• 7月に続き自己新を記録した物江=世田谷総合運動場で(常木寛哉撮影)

  • 粘り強い走りを見せた海老沢(小倉笑香撮影)

  • 2週連続で自己新を記録した小山(齊藤綾乃撮影)

  • 好調な走りで5位でゴールする川戸(小野塚栞撮影)

  • 積極的な走りを見せる片西(小野塚栞撮影)

出雲目前、駒大勢新記録続出!

[陸上競技部](2015年10月04日 01時00分)

世田谷陸上競技会が10月3日に世田谷区立総合運動場陸上競技場にて行われた。駒大からは12名が出場。結果は以下の通り(上位3名と駒大のみ)。

<5000m17組>

1着 上手慶(専大)14分26秒66
2着 秋山清仁(日体大)14分26秒78
3着 藤本海生(亜大)14分28秒41
5着 物江雄利(地1)14分29秒09☆
30着 板橋賢吾(市2)15分08秒37

<5000m18組>

1着 佐久間祥(亜大)14分14秒56
2着 松浦大志(神奈川大)14分15秒30
3着 池田生成(青学大)14分16秒14
5着 海老沢太郎(歴1)14分19秒79☆
25着 堀合大輔(国1)14分39秒92
31着 昆   充(商2)14分47秒14
33着 山口優希(政1)14分47秒91

<5000m19組>

1着 梶原有高(プレス工業)14分06秒53
2着 古賀裕樹(山学大)14分11秒44
3着 木田貴大(コモディイイダ)14分12秒40
5着 川戸拓海(国2)14分14秒20☆
15着 片西 景(地1)14分21秒54☆
27着 白頭徹也(市1)14分34秒50

<5000m20組>

1着 代田修平(カネボウ)14分02秒06
2着 小山裕太(経4)14分03秒31☆
3着 池田紀保(プレス工業)14分04秒52
28着 伊勢翔吾(経1)14分44秒56

<5000m21組>

1着 ジョナサンディク(日立物流)13分13秒16
2着 JOSEPHCHACHA(SUBARU)13分26秒25
3着 サムエルムワンギ(コニカミノルタ)13分27秒66
21着 久我和弥(12年度卒、現富士通)13分57秒57
23着 上野渉(13年度卒、現Honda)14分04秒10
37着 浅石祐史(市3)14分24秒29
途中棄権 窪田忍(13年度卒、現トヨタ自動車)

※☆は自己新

 板橋は序盤、先頭集団につき安定した走りを見せていたが中盤にペースダウンし後退。そこから慎重な走りで立て直し、レース後半にペースアップし再び先頭集団に追いつく。物江はそのままゴールし7月に続く自己ベストを更新した。
 18組は海老沢、昆、掘合、山口の4人が出場。海老沢はスタートから上位集団に入り、落ち着いた走りをみせ、残り600mで先頭に突き放されるが自己ベストを更新。堀合は序盤に出遅れたが、立て直し25着でゴール。昆はペースが落ちるも、後半は集団に食らいつき31着でゴール。後半、山口は苦しい戦いだったが最後まで粘り33着でゴール。
 19組に出場した川戸・白頭は序盤から先頭についていき、自分のペースを保ちつつ先頭を意識しながらも川戸は5着でゴールし、自己新記録を更新。白頭は後半になってもペースが上がりきらず27着に。組を変更して出場した片西は序盤から先頭集団の中で食らいつく。15着でゴールし自己ベストをマークした。
 伊勢・小山はレース序盤は1位が見える位置にいながらも伊勢は中盤以降スピードを落とし、悔しい結果に。小山は後半にかけ、先頭集団3人と競り合うもスピード感あふれる走りをみせ、2位でゴールし自己新記録を更新した。
 上野、窪田をはじめとする駒大OB社会人などがひしめくラスト21組を走るは浅石。序盤から先頭集団に差をつけられ、大きく順位を落とす。そのまま後方でレースを進め、37着に終わる。


◆藤田敦史コーチ
「(総評は)良かった選手と悪かった選手の差があったのが第一印象。自己新記録が出た一方、期待していた選手も記録が振るわなかった。全体としてあまり良かったとは言えないが、1年生は健闘した。特に海老沢はレースをみても積極的に前でレースを進めていたので、そういう意気込みはとても良かった。(課題は)例えば青学大は、前でレースを進めても最後に切り替えができる強さがあるが、駒大は前半良くても最後に下がってしまったりとまとめきれない傾向があるので、そういう部分の強さがない。そこを強くしていかないと太刀打ちできない。(出雲へ)メンバーはきちんと練習を積んでいるので自信をもって臨める布陣だ。他大学も三大駅伝の初戦ということで力を入れてくるが、駒大も力を入れてやってきているので、負けないように自信をもって臨みたい」

◆小山裕太
「(今日のコンディションは)先週に出場した東海大記録大会の疲れを抜きながら調整した。いい状態だった。(監督・コーチからは)前にでないと記録は出せないから積極的にいくようにいわれた。(今日意識したことは)監督・コーチから言われたように前にでて引っ張ることと最後の調整をうまくすること。(今後の課題は)今日も1位の選手に差をつけられた周があったので、前の選手に差をつけられないように粘れるようにしたい。(次への抱負は)来週の出雲に出場出来たらチームに貢献したい」

◆海老沢太郎
「(今日のコンデションは)夏合宿も終え、夏明けも十分練習をこなさせたので今回は自信をもって試合に臨んだ。(監督・コーチからは)積極的に前で試合を進めるように言われていた。自分でもできたと思う。しかし、ラストの切り替えがうまくいかず離されてしまった。(自己ベストについて)素直にうれしいが、目標は4分15秒ぎりだったので少し悔しさも残る。(今後の課題・抱負は)ラスト1000mで失速してしまうことで、今回もラスト400mで先頭と離されてしまった。きつい夏合宿を終え、気持ちの面では強くなった。秋はスピードを重視して走りにキレを出していきたい」

◆物江雄利
「(今日は)あまり練習ができていない状態で臨んだので記録更新できるか不安だったが、アップを始めたら体が動くような感覚があったのでいけると感じていた。(監督・コーチからは)ベストを出せと言われていたので、14分35秒を切りたいと思っていた。(意識していたことは)終盤まで粘って、ラストスパートに繋ぐことだった。(今後の課題は)長距離をやる上ではスタミナが大事になってくるため、さらにスタミナとスピードをつけて、14分一桁から13分台へと繋げていきたい。(今後の抱負は)今日自己ベストを出した海老沢、片西や、普段からしっかりと練習している下、伊勢もいるため、他の一年生に負けないようにしっかりと練習していきたい」


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