• 空振り三振に倒れ、最後の打者となった山本祐。右はノーヒットノーランに喜ぶ中大・鮫島=神宮球場で(和田達也撮影)

1年生投手に屈辱のノーヒットノーラン

[硬式野球部]東都大学野球春季リーグ1部2部入れ替え戦(2008年06月08日 17時52分)

東都大学野球春季リーグ1部2部入れ替え戦対中大2回戦が、6月8日に神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

中 大 020 000 000 2
駒 大 000 000 000 0

      打安点
(5)涌 井 400
(6)赤 木 300
PH山本祐 100
(4) 林  300
(3)前 原 200
DH高 山 300
(8)佐野逸 200
PH笠 間 100
 8石 橋 000
(2)上 村 300
(7)増 田 300
(9)屋 宜 200
     計2700

      回 打安責
●坂 口 42/3 2152
 梅 澤 31/3 400
 海 田  1  300

先発・坂口智行(歴4)は2回に連続二塁打を打たれると、続く打者に適時内野安打を打たれ2点を失う。5回から登板した梅澤晃平(経1)は8回に2安打を許し無死一、三塁のピンチを迎えるが、後続を三振と併殺に打ち取り逃げきった。9回には3番手・海田智行(経3)が登板し、三者凡退に抑え追加点を許さなかった。しかし打線は相手の1年生投手・渡邉の前に沈黙し、11三振の無安打無得点に終わった。

◆小椋正博監督
「(今日は)何にもない。完敗です。守る一方でした。明日ですね。相手のピッチャーも1年生なんだけどね。先発投手は神経質になってるんじゃないかな。もっとアグレッシブにいかないと。(明日は)やらないと2部に落っこっちゃう」

◆古橋慶樹主将(経4)
「(今日は)ピッチャーはよく放ってくれた。あとはバッターです。(相手投手は)変化球も低めに決まってたし、良いピッチャー。(ノーヒットは)屈辱です。(今日はどんな気持ちで挑んだ)自分たちは挑戦者。向かって行く姿勢忘れずに、やってきたこと出すだけ。今日の負けから、明日しっかり切り替えて挑みたい。勝つしかないです」

◆坂口智行
「4番に甘い球を打たれ、5番にもツーベースを何となく打たれてしまった。序盤に2失点は痛かった。それがなければ打線も打てたかもしれない。明日はやってくれると思う。最低5回を投げなければいけなかった。明日は絶対勝って一部に残ります」

◆山本祐大
「僕の場合、ちょこちょこと当てるバッターじゃないから長打を狙っていた。多少の緊張はあったけど食らいついていこうとしてた。(三振した球は)外角低めのスライダー。(中大の先発・渡邉は)スライダーに自信を持っているピッチャー。最初から狙っていた。(ノーヒットノーラン喫したのは)初めてです。悔しい。今日は今日で終わってしまったこと。明日はいい形で入りたい 」

なお、次戦・中大3回戦は明日9日の11時から神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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