• 思い切りのよい相撲で、決勝トーナメントへ進んだ小池=両国国技館で(齊藤太一撮影)

低い攻め見せ、2選手がベスト32

[相撲部]第84回全国学生相撲選手権大会(2006年11月04日 20時23分)

第84回全国学生相撲選手権大会個人戦が11月4日(土)に両国国技館で行われた。結果は以下の通り。
個人予選トーナメント
1回戦
A組 板垣達哉(社2) ○(押し倒し)● 達城(早大)
B組 日高哲也(地4) ○(突き出し)● 立辻(龍谷大)
   宮城全希(経3) ○(押し出し)● 高山(琉球大)
C組 二瓶顕人(商3) ○(引き落し)● 日高(関学大)
   松本壮平(英4) ○(押し出し)● 新美(名大)
D組 斉藤和憲(経3) ●(不戦敗)○ 中川(東海学大)
2回戦
A組 板垣 ○(不戦勝)● 若穂囲(慶大)
   小池和春(営3) ○(寄り切り)● 金井(国士大)
B組 日高 ○(寄り切り)● 越本(朝日大)
   宮城 ●(突き落し)○ 佐藤(大東大)
C組 二瓶 ●(上手投げ)○ 谷川(同大)
   松本 ○(押し出し)● 鈴木(法大)
D組 高田在秀(法3) ○(押し出し)● 森下(早大)
3回戦
A組 板垣 ●(寄り切り)○ 山本(日大)
   小池 ○(突き落し)● 浜田(明大)
B組 日高 ●(下手出し投げ)○ 森(日大)
C組 松本 ●(押し出し)○ 遠藤(大東大)
D組 高田 ○(引き落し)● 佐藤(法大)
※小池、高田が優秀32選手決勝トーナメントへ。
優秀32選手決勝トーナメント
1回戦
小池 ●(寄り切り)○ 白塚(朝日大)
高田 ●(引き落し)○ 深尾(日大)
 初戦で格下の相手に対し全選手が圧勝。勝ち上がるに連れ、相手の強い攻めを受けて敗れていく中、シードされた小池と高田の2選手が決勝トーナメントへ進む。低く当たる攻めで予選を突破した2人は、決勝トーナメントでも立ち合いから一気に寄るが、上位力士には通用しなかった。4年には最後の個人戦となったが、3年にとってはこれからにつながる相撲だった。
◆下谷内勝利コーチ
「3年生がもうちょっと。(4年生は)最後まで攻め切れなかった。監督はベスト32に4、5人は入ってほしかったようですね。小池がよく頑張った。もっと悪いところを直す。それだけでしょう」
◆松本壮平
「自分の相撲が取れたらもう一つ上に行けた。体の動きはよかったが、ダメなところも出た。(4年で最後のインカレなので)悔しい思いがあった」
◆小池和春
「奇跡です。体が動いてくれて、何も考えず思い切りいけた。稽古場で上体が高いと言われるので、低くいこうと意識した。上を目指して頑張っていきたい」
◆高田在秀
「もう1つ自分の相撲が取れなかった。明日頑張る。団体戦はみんなが頑張ればいい。(今日のできは)50点。立ち合い当たり切れなかった」

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