• 8回2失点で負け投手となった東野=神宮球場で(松本将樹撮影)

  • 打線は最後まで相手投手を攻略できなかった(藤本一輝撮影)

東野粘投実らず、連敗で勝ち点逃す

[硬式野球部]東都大学野球1部春季リーグ対拓大3回戦(2015年04月10日 16時22分)

東都大学野球春季1部リーグ対拓大3回戦が4月10日神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

駒 大 000 000 000=0
拓 大 200 000 000=2


      打安点
DH小 川 400
(6)前 田 410
(5)米 満 300
(7)川 合 100
PH 巴 山 100
79坂 井  000
(3) 永 山 310
(9) 長谷川 100
PH 高 石 100
7  中川昌 000
(8) 青 地 300
(4) 奥 井 300
(2) 高橋亮 200
PH 岡 田 100
     計 2720

     回 打安責
●東 野  8 3572

  先発の東野龍二(経2)は初回、立ち上がりを攻められ1死二塁とされると、連打を浴び2点を先制される。追い付きたい打線は5回、永山慶次郎(経4)の右前安打と犠打などで1死三塁の好機をつくるが、後続が連続三振に倒れ、無得点に終わる。東野は7安打を浴びほぼ毎回走者を背負うが、要所を締める投球で8回を2失点に抑える。だが、打線はその後も沈黙し、相手の先発投手に散発2安打、無得点に抑えられ完封負け。二試合連続の完封負けを喫し、勝ち点を落とした。

◆西村亮監督
「(相手投手は)球にキレがあって、低めに決まっていた。その中でも、もう少し工夫した攻め方が見られないと、この先も苦しい試合が続くと思う。(東野は)立ち上がりの2失点は責められない失点。その後は立て直していたので、頑張れというしかなかった。(昨季優勝したので、他校からのマークが厳しくなったわけではなく)去年優勝したチームとはまるで違うチームで、打線が課題だというのは前から分かっていた。その中でも、神宮でどこまでできるかが勝負になってくる。これから改善していかないと、これからずっと同じ負け方が続くと思う」

◆巻木周平(経4)
「昨日と同じような負け方をしてしまった。相手投手はわかっていたので対策は練っていたが、足りないところがあった。(打線が不調だが)いつも通りのバッティングができていない。高い個の力はあると思うが、打席に立つと緊張からか力みすぎて、今まで練習でやってきたことができていないから、打てないのだと思う。(開幕カードを落としたが)自分たちの足りない部分が出てしまい、ベストゲームが1試合もできなかった。幸い一週間試合がないので、暗くならずチームを立て直していきたい。(次に向けて)一喜一憂せず、でも今日の負けを忘れないように、チーム全員で話し合って次の試合に備えたい。同じような試合にならず、少しでもチームの変化を見せられるような試合ができたら、次の試合も勝てると思う」

◆東野龍二
「(今日の調子は)初回に尽きると思う。球が浮いて、そこを捉えられて簡単に点を入れられて、そのままずるずる行った。初回が今日の勝負を分けたと思う。全体的には初戦の時より調子は良かったが、真っ直ぐが走った分高めに浮いてしまい、捉えられてしまった。2回からは低めに決められたのでそこは良かった。(走者を背負っての投球が多かったが)負けている状況でもう1点を取られてしまうと、取り返せないような状況になってしまうので、絶対に点を取られないという気持ちで投げた。(去年より登板間隔が狭いが)今永さんが投げられないので、きついとかそういうことは言っていられない。今日は2日空いていたので良かった。(次は亜大戦だが)打撃力もあるので、もっと丁寧に、大事に投げていって、チームが勝てればいいと思う」

◆前田滉平(法4)
「(今日の試合は)相手ピッチャーのコントロールが良く低めに集まっていて打ち辛かったが、チーム全体でランナーを出すことを心掛けた。焦りが重なり9回まで無得点に終わってしまった。(チームの打線は)打線は個々の能力があると思うが、一人一人が諦めずくらいついていく事がチームの勝利に繋がると思う。(相手投手は)まっすぐ主体で落ちる系のボールがあるがその落ちる球に手を出してしまった。 (次戦に向けて)とにかく全員で相手チームに向かってくらいついていきたい」

※また、twitterでも試合の速報をしています。併せてご利用ください。(@koma_baseball)

次戦、対亜大戦は4月21日(火)10:30~より神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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