• 通算3ゴール目の高橋「もっと決定機があるので決め切らないと」=筑波大学第一サッカー場で(宮下響撮影)

  • 4失点も、相手の決定機を幾度も防いだ輪島

  • 相手FW11番中野誠也の攻撃力に苦戦した守備陣

高橋通算3ゴール目もチームは後半3失点で完敗

[サッカー部]第91回関東大学サッカーリーグ戦・第8節・対筑波大戦(2017年06月04日 08時59分)

第91回関東大学サッカーリーグ戦・第8節・対筑波大戦が6月3日、筑波大学第一サッカー場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

【スコア】
駒大1ー4筑波大☆
(1−1)
(0−3)

【得点者】
9分:[駒]高橋
20分:[筑]西澤
71分:[筑]中野
86分:[筑]中野(小笠原)
90分:[筑]鈴木

【メンバー】
GK 輪島 稜[4]
DF 熱川徳政[4] 上田哲也[4] 星キョーワァン[2] 須藤皓生[3] 
MF 初芝政弘[4](→53分 中原 輝[3]) 渡邉黎生[4] 大村英哉[4](→83分鈴掛 涼[3]) 安藤 翼[3](→60分 伊藤大祐[3]) 大川雅史[4]
FW 高橋潤也[2]

【SUB】
GK鈴木悠太[1]
DF眞砂慶太朗[4]
MF大塲淳矢[3]
FW小田駿介[3]

 試合立ち上がり9分、まずは駒大が動いた。前線中央で安藤が相手DFのパスをカットすると、反応した高橋へスルーパス。相手GKとの1対1を制し、先制に成功する。5試合ぶりの勝ち星へ向け上々の滑り出しを見せた駒大だが、20分に相手MFのドリブル突破の対処が遅れ、同点弾を献上してしまう。更に疲労から運動量が落ちた後半、終盤に3点を失い試合終了。完敗を喫し、筑波山の紫峰に下る結果となった。

◆秋田浩一監督
「(今日は)私自身一番嫌いな、戦えずに負けてしまう結果だった。一所懸命に戦って4,5点を失うならまだ良かったのだが。終盤、選手が動けなくなって、守備も相手の後ろを追いかけるような形になったりと、プレーが機能していなかった。後半60分くらいまでのプレーを90分間やれれば、まだチャンスもあったと思う。(コンディション面では)戦ったり、競っていくことができる選手がいない。例えば初芝(政弘)は就職活動もあって、万全ではない状況下で、それほど動ける状況ではなかった。タイミングを見計らって交代を考えていたが、怪我をしてしまったし、仕方がない部分もあった。終盤になって選手が疲れて、失点をするうちに焦って、前がかりな姿勢でボールを追いかけて、また失点する状況になっていたと思う。(終盤を迎えるまでの動きは)相手のロングボールと、前線の選手の突破力は何度も警戒するように言っていたので、後半の65分までは対処でいていた。(次節へ向け)選手を変えていかないと厳しい。開幕以降運動量が落ちてしまっている選手ばかりになってしまっているので。でもこのメンバーでやるしかない」

◆渡邉黎生(G4)
「(今日は)勝ちに拘らなければいけないということはチーム全員分かっていたが、結果がすべてなので、この結果を受け止めなければいけない。相手がどんなチームであろうと常に自分たちのサッカーをすることを意識していたが、今回の試合ではそれができていなかったと思う。(ゲームプランは)引きすぎず、要所でしっかりボールを奪いに行くという狙いはあったが、全体として狙いをつけてボールを奪うというシーンが少なく、うまくチャンスにつなげることができなかった。(個人として)自分が出た試合では結果を残さなければならないという意識はあるが、思うような結果を出すことができていないので、その部分を謙虚に受け止め、自分が求められていることをしっかりこなせるようにしていきたい。(次へ向けて)日々の練習の質や雰囲気を高めていくことが重要だと思うので、結果に拘って試合に臨めるよう準備していきたい」

◆高橋潤哉(営2)
「(今日の課題)チームとしては、1-4で結果的には差がついてしまったが、相手との差は点差ほどなかった。最近流れがよくなくて、同じように決定機を決めきれずにその点を守れず失点するというよくない流れがある。それが勝てない要因の一つなので、それはチームとして話し合っているが改善には至っていない。どこかで勝てば乗ってくるので、次の試合に向けていい準備をしなければいけない。(自身の調子)チームを勝たせる点を取らないと意味がない。チームは最近失点が多いので、その中で複数得点をしないと勝てない状態で1点しか取れていないのは逆によくない。もっと決定機があるのでそれを決め切って複数得点をしてチームを勝たせるようにしないと自分のゴールに意味はない。そういうところはもっと突き詰めていかなければいけない。(次戦に向けて)とにかく失点を0にしないといけない。今日の1失点目は1対1の場面で、2失点目はラインが整ってなくて裏をつかれてしまった。改善点はわかっているので、チームとしてというか個人がひとりひとり課題に向き合って練習から改善していかないといけない。監督も言っていたが、最後まで走りきるのは気持ちの部分なので、そこは自分たち次第。全員が個人であげていかないといけない」

なお、次節は6月11日、東金アリーナ陸上競技場にて14:00から日本体育大と対戦する。
【会場までのアクセス】
・JR「東金」駅から九十九里バス(家徳経由九十九里方面行き)
「南新田」バス停下車徒歩7分
・「東金」駅より徒歩40分

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