• 第1シードを下す大活躍を見せた小高=大宮けんぽグラウンドで(小野美早紀撮影)

  • 末尾は大差をつけて2回戦進出を決めた

  • 1年生ながら本戦出場を果たした植木

  • 目標を「優勝」と意気込む清水・谷井ペア

夏関開幕!小高が第1シードを下し好調なスタート

[硬式テニス部](2021年11月16日 13時41分)

2021年度関東学生テニス選手権大会本戦男子シングルス、女子ダブルス1回戦が11月15日に大宮けんぽグラウンドで行われた。結果は以下の通り。

〈男子シングルス1回戦〉
○小高拓海 2(6-4、1ー6、10ー8)1 丹下将太(早大)●
○末尾拓翔 2(6-1、6-0)0 宮嶋かまち(筑大)●
●山下恭平 1(6-3、2-6、6-10)2 石橋琉(明学大)○
●末吉鼓太朗 0(4-6、5-7)2 片山楓(日大)○
●植木海音 0(1-6、2-6)2中村元(筑大)○

〈女子ダブルス1回戦〉
○清水里咲・谷井涼香 2(6-1、7-6(5))0 安藤優希・神鳥舞(早大)●
●山田梨香子・穴田琴音 0(1-6、5-7)2 大河原悠・星野遥香(東国大)○

◆小高拓海(市2)
ーー今日の調子は
「調子はまあまあよかった。強い相手だと知っていたので思い切ってプレーができた」
ーー相手が第1シードの選手だったが
「正直厳しいと思っていた」
ーー今日の試合を振り返って
「強い相手だったが、今自分ができることをすべて出し切ってプレーできたのでよかった。勝負どころでも強気なプレーを心がけてプレーできたことが勝ちにつながったのかなと思う」
ーー2回戦が末尾選手との駒大対決になるがどう思うか
「勝てるように全力で頑張りたい」
ーー夏関での目標は
「単複優勝!」

◆末尾拓翔(経2)
ーー今日の調子は
「練習通りの調子でできた」
ーー今日の試合を振り返って
「相手が片手バックだったのもあって、自分のスピンボールが効いた。自分の武器で最後まで攻められたのが勝因だった」
ーー相手に大差をつけて勝てたが
「試合前はみんな(相手が)強いと言っていて緊張していたけど、試合をやってみたらそんなに競る相手じゃないなという感じで試合を進められた」
ーー夏関の目標は
「次の相手は小高くんなので奇跡的に勝てたらいいなという感じ」
ーー今日の小高をみてどう思ったか
「絶対勝てないなと思った(笑)。ボコボコにされないように頑張りたい」

◆植木海音(法1)
ーー今日の調子は
「そんなに悪くなかったけど、相手にものせられた」
ーー今日の相手の印象は
「すごくレベルの違いを肌で感じた」
ーー1年生ながら単複で本戦出場だが
「今回はたまたまな部分もあったので、次回も上がれるように頑張りたい」
ーー今日の試合を振り返って
「今日の試合で足りないものがたくさん見つかったので、次の大会までに改善して、次はもっと上に行けるように頑張っていきたい」
ーーダブルスへの意気込み、目標は
「とりあえず一個ずつ頑張って、できるだけ上に行けるように頑張る」

◆清水里咲(国4)・谷井涼香(英3)ペア
ーー今日の調子は
谷井:この日のためにボレーを毎日練習し続けた。今日の調子はそんなに悪くはなく、ボレーも自信を持ってできた。試合で使う場面がそんなになかったが、調子はよかった。
清水:試合で一番良いパフォーマンスを出せる時は少ししかないので、普通だった。
ーー試合を振り返って
谷井:1セット目は自分と里咲さんも入りがしっかりできていた。強い相手だったが、引かずに自分たちのテニスをやっていたら、簡単に取れた。しかし、相手も早稲田で、トップの相手だったこともあり、2セット目からは頭を使ったテニスをしてきて、途中は『これ負けちゃうかも』という感じで、心配なとこもあったが、大事なところで里咲さんがプレーを決めてくれて、最後まで諦めずにラリーを繋ぎきれて所々だが、大事なポイントをとりきれたから今日は勝てたと思う。
清水:1セット目は、相手も王座が一昨日まであり少し疲れているのではと思っていた。2セット目は結構頭を使ってきて、ストローク力は早大の方が上なので「こっちも頭を使わなきゃな」と話していた。役割分担をして大事なところでポイントを取るという形で2セット目はとりきれた。
――相手の印象を一言で言うと
谷井:「強い」。試合前は関東でシングルでもトップの二人で、特に安藤選手の方は2回ダブルスで負けていて今回こそは勝ちたかった。この日のために毎日頑張ってきたのでそこはすごくよかった。
清水:2人とは仲が良いので、当たるってなった時は嫌だった(笑)。2人とも強いので、個々が2人そろったらストローク力でも勝てない。ダブルスでは勝てたが、2人の印象はストロークが固すぎるイメージ。
ーーペアを組むのは2年ぶりとなるが
谷井:毎回思うが、いつもボレーに助けられる。ラリーもしやすく、大事なとことで点をとってくださる。その分自分は後ろをしっかりするだけでなく、前も両方できるように意識がついてきた。里咲さんのおかげでボレーに自信がついてきたりと2年ぶりに組んですごく楽しい。
清水:私はもう4年生なので実際に出るか悩んでいたが、涼香となら勝てると思って出場した。ラリーを後ろでしてくれて、思い切り前で打てるので後ろは任せている。
―ー清水選手はボレーを決めるシーンが多かったが
結構4年目だと分析されることが多い。ロブ上抜かれることが色々な試合で使われて、分析されているので、要所でいかなくてはと思っていた。でも最終的には思うようにいった。
ーー第2セットがかなり長い接戦で、最初にリードされたり、追いついたりしたがどのように考えていたか
谷井:自分はとりあえず単純なミスを絶対にしないということやコートに入れるということ。自分はラリーで頑張るタイプなので、里咲さんが前でどれだけプレッシャーをかけて動けるかを考えることかつ、相手の打ってくる球に対して攻めの部分はできなかったのは反省点だが、1球でも多く入れるということを常にリードされた時は考えていた。
ーーリードされての接戦だったが
清水:相手も頭を使ってきたためこっちも頭を使おうとなった。私は1本のミスで流れが変わってしまうので、単純なミスを絶対にしない、無理もしない、と考えていた。
ーー2時間半ほどの長い試合だったが
谷井:すごく疲れた。ラリーが2バックでかつロブ展開で走らされたため、いつも以上に疲れた。だが、楽しかった。
清水:疲れが勝ってしまうが、楽しく終われたので、次も優勝目指して頑張ろうと思う。
ーー次の試合に向けて課題は
谷井:自分はラリーでやって、前のときはどんどん攻めのプレーをして、今回は練習をたくさんしてきた。それを生かせるようにボレーもラリーも両方頑張れるようにしたい。
清水:強気でプレーしていく姿勢をやめないことを、次の試合でも頑張りたい。
ーー夏関の目標と次戦の意気込みは
谷井:目標は優勝。自分は里咲さんと組んでいたら絶対に優勝できると思っているので、この調子でどんどん頑張っていきたい。
清水:もちろん私も優勝を目指して、最後の夏関なので優勝で終われたらいいなと思う。涼香にもタイトルをとらせてあげたらなと思う。

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