• アジア王者相手に健闘を見せた桑原(左)、森下組=東京体育館で(和田達也撮影)

  • 3回戦で涙をのんだ橋口直(右)、松田組

桑原、アジア王者に惜敗

[卓球部]全日本卓球選手権2日目(2008年01月16日 18時31分)

平成19年度全日本卓球選手権2日目が1月16日、東京体育館にて行われた。
 男子ダブルス、駒大のエース・桑原は全日本学生選手権2位・森下とペアを組んだ。3回戦の相手は、2006年のアジアジュニア選手権大会で優勝した大矢・松平組。1セット目は序盤から連続得点し、終盤まで得点差をキープした。しかし、デュースに持ち込まれ、そこから逆転を許してしまう。続く2セット目、出だしの5連続失点が響き、終盤の追い上げも敵わずにこれを落とす。後がない3セット目、粘りのプレーが光る大接戦だったが、15-17でストレート負け。昨日の橋口兄弟ペアに続いて、強豪の前に敗れた。
 混合ダブルスでは、高校の後輩と組んだ橋口直も3回戦で敗退した。
 

結果は以下の通り。

<男子ダブルス3回戦>
●桑原勇希(営2)、森下(中大)0-3大矢、松平(青森大、青森山田高)○

<混合ダブルス3回戦>
●橋口直紀(経2)、松田(川口総合)組2-3足立、松浦(平田高教員、神戸松蔭女子学院大)組○

◆富岡成一監督
「(桑原組は)頑張っていた。1ゲーム取れていれば流れが変わっていた。相手の実力を認めて、負けないために頭の中で整理してやって欲しい。冷静にやれば悔いの残らない試合が出来ると思う」

◆桑原勇希
「(アジア王者を相手にして)こちらが先手を取って、早い段階からリードしていかないといけなかったが、凡ミスなどでそれができなかった。要所での戦術が甘かった。コンビネーションについては、普段と違うので何とも言えないが、昨日よりは良かった。明日からのシングルスでは、よく考えながら自分のプレーをしっかりしたい。それができれば結果は自然とついてくると思う」

◆橋口直紀
「狙っていたので悔しい。個人では相手のほうが格上だが、ダブルスではやってみなければわからないと思っていた。強い選手は大事なところで的確に攻めてくるし、メンタル面も強い。そこが最後に出た。東京選手権に向けてしっかり準備したい」


17日、10時から東京体育館にて男子シングルス1回戦が行われる予定。

■会場へのアクセス
都営地下鉄大江戸線「国立競技場」A4出口より徒歩1分
JR中央線(普通)・総武線「千駄ヶ谷」下車徒歩1分


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