• 10回、決勝点となる大学初本塁打を放ち主将・野本と抱き合う林=神宮球場で(長友裕実子撮影)

最下位回避!林の1発が決勝点

[硬式野球部]東都大学野球秋季リーグ対国学大3回戦(2006年10月25日 19時49分)

4回、植田が中前打で出塁。犠打の後迎えた4番・野本圭(営4)の放った打球は右翼へ運ばれタイ記録となる今季5本目の本塁打で2点先制。しかしその裏、連続安打などで1点差に詰め寄られると、6回には3番・宮成の1点本塁打で同点とされる。その後、継投した増井浩俊(経4)が後続を無安打に抑える快投をみせ両者無得点のまま迎えた延長10回。2死走者なしの場面で9番・林裕也(経1)が相手先発・相原の2球目を捉え右翼へ運ぶ。この林の大学初本塁打が決勝点となり自力で最下位回避を成し遂げた。4年生引退試合を勝利で飾り5位で今季を締めくくった。
駒 大 000 200 000 1 3
国学大 000 101 000 0 2
     打安点
⑧7大島 310
⑤植 田 420
⑥榊 原 300
⑨野 本 422
DH森 山 320
PR金 井 000
⑦屋 宜 200
8石川真 000
PH濱 村 100
8福 井 000
③高 山 300
PH佐々木 100
3保 坂 000
②山 田400
④ 林  431
    計32103
▽本塁打=野本、林
▽二塁打=野本
    回  安責
 海田 51/3 61
○増井 42/3 00
◆小椋正博監督
「海田、増井が良く投げてくれた。林はこの1年苦労した。日本一になって東都に来てピッチャーの良さに戸惑った。選手たちには優勝するつもりでやりなさいと言った。野本を中心に打線を組んできて、プレッシャーもあったと思うが中心打者としての役割を果たした。増井は前半良かった。東芝に行くけど成長してくれればと思う」
◆野本圭主将(営4)
「ほっとしました。疲れましたね。今日は思い切ってやるだけだった。勝ててとりあえず嬉しいです。それだけです」
◆増井浩俊投手(経4)
「今日はマウンドに行くまでは調子悪かったけど、投げてみたら力が抜けて良かった。不安だったけど、勝って終わりたかったし、気持ちですね。自分はスライダー投手なのでスライダーがいいといい試合ができる。海田が頑張っていたし、野本が打つ所で打って駒大の形ができた。ほっとしています」
◆林裕也内野手(経1)
「本塁打は(8回の)判断ミスを取り返してきた。打ったのは、インローの真っ直ぐ。守備では2遊間がだめだと言われて榊原さんとキャンプから暇があれば練習をしてきた。バッティングより守備に力を入れてきた。4年生にはお世話になりましたし、こうやって出来るのも4年生のおかげです」

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