• この日、2得点の薬真寺(嵜田将礼撮影)

  • ハーフタイムの秋田監督の喝がチームを変えた

  • 相澤の果敢な仕掛けが同点PKを生んだ

  • ベンチ外メンバーの応援が連勝を支えている

薬真寺が2発&今季10点目で逆転勝利!チームはリーグ戦5連勝

[サッカー部](2020年10月24日 19時33分)

JR東日本カップ2020 第94回関東大学サッカーリーグ戦 第14節・中大戦が10月24日に開催された(会場非公開)。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

【スコア】
☆駒大2-1中大

【得点者】
33分:[中]髙岸 憲伸
64分:[駒]薬真寺 孝弥
77分:[駒]薬真寺 孝弥

【メンバー】
GK
22 松本 瞬[3年=前橋育英高]

DF
4 小幡 祐稀[4年=東京VY] (→83分 2 桧山 悠也[3年=市立船橋高])
3 猪俣 主真[3年=三浦学苑高]
5 松村 王貴[4年=洛北高]
28 相澤 佑哉[2年=熊本Y]

MF
10 薬真寺 孝弥[4年=長崎総科大附高]
13 江﨑 巧朗[3年=ルーテル学院高] (→56分 8 中間 俊亘[4年=広島県瀬戸内高])
27 島崎 翔輝[3年=国際学園高]
9 矢崎 一輝[4年=駒大高](→55分 14 米田 大介[4年=浦和東高])(→90分+1 12 安元 奨[4年=駒大高])

FW
7 荒木 駿太[3年=長崎総科大附高]
29 宮崎 鴻[3年=前橋育英高](→73分 18 土信田 悠生[3年=高川学園高])

【SUB】
GK 1 杉本 陸[4年=新潟明訓高]
DF 6 真下 瑞都[4年=矢板中央高]
FW 30 森本 ヒマン[4年=矢板中央高]



リーグ3連勝中と勢いに乗る駒大は、リーグ暫定11位の中大と激突。

立ち上がりは両者チャンスがあるものの、なかなか決めきれない展開。しかし、先に試合を動かしたのは中大だった。33分にPA内でスルーパスを受けた相手選手がキックフェイントでGKとDFをかわし、無人のゴールにシュート。駒大は先制を許し、前半を1点ビハインドで折り返す。

「ハーフタイムで結構怒られたが、それでいい感じに気合いが入った」と薬真寺。「応援してくれているやつとか、仲間を見てもっと泥臭く」という秋田監督の檄を受け、気持ちを入れ替えて後半へと臨んだ。

すると、64分にこぼれ球を拾ったDF相澤 佑哉がPA内で倒され、PKを獲得。これをMF薬真寺 孝弥が落ち着いて沈め、試合を振り出しに戻す。さらに77分にFW荒木 駿太がPA内で果敢に仕掛け、再びPKを獲得。これを再度薬真寺が決めて逆転に成功する。

試合はこのまま終了し、駒大が2-1で逆転勝利を収めた。薬真寺はこの日2得点で堂々の得点ランキング単独首位。チームはリーグ戦5連勝で3位につけている。



◆秋田浩一監督
「(今日の試合を振り返って)勝てて良かったんじゃないかなと思う。僕が駒大に来てからPK2本で勝ったのは初めてかもしれない。(HTにどのような声かけをされたか)もっと応援してくれているやつとか、仲間とかを見てもっと泥臭くやってください、という話をした。こんなに優しくは話してないけど(笑)。(監督から見て逆転の要因は)前半よりボールに速く行けるようになったし、動き出しも速く行けるようになった。それが、無理だと思ってもボールに行こうとする、という気持ちが前向きだった。(連勝が続いているが)別に気にしていないし、まぐれじゃないかなと思う。ただ、今週は(リーグ戦が)3つあるので、これを取っていければ上に行けるチャンスはあるのかなと思っている。この3つを頑張りたい。(中2日で次節を迎えるが、次節に向け意気込み)是非、結果を求めてやりたい。いいサッカーとか、よくやったじゃなくて、勝ちたい、勝ちましょう、というサッカーをやりたい。(後期に入って特に評価できる選手は)荒木(駿太)、宮崎鴻、あとは薬真寺(孝弥)も良くなったし、島崎翔輝も良くなった。全体的にレベルは上がったというか、良くなったと思う。」

◆薬真寺 孝弥(市4)
「(今日のゲームを振り返って)最初決められるところはあったが、そこで決められずに流れを崩して失点してしまった。ハーフタイムで結構怒られたが、それでいい感じに気合いが入って、PK2本という形だが勝てて良かった。(ハーフタイムは監督からどのような声かけがあったか)駒澤人らしくないと(喝が入った)。その言葉が一番僕たちも気合が入るし、それは自分がしっかり喝を入れられればいいのだが、自分はまだそんな力はないし、力不足だなというのは感じた。(自身の得点シーンを振り返って)キーパーを見て、2点ともうまく逆を突けてよかった。(今日の2得点で今季10ゴール目を記録し、得点ランキング単独首位になったが)別に得点王を目指しているわけではないが、結果的にチームも勝てて得点王にもなれればいいなと思う。(連勝が続いているが、チームの雰囲気は)雰囲気はめちゃくちゃ良い。今はメンバーもほぼ上級生しかいないし、上級生の自覚が少しずつ出てきたのかなと思う。(アミノバイタルカップ後に『後期全勝』の目標を掲げられていたが)今も3連勝しているし、まだまだこれからだが、勢いに乗っていると思うのでこのままいきたいと思う。(次節に向け意気込み)水曜日にすぐあるので、良い準備をして、一つひとつ全力で戦いたいと思う」



なお、次戦は10月28日、17:30より立正大と対戦する。
※後期は無観客(リモートマッチ)で行うすべての試合でライブ配信を実施。有観客の試合についても可能な範囲内でライブ配信が実施される。

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