• まとめる走りができたと語った中村大成=日本体育大学健志台陸上競技場で(田中碧撮影)

  • 自己ベスト更新の小林(田上佳雅撮影)

  • 自己ベスト連続更新の神戸(奥田葉月撮影)

小林・神戸が自己ベスト更新!!

[陸上競技部](2017年06月04日 19時41分)

第257回日本体育大学長距離競技会が、6月4日、日本体育大学健志台陸上競技場で行われた。結果は以下の通り。(上位3位までと駒大のみ掲載)

男子5000m
〈25組〉
1位 遠藤日向(住友電工) 14:27:34
2位 神戸駿介(仏1) 14:27:36☆
3位 松原啓介(サンベルクス) 14:29:16
10位 白頭徹也(市3) 14:32:72
17位 大坪桂一郎(経2) 14:46:79

〈26組〉
1位 藪下響大(大阪ガス) 14:10:97
2位 長谷川令(コニカミノルタ) 14:15:78
3位 中村大成(法2) 14:16:13
7位 小林歩(心1) 14:19:08 ☆
14位 中村大聖(政2) 14:25:75
19位 伊東颯汰(営1) 14:33:04
20位 若林大輝(商1) 14:46:81
DNS 加藤淳(経1)

〈27組〉
1位 田中龍太(明治大) 13:58:13
2位 荒井七海(Honda) 13:59:24
3位 浅石祐史(ヤクルト) 14:01:07
19位 佐々木聖和(営2) 14:22:86


25組には神戸、大坪、白頭が出場。序盤は大坪が駒大勢のトップに立ち、白頭・神戸が続いたがラスト1000mで神戸がペースアップし先頭に立つと1位の選手と最後まで競り合う形の2位でゴール。0.16秒で自己ベスト連続更新となった。

26組には伊東、若林、中村大成、中村大聖、小林の5人が出場した。スタート直後は伊東が先頭で集団を牽引する積極性を見せたが、2000m付近で後退。レース中盤から順位を上げた中村大成は自己ベストに惜しくも約1秒及ばぬタイムでのゴールとなった。集団の中ほどでレースを進めていた小林は、自己ベストを13秒更新した。

27組には佐々木が出場。序盤は集団の前方でレースを展開するも中盤にペースが落ち、大幅に順位を落とす。ラストでもう一度ペースを上げたが自己ベストから10秒ほど遅れた19位でフィニッシュした。

◆白頭徹也
「(今日は)練習もできていたので良い状態で迎えられた。(レースを振り返って)かなりペースが遅かったので最後での勝負になると思っていた。そこまで力をためて最後にスピードをあげることを意識していたが、まだまだ力不足だなと感じた。(レースを終えて)ラストでのスピードに自分は自信がない。スピードがないことを実感した。(今後に向けて)夏までの期間はトラックレースになる。自分は長い距離を走れるようになりたいので、この夏までの期間で最低限自己ベストを狙いたい」

◆大坪桂一郎
「(調子は)悪くはなかったが、走ってみるときつかった。(レースを振り返って)ラスト1000mでペースが上がる展開だった。自分はペースが上がるときに余裕がなく、対応することができなかった。(レース中意識していたことは) 常に良い位置でレースを進めて、ペースアップに対応できるようにしていた。(得られたことは)もう少し切り替えを意識していかなければならないと感じた。(今後に向けて)今年2年生になり、今日のレースでは1年生に負けたりもしてしまい、このままではいけないと思う。駅伝のメンバー入りといった、上の方を目指して頑張っていきたい」

◆中村大成
「(今日の調子は)10日前に脱水症状を起こしていて体調は万全ではなかった。そこから自分なりにやれることをやろうと思い、練習の中でいろいろ工夫して今日に合わせた。自己ベストから1秒ほど遅れてしまったが、まとめるという点ではうまくいったかなと思う。(今日の目標は)自己ベスト更新を目指していたが少し届かなかった。(レースプランは)組的にイーブンペースくらいでいってラスト上がるかなという感じだったが、少し遅かったので途中前に出てペースをあげようと思ったがそこでうまく上げきれなかったという感じ。(監督・コーチからは)とりあえず後半あげるということをしっかりやれと言われていた。自分の中でそこはもう少しあげられたのではないかと思う。(今後は)次のレースは未定だが、おそらく7月の記録会にもう一度出ると思うので、そこで自己ベストを出してしっかり結果を残せたらなと思う」

◆中村大聖
「(今日の調子は)普通。ハーフ明けのレースだったので、現状を確かめるつもりで臨んだ。力不足で、思ったよりも走れなかった。(監督やコーチからは)そこまでハイペースにはならないと思うから、粘ってラスト1000mで切りかえるように指示を受けていた。(レースプランは)なるべく前で走って、ラスト1000mの切りかえに対応できるようにしようと考えていた。実際に走ってみて、力不足のためそれができなかった。(来週の世田谷記録会に向けて)今日うまく刺激が入って、来週にいい走りができると思う。13分台〜14分台1けたを狙っていく。最低でも14分10秒台で収めるレースをしたい。来月のホクレンに出られるように、監督にしっかりアピールしていきたい」

◆佐々木聖和
「(今日の調子は)調整の段階では悪くなかった。今回のレースは、自己ベストの更新と、14分1けたを出すことを目標にしていた。(監督からは)スタート前の体の調子はいいから、集団についていってラストでしっかりあげられるようにと言われていた。(スタート時に前を取りに行った狙いは)先頭につこうという考えはなかった。スタートで遅れたくなかったので、思いきり飛び出した結果先頭になってしまい、失敗してしまった。(今日のレースを振り返って)かすみがうらマラソンで優勝してから、自分の中で変に過信してしまった部分があった。今日のレースがその結果だったと思う。これからは、しっかりと地に足を付けて、冷静に状況を見ながらレースを進めていきたい。(来週の世田谷記録会は)どちらかと言うと、今週のレースが本命だった。今回記録が出せなかった悔しさを持って、疲労を抜きながら来週に照準を合わせて練習に取り組みたい」

◆小林歩
「(今日の調子は)体調に合わせて朝練習をするなど1週間前から調整を結構しっかりやったので自信を持って臨めた。(監督からは)とにかく粘って行ってタイムを伸ばすように言われた。(今回のレースは)3000メートルくらいまでは思った通りのレース展開になったが、切り替えがまだ甘いというのを実感した。練習からラスト1000メートルへの切り替えをしっかり意識してやっていきたい。(自己ベストの要因は)練習が4月から継続できていること。ジョグの日に落としてポイント練習などをしっかりこなせたこと。駒澤の練習の流れが大体わかってきたこと。(さらによくしていきたい点は)今シーズンは14分一桁を目標としていた。あと10秒これからも練習を継続していったら夏が終わったら出ると思うのでとにかく怪我をしないように練習を継続していきたい。(今後の目標は)取り敢えず5000メートルで14分一桁を出して夏合宿につなげていきたい」

◆若林大輝
「(今日の結果は)疲れが出てしまった。日頃の練習で余裕が持てていなくて、試合の結果にも出たと監督にも言われた。(レースプランとしては)監督に言われていたように、最初は5番手、6番手くらいで、その後良い位置につけていこうと思っていた。しかし、2000mくらいで崩れてしまった。(この頃の調子は)入学後、一発目の記録会で自己ベストを更新してから、うまく走れていない。(高校時代の自分と比べて)精神的にまだ成長できていないと感じた。なので、これから夏の練習をうまく乗り切って、秋で成果が見られるようにしたい。(今後の展望は)1回ここで疲労を抜いて、次の記録会に向けて練習を重ねていきたい。まずは5000mを走れないとダメなので、まずそこで記録が出せるようにしたい」

◆神戸駿介
「(今日の調子は)普通。いつも通りだった。(貧血の影響は)この前よりは上がってきたがまだちょっと。前よりはだいぶ良くなった。(今日の目標は)14分20秒を切ること。また、先輩たちと一緒のレースだったので勝ちたいなと思っていた。(レースプランは)3000mまで余裕をもって走って、そこから上げてラスト1000mで離して勝ちきるというのを目標にしていた。(監督・コーチからは)監督からも3000mまで余裕をもってそこから上げていけと言われていた。監督の考えと自分の考えが一致していたので良かったと思う。(走ってみて)最初からペースが考えていたよりも10秒、20秒遅くて焦りがあったが、その分ラスト1000mで切り替えられたので良かった。(今後の課題は)まだまだ練習に余裕がないので、まずはしっかり練習を余裕をもってこなすというのを第一に考えたい。1年生が皆強く、特に今日は小林に負けてしまったので次は勝ちたい」

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