• 予選リーグで気迫の突き押しを見せる高田=両国国技館で(齊藤太一撮影)

上位大にかなわず、8強止まり

[相撲部]第86回東日本学生相撲選手権大会(2007年06月10日 20時59分)

第86回東日本学生相撲選手権大会が6月10日(日)、両国国技館にて行われた。
 団体戦では、予選リーグを引き技を見せる選手がいるなど不安の残る内容の中、5位で通過し決勝トーナメント進出を決める。決勝トーナメント1回戦では日体大を相手に二瓶が意地の寄り切りを見せるものの、その1勝にとどまり上位の壁に跳ね返された。個人戦では小池が中大の中村、宮城が東洋大の須麻に勝利するなど力を発揮するが、8強には1人も進むことは無く精神面の課題を露呈した。結果は以下の通り。

団体戦
メンバー
先鋒:高田在秀(法4)
二陣:二瓶顕人(商4)
中堅:中村直樹(経2)→高原寛生(禅2)
副将:宮城全希(経4)
大将:板垣達哉(社3)

Aクラス予選
1回戦 ☆駒大3−2大東大
高田○(押し出し)●佐藤
二瓶○(押し倒し)●滝口
中村●(押し倒し)○遠藤
宮城○(上手投げ)●岩崎
板垣●(突き落し)○五十嵐

2回戦 ☆駒大3−2明大
高田○(押し出し)●大崎
二瓶●(押し倒し)○三觜
中村●(押し出し)○浜田
宮城○(引き落し)●早川
板垣○(下手投げ)●篠田

3回戦 駒大1−4東洋大☆
高田●(突き落し)○稲田
二瓶○(寄り切り)●須麻
高原●(寄り切り)○鈴木
宮城●(引き落し)○益子
板垣●(上手投げ)○榎本

※5位で優秀8校決勝トーナメントへ

優秀8校決勝トーナメント
1回戦 駒大1−4日体大☆
高田○(上手出し投げ)●宮本
二瓶●(寄り倒し)○立野
高原●(引き落し)○池田
宮城●(寄り切り)○中村
板垣●(突き落し)○松永

◇団体戦最終結果◇
1位 日大
2位 東洋大
3位 日体大、早大

個人戦
予選トーナメント1回戦
小池和春(営4)○(押し出し)●望月(立大)
板垣○(押し出し)●福田(東大)
二瓶●(寄り倒し)○深尾(日大)
高田○(上手投げ)●薄井(日大)
斉藤和憲(経4)○(叩き込み)●村嶋(東大)
中村○(不戦勝)●伊東(日体大)

2回戦
小池○(寄り切り)●中村(中大)
板垣○(押し出し)●力石(慶大)
宮城○(送り出し)●須麻(東洋大)
高田●(押し出し)○下里(東洋大)
斉藤○(引き落し)●大島(防大)
中村●(寄り切り)○直江(早大)

3回戦
小池●(押し出し)○松永(日体大)
板垣●(寄り切り)○宮本(日体大)
宮城●(押し倒し)○相坂(専大)
斉藤●(寄り切り)○阿部(日体大)

◇個人戦最終結果◇
1位 宮本(日体大)
2位 立野(日体大)
3位 相坂(専大)、阿部(日体大)


◆下谷内勝利コーチ
「団体の高田は勝って当たり前。1点でも多く取らないと。もう一つ勝つという気持ちが足りない。個人は元気がなかった。春から足りなかったメンタルな部分を、夏に向けて徐々に合わせていく」

◆高田在秀主将
「疲れた。くたくただね。(団体戦で)ベスト4には行きたかったけど、1部残留は嬉しい。ここ1番の勝負強さが足りない。(個人戦は)しょうがない。練習するしかない。稽古で1人1人課題を持ってやるようにする」

◆小池和春
「最初で最後の東日本でした。不完全ですね。負け方がいけない。(中大・中村との試合は)それは、勝てた方が嬉しいですよ。(団体戦では)声を出すのが自分の仕事なんで。1部残留で、後輩につなげられたのは良かった」

◆板垣達哉
「(団体戦の)予選1回戦に負けてしまい、気持ちが乗らなかったが、2−2で迎えた2回戦はプレッシャーはあったけど楽しんで自分の相撲がとれた。個人戦では日体大の宮本(個人優勝)と初めてやったが、やはり強いと思った。(今後は)負けた相手には二度と負けない」

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