• 2年連続で3回戦敗退となった高橋=東京体育館で(佐藤祐也撮影)

  • 学生として最後の大舞台となった橋口

  • フルセットの末に惜しくも敗れた栗島

厚い3回戦の壁、高橋越えられず

[卓球部]全日本卓球選手権4日目(2008年01月18日 16時14分)

平成19年度全日本卓球選手権4日目が1月18日、東京体育館にて行われた。
 男子シングルス3回戦、高橋は全日本学生選手権8強の早大・塩野と対戦した。1、2セット目、相手に流れをつかまれ早々に取られてしまう。後のない3セット目、序盤にリードを奪うも5連続ポイントを奪われ逆転負け。昨年に続き3回戦で敗退した。
 主将・栗島は、第5セットまでもつれるが、6連続ポイントを許し惜敗。橋口も敗れ、駒大勢は3回戦で姿を消した。

結果は以下の通り。

<男子シングル3回戦>
●橋口慎吾(法4)1-3清水(エール)○
●栗島雄介(社3)2-3高森(光南クラブ)○
●高橋智広(英2)0-3塩野(早大)○


◆富岡成一監督
「栗島はキャプテンになってから強くなった。高橋は一度勝っている相手だが、成長はしている。負けても、次に何をすべきか気付ければ強くなると思う。(チーム全体について)気持ちの弱さがある。自由は奪いたくないが、私生活をもう少し卓球に傾けてくれたらいい。練習は量も大事だが、内容を考えれば同じことを何回もやる必要はない。全員でなくても数人が取り組めば、チーム全体が引っ張られる。そういう相乗効果が生まれればいい」

◆栗島雄介主将
「勝てた試合だった。相手は社会人で経験の差があり、落ち着いていた。ここまで来られたことは自信になった。リーグ戦に向けて、この経験を活かしたい。大舞台になると、1本で流れが変わる。技術の応用力と戦術の幅を広げたい。東京選手権では1戦でも多く勝って、チームに貢献したい」

◆橋口慎吾
「大きな試合はこれが最後。学生最後として良かった。今日の相手はベルギーに行くような人。(圧倒された)3セット目と4セット目は実力差が出ただけ。(後輩たちは)良くなってる選手もいるが、今のままだとリーグ戦では通用しない。この大会で課題とかが分かったと思う。気持ちから変わっていってもらいたい」

◆高橋智広
「やりたいことができなくて、戦術的なことで対応できなかった。相手の方が力が上だった。全日本選手権は1年の始まりの大会なので、どういう試合が出来るかで1年間決まると思っていた。気持ちの面では良くなってきている。上級生になるので自覚を持ち、下級生の見本になれるようにしたい」

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