順については)9番のほうが気が楽だが、今日の2番は気合いが入っていた」


 なお、次戦・東農大1回戦は9月21日(月)に12:30から東農大グランドで行われる。

■東農大グランドへのアクセス
・小田急線「経堂」駅から徒歩15分、「千歳船橋」駅からバスで5分
・田園都市線「用賀」駅からバスで7分
 バス1番乗り場「世田谷会館行き」
 バス2番乗り場「祖師谷大蔵駅行き」
 ともに「東農大前」下車

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