• ベスト8に入った西村=横浜国際プールで(田上佳雅撮影)

  • 宮崎(法大)をフルセットの末破った渡井

  • 他大の選手からも注目が集まった

西村が全日学選抜王者を撃破!

[卓球部]平成29年度神奈川県卓球選手権(2018年03月01日 02時30分)

神奈川オープンが2月24日から25日にかけて横浜国際プールで開催された。駒大は団体戦と個人戦に出場し、1名がベスト8に進出。4月に入学する新入生は駒大として初めて出場した大会となった。結果は以下の通り。

<1日目>団体戦・シングルス1回戦(順不同)

駒大A(水谷、佐藤、上野、二木)4回戦進出
駒大B(杉山、向屋敷、藤本、玉置)3回戦進出
駒大C(渋谷、中島、久保、秋廣)3回戦進出
駒大D(左右田、杉山、喜納、藤田)1回戦敗退
駒大E(林、松浦、西山、佐久間)1回戦敗退
駒大F(西村、渡井、村上、森廣、髙橋)5回戦進出

シングルス1回戦

○杉山遼(国3)ー井上生一(個人参加)●
●左右田颯斗(商3)-熊谷(日大)○
●杉山正樹(法3)-三谷(法大)○
○西山北大(法2)―岩間(神奈川大)●
○向屋敷達也(国2)-中川(関東学院大)●
○佐久間駿(経2)-大堀(東洋大)●
●藤田義之(政2)-吉田(日大)○
●林拓海(地2)-佐藤(湘南工大附属)○
●松浦和広(経2)-岩井(東経大)○
○秋廣真斗(営1)-藤本(東海大)●
○喜納漢裕(法1)-小川(早大)●
○藤本聖也(応1)-福野(東海大)●
○中島流哉(国1)-樋口(東洋大)●
○久保一矩(歴1)-宮本(玉川大)●
○森廣玄羽(4月入学、福井商業高校)ー佐渡(P-CONNECT)●
○高橋翼(4月入学、沼田高校)ー能見(神奈川大)●
●村上莉羽(4月入学、東奥学園高校)―村北(東洋大)○

<2日目>シングルス2回戦~

西村星哉(4月入学、浜松修学舎高校)
2回戦○-飯村(帝京安積高)●
3回戦○-寺本(専大)●
4回戦○-倉(日大)●
5回戦○-永田(希望が丘高)
6回戦○-坪井(筑波大)●3-2(11-9、6-11、7-11、11-9、11-5)
準々決勝●-硴塚(早大)○1-3(11-13、13-11、7-11、9-11)

渡井丈人士(4月入学、静岡学園高)
2回戦○-大西(東海大)●
3回戦○-古市(明大)●3-0
4回戦○-宮崎(法大)●3-2
5回戦●-緒方(早大)○

上野亨樹(応2)
2回戦○-岡田(大正大)●
3回戦○-佐藤(日大)●3-0
4回戦○-赤羽(國學院大)●3-2
5回戦●-加山(愛工大名電高)○1-3

水谷良紀主将(営3)
2回戦○-数本(國學院大)●
3回戦○-内藤(日大)●
4回戦●-内村秀平(日体大)○

佐藤卓央(経3)
2回戦○-漆畑(早大)●
3回戦○-地崎(日体大)●
4回戦●-加山(愛工大名電高)○

玉置怜央(営2)
2回戦○-大塚(静岡学園高)●
3回戦○-久保(専大)●
4回戦●竹崎(野田学園高)○

二木啓太(経2)
2回戦○-松井(國學院大)●
3回戦●-稲津(明大)○1-3

渋谷慶太郎(応3)
2回戦●-藤井(明大)○

左右田
2回戦●-菊池(東洋大)○

杉山遼
2回戦●-新藤(日大)○

向屋敷
2回戦●-平野(早大)○

佐久間
2回戦●-福田(希望が丘高)○

藤田義之
2回戦●-関(國學院大)○

西山
2回戦●-南谷(日大)○

藤本
2回戦○-國近(明大)●
3回戦●-緒方(早大)○

秋廣
2回戦●-坪井(筑波大)○

喜納
2回戦●-野宮(東北福祉大)○

中島
2回戦●-渡辺(明大)○

久保
2回戦●-湯本(大正大)○

森廣
2回戦●-久道(慶大)○

髙橋
2回戦●-鎌田(明大)○

※橋本拓磨(経1)はサフィール国際オープンに参加のため、棄権。


 4月に入学する選手にとっては駒大のユニフォームに袖を通した始めての試合となった神奈川オープン。まるで彼らのための試合のようだった。駒大勢のうち、成績の上位2つを西村と渡井で占めた。中でも、西村は昨年11月の全日学選抜大会の王者である坪井を撃破して、昨年のこの大会で玉置が収めたベスト16を越える結果を残した。相手が決めにきたドライブをギリギリのところで拾い上げ、返す。相手は予想していなかったのか、返ってきたボールには対応できない。そんなプレーに応援席からはどよめきが起こる。粘り強い、という言葉では表現しきれないプレーで数々の難敵を越えてのベスト8入りだ。
 同じ静岡勢の渡井もJOCエリートアカデミー出身の宮崎(法大)をフルセットの末倒した。2人は静岡県の国体代表として同じチームに入り、切磋琢磨してきた。5月のリーグ戦に向け、期待が高まる。上級生も一年生ばかりには頼っていられない、と奮起している。ここまでのチームの流れとしては、秋リーグで優勝し、最速復帰したところまでは同じだ。しかし、この神奈川オープンでベスト8入りしたところが昨年とは違う。「1部リーグに残留し、地力をつけていきたい」と長崎監督は話す。昨年とは1部の構成校が変わり、入れ替わりは激しい。今年こそは1部を逃さない。

◆渡井丈人士
「(ユニフォームを着てみて)大学のエース級の選手に今までなら勝てたらいいと思うくらいだったが、勝てると思えるようになった。これからは駒澤大学として勝っていかないといけない。駒大のユニフォームを着ている以上は成績を残さないといけないと思った。(神奈川オープンの)結果については成績を残せなかったというところで自分の課題が明白に見られた。これから1部の学校として勝っていけるようにオフの日も自主練習をして、また一から考え直して強くなりたい。負けてしまって残念だが、(そういうことに気づけたという点で)いい経験ができた。(次の大会は)東京選手権。今日の悔しさをバネに、駒大もトップレベルで戦えるということを証明できるようにしたい。これから勝っていくために自信をつけていく良い機会だと思うので、明日からしっかり調節したい」

※掲載が遅くなってしまったことをお詫び申し上げます。

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