• 主将としてチームを引っ張った佐藤=日本武道館で

宿敵に敗れるも自信つける準Ⅴ

[空手道部]内閣総理大臣杯第50回全国空手道選手権大会(2007年07月09日 00時56分)

内閣総理大臣杯第50回全国空手道選手権大会が7月8日、日本武道館で行われた。形はポイント制で、各ブロック上位4チームずつ計8チームが順位決定戦に進む。組手は2分2ポイント先取制のトーナメント方式。結果は以下の通り。

【団体戦女子組手】
準優勝
★駒大0-3大正大☆
先鋒●佐藤愛美(国4)
中堅●若林梨沙(商4)
大将●成岡葉子(社1)

【団体戦女子形】
準優勝
蜂須賀三佳(歴3)
川島 岬(国1)
小久保 楓(地1)

【個人戦女子組手】
優勝
奥家紗都美(OB)
ベスト8
若林梨沙

【個人戦女子形】
5位
奥家紗都美(OB)

毎年現役生からOBまで様々な選手が出場する今大会。団体形の部は、1年を2人含む新編成にも関わらず準優勝と健闘した。
団体組手の部は、大将に1年の成岡が抜擢された大正大との決勝戦。佐藤、若林は共に1ポイントを先制するものの、自分のペースに持っていくことが出来ず敗戦。成岡も健闘したが連続で2本取られて敗退、準優勝という結果で前期を終えた。
一方個人組手の部は現役生で唯一若林がベスト8に食い込む。また奥家紗都美選手(OG)が自身2年ぶりとなる優勝を果たした。奥家選手は個人形の部でも決勝トーナメントに進み、貫禄の演舞で5位と活躍した。


◆大石智子コーチ
「女子のレベルは上がってきているので、あとは自分の試合に持っていけるようにすることが課題。成岡は思い切った試合をする選手で、チームに良い流れを作ってくれますよ。10月の関東大会は優勝を狙える位置にいます。大正大にも引けをとらない。ここ2年負けているという悪循環があるので断ち切らないといけないですね。自信を持って挑みたいと思います」

◆佐藤愛美主将
「チームの雰囲気がすごく良かったしいつもどおりの練習が出せた。今まで出せなかったものが出せた。何か一つつかめた気がする。次に生かせればいいと思う。今日は得たものが大きかった。大正大に負けるのは本当に悔しい。勝てる相手だと思うし負ける試合じゃなかった。責任は果たしきれてない。次はしっかり役割を果たしたい」

◆若林梨沙
「(個人戦は)稽古通りできた。(目標である決勝に進めなかったことについて)悔いはないがまだまだだな、と。今持っている力は出せました。(団体戦は)良かった。この1年の中で一番良かった。いつも稽古が試合に活かせないんですけど今日はできました。駒大らしい姿勢が出せた。1年生が頑張ってる。それをうまくやらせてあげるのが仕事。のびのびやらせてあげたい。個人的な課題は技の入り方です」

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