• #8三浦は逆転のTDを決めた(嵜田将礼撮影)

  • #21関根は51ydに及ぶランでTDを獲得

秋季リーグ戦開幕!TOP8昇格へ白星発進

[アメリカンフットボール部](2020年10月27日 18時30分)

関東大学1部BIG8秋季リーグ戦 第1節・対神大戦が10月25日に開催された。結果は以下の通り。

【スコア】
〇 駒澤大 BLUE TIDE  16-7 ATOMS 神奈川大 ●
第1Q (3-0)
第2Q (7-7)
第3Q (0-0)
第4Q (6-0)
合計(16-7)



今季は例年の8チームによる総当たり戦ではなく、リーグを抽選で2ブロックに分割した各4チームでリーグ戦を実施。各ブロックの同順位同士による順位決定戦を含め、1チーム4試合を行う形式となる。

1部BIG8・Aブロックの駒大。リーグ開幕戦は、昨年度接戦の末に勝利を掴んだ神奈川大と対戦した。
第1Qは駒大の攻撃からスタート。RB#26佐々木のランなどでダウンを更新し、着実に前進していく。試合開始4分、#3小川がFGを決めて3点を先制。神大の攻撃もパントに抑えて3-0で第2Qを迎える。勢いに乗りたいところで神大の#83にランで大きくゲインされ、ピンチに。この場面を#9佐藤がインターセプトのファインプレーを見せ回避する。しかし、攻撃権を獲得するもパスがつながらない。さらに相手#44にパントブロックされ、そのまま55ydのリターンを許しTDで3-7と逆転されてしまう。両者パスがつながらずパントが続くなか、前半残り1分の場面で攻撃陣が魅せる。QB#4油井が放ったパスをTE#8三浦がキャッチ、TDを決め早くも逆転。試合を10―7で折り返す。
第3Qは一進一退の攻防が続き、得点にはつながらず。第4Qは駒大のディフェンス陣が冴え、神大の攻撃を阻止。試合残り6分で迎えた駒大の攻撃。3rdダウンでQB#4油井が放った38ydのロングパスを再びTE#8三浦がキャッチしてダウンを更新する。その直後、RB#21関根が相手ディフェンスを交わしながら一気にフィールドを駆け抜け、51ydに及ぶランで追加のTD。次の神大の攻撃も#96蓑田のタックルで抑え込み、16-7で今季初戦を白星で飾った。


◆新倉 晴彦監督
「(久しぶりの実戦だったが)勝てたのは良かったかなと。あともう一つは、試合がほぼ1年振りで、大けがとかが怖いなと思っていたが、けが無くやれたのは良かった。今日は相手がそんなだったので、去年はQBにすごく良い選手がいたが、抜けたらもっと点差をつけて勝てると思っていた。ディフェンスは予想通り止めて、オフェンスはドライブはするけど点に繋がらない、というところ。あとはキッキングでも大きなミスが出て1本持っていかれたり、普段の練習のだれている感じは出てきている。言い続けてはいたものの、いざこういう風にならないとあいつらは目が覚めないので、あれだけ慶應(の選手)がたくさんいてビビっていると思うので、多少は引き締めてやってくれるのかなと思う。(現在のチーム状況は)一応僕は監督業だけにしていて、オフェンス、ディフェンスコーチが見ての初めての体制なので、いろいろと不慣れな所が出て、今日もメンツ交代ミスが出たりした。そこはもう慣れなので、何とかするしかない。(次の試合に向けて)本当に強い相手なので、ディフェンスは引き続きシャットアウトしてくれればいいかなと思う、オフェンスはドライブを繋げることができれば勝機はあるので、頑張りたい」

◆市川 司韻主将(経4)
「(久しぶりの実戦だったが)昨年の入れ替え戦以来の対外試合だった。皆、本来の力を発揮することは難しかったと思う。プレーには当たりハズレがある中でミスが出るのは情がないと割り切ってやっているが、最後までボールを追いかけるだとか、オフェンスだと攻め続けるとか。プレー以外の当たり前に出来ないといけない部分が、チームとしてあまり意識できていなかった。今年は“凡事徹底”をチームのスローガンとして掲げている中で、詰めが甘い所を最後監督にも厳しい言葉を受けた。勝ったことは勿論嬉しいが、意識的な部分で切り替えないといけない。(今日の試合を振り返って)今日の試合はディフェンスがすごく頑張ってくれた。失点もパントのミスから生まれた物なのでディフェンス自体は0点で抑えてくれて自信にも繋がると思う。ただ、今回インターセプトなどでターンオーバーが結構起きた中で、オフェンス陣が思ったより点が取れなかったので。そこを繋げていくためにミーティングや普段の練習から修正していかないと、次の相手には力が及ばない。(次の試合に向けて)相手は各上なので実力で及ばない分、当たり前の部分の見直しでチームを仕上げていければなと思う」



次節は11月8日、14:45より慶應大と対戦する。

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