• 中村大成は来年の6区について「チームのために足が壊れても走る」という強い意志をもってほしいと述べた。=駒澤大学玉川キャンパスで(近藤龍撮影)

  • 小林は田澤を頼るチーム状況を受け「来年は自分が担っていく」と意気込んだ。(小野美早紀撮影)

  • 加藤は「自分は人一倍二倍くらいやるつもりで」主力になることを誓った。

  • 神戸は「信頼を取り戻せるように姿勢で見せて変わりたい」と話した。(近藤龍撮影)

  • 初の三大駅伝だった石川は「来年は出雲駅伝からしっかり走って恩返ししたい」と述べた。(小野美早紀撮影)

8位からのスタート ~悔しさをバネにさらなる進化を~ vol.3

[陸上競技部](2020年01月06日 18時07分)

1月3日、第96回箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)後に、駒澤大学玉川キャンパスで慰労会が行われた。
第三弾では復路を走った中村大成選手、小林歩選手、加藤淳選手、神戸駿介選手、石川拓慎選手のインタビューコメントを掲載いたします。

◆6区・中村大成(法4)
「(当日の調子は)普通。いつもと変わらない。(レースを振り返って)前を走る3校(明大・帝京大・創価大)を全部抜いて区間賞を目標にしていたが、1カ月前に故障した影響もあって、ハーフマラソンを走る練習ができていなかった部分が出てしまった。そこが失速という形につながったのかなと思う。(レースプランは)最初の登りをしっかり走り、下りを攻めて、平坦のラスト3kmを粘るというプランだった。展開が予想と違ったので行けるとこまで行こうと思ったが、そこで行けたのが東洋大の今西駿介選手や(東海大の)館澤亨次選手で自分は行けなかった。ロードの力やアップダウンに適応する力が自分には足りなかったと思う。(2年連続6区となったが)コースを知っていたのである程度流れは分かっていたが、もう少しタイムを縮めたかった。(レース中に監督からどのような言葉をかけられたか)あまり覚えていない。『男だろ!』的なことは言っていた。(往路は8位となったが)3位くらいだと思っていた。8位というのは予想していなかったので上げられるだけ順位を上げるということを考えて走っていた。(2人抜きの区間6位となったが)明大を抜くことができれば区間順位に納得できたと思う。差を詰めた後に少し離されてしまった。後ろの今西選手にも詰められていたので、自分の思っていた走りには遠かった。(総合8位となったが)出雲2位、全日本3位で箱根8位なので4年生として申し訳ない気持ちはある。1番目標とすべき箱根で順位を落としてしまった。狙っている大会で実力を出すことができずに悔しい。(最後の箱根となったが)最後なので結果を残そうと思っていたがもう少しやれたかなという後悔はある。色々な人の応援があってここまで来られたと思う。ここで自分の競技人生は終わりではないのでその後も駒大で培ってきたものをしっかり出せるように今回の箱根をしっかり自分の中で受け止めたい。(後輩に向けて)田澤が抜けていると思うが、このままだと田澤だけのチームになってしまう。どれだけ田澤を生かせるチームになれるかが重要だと思う。来年の新入生に負けないくらい頑張って欲しい」

◆7区・小林歩(心3)
「(当日の調子は)12月に故障して練習があまりできなかった。不安はあったがやるしかないと思い、覚悟を決めて走った。(付き添いの原嶋選手とレース前どのような話をしたか)個人的に原嶋さんには良くしてもらっていた。『小林が走ってくれて嬉しい』と言ってくれた。感動した。(レースを振り返って)前半から追わないといけない展開だったので結構自分の中では突っ込んでいったが10kmぐらいでち少しきつくなった。今何位で走っているとか区間順位とかの情報がなかったが、15kmで監督から『区間3番から4番くらいにいる』といわれた。それで結構楽になって元気が出て、きつかったが最後までなんとか走ることができた。(レースプランは)区間3位以内を狙い、単独走を走る機会はあまり無かったので単独走もいけるというのを監督に示そうと思った。(出雲と全日本と違って単独走となったが)単独で走れないと箱根は無理なのできつかったが頑張った。(レース中に監督からどのような言葉をかけられたか)最初は明治の阿部弘輝選手に追いつくように言われたが離されてしまった。途中から優しくなって『あいつは区間新だからとりあえず自分のペースで行け』と言われた。あとは『ペース悪くないよ』と言われた。1回時計見たときに『時計見るな!前見ろ!』と怒られた。(初めての箱根となったが)沿道に友達も応援に来てくれて楽しかったがきつかった。(区間5位となったが)12月に練習が積めなかった部分があったのでそこを改善していけばあと10秒、20秒速く走れたと思う。継続した練習というのをこれからはしていきたい。(総合8位となったが)上尾ハーフではみんな走れたがそれは流れの中で走れただけであって駅伝は1人で走らなければならない。そういう選手がまだまだチームの中には少ないかなという印象。単独で走れないと駅伝はずるずる下がっちゃうのでそういう力をみんなもっとつければいいと思う。(来年の箱根で走りたい区間は)往路区間を走っていい流れを作りたい。(来年4年生となるが)練習を見直していかないといけないと思う。下級生に積極的に発言していけるようにしたい」

◆8区・加藤淳
「(今日のレースを振り返って)路始まって6区、7区と良い感じだったので自分も続こうと思って前を追ったが、思うように自分のペースで走ることができなかった。後半、坂がきつくなった時に全く粘ることができなかった。結果として区間11番と流れを悪くしてしまった。最低な走りだったと思う。(調子自体は)良かった。練習も積めていて自信もあったがそれでも今回全く走れなかった。練習の仕方とか考えたり新しいことに取り組んでいかないと自分は変われないと思う。変われるようにやっていきたい。(エントリー変更で8区になったが決まったのは)最初から8区と決まっていた。(付き添いの選手は)同じ3年の若林(大輝・商3)。(かけられた言葉は)普段あまり頑張れよとか言わないタイプだが『頑張れよ』とかけられた。嬉しく思った。(レース中監督からかけられた言葉は)ある程度のペースで入っていけとかけられた。(7、8、9区で3年生同士のタスキリレーとなったが)やっぱり3年生で(タスキを)つなげるというのは『3年生で頑張ろう』という意識もあった。3年生でつなげたのは良かった。(来年に向けて)来年最後になるので新しいチームとなって、もう一度原点から取り組んで来年は笑って1月3日を終えられるように、チーム一丸となって頑張っていきたいと思う」

◆9区・神戸駿介
「(今日のレースを振り返って)9区を走らせてもらったが、前半全日本で突っ込んで失敗してしまったことが頭にあり、落ち着いて入るということを意識しすぎた。前半下りの中でスピードを出さずに入ってしまい、落ちることはなかったが、ずっとそのペースで行ってしまった。どんどんレベルが上がっていて去年通用したものが今年は全然通用しない。単純に力不足。レベルが上がっているのでイーブンで行っているのでは上位には行けない。(調子自体は)良かった。(堀合さんとは)頑張れよと声をかけられた。自分が1年生の時の部屋長で可愛がってもらっていて応援に来てくれた。(レース中に監督からかけられた言葉は)遅いと言われた。自分の中で上げているつもりでも、なかなかペースが上がらず。余裕はかなりあったがペースをうまく上げることができず、その結果ズルズルと行ってしまった。(7、8、9区で3年生同士のタスキリレーとなったが)本当に3年生が3人並ぶので『俺らで頑張ってチーム順位を一つでも上げていこう』と話していた。3人とも本当に悔しい思いをした。来年は最上級生なのでこの悔しさを忘れないで毎日(練習を)やっていかないと(いけないと)思う。(来年に向けて)今年1年チームの雰囲気は良くなって良いチームが出来ていた。大まかには去年と同じで、自分の中ではダメなところはダメと言えるように、なあなあにならないようにやっていきたい」

◆10区・石川拓慎 (現2)
「(初の三大駅伝だが)ワクワクというか、ドキドキ感を持って、走れることに感謝して(走った)。10人しか走れない枠に当日変更で入ったわけなので、監督に感謝をしながら走った。あとは楽しみながら走ることをメインでやった。(緊張はあったか)正直そんなに緊張しなくていいよみたいなことも言われたし、初駅伝だからリラックスしていいよと(言ってもらった)。ただ、いざ9区まで来たときにシード権が少し見えるようなところで。そこで冷静な判断をしていかないと、焦ったら負けてしまう、シードを自分が落としてしまうのではないか、という怖さはあった。(早大との並走が長かったがどう対応していったか)自分の中では本当は箱根のあの距離を走ったことがなかったので、区間順位というか区間のタイムを意識して行きたかった。もっと突っ込んで行きたかったが、さっき言ったシード権を考えたときに、突っ込んで行ってラストで垂れて後ろの人に抜かれてしまうとなったら……ということを考えたら、早大に着いて並走していくという。20kmまでは余裕を持って走れていたので。そうですね、そんなに対抗心ではないが『早稲田がいるから』というよりかは別にあまり気にせず一緒に走っていく感じだった。(レースを終わった後倒れ込んだのは)先に(早大に)ばあっと行かれたので『うわ、やばいな』と思い、ラストしっかりスパートかけたのだが、体が固まってしまって。出し切れたという状態ではあった。『後悔があって』というよりかは、しっかりラストの1kmは良いタイムで上がれているので、これを経験にしたいと思う。(今後の意気込み)今回悔しい思いをしたので、来年度は出雲からしっかり出場して、もう3年生ということで上級生にもなるので、チームを引っ張れる人間になりたいし、学年も底上げできるように良い走りをしていって、駒大をもっと上にいきたいなと思う」

※第96回箱根駅伝において、駒澤大学陸上競技部の応援をありがとうございました。
箱根駅伝に伴う企画は本日で最後になります。ご覧いただきありがとうございました。
コマスポ陸上班はこれからも陸上競技部の活躍を伝えて参ります。今後ともよろしくお願いいたします。

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