• サイドから起点となり、得点を挙げた小牧=味の素スタジアム西競技場で(高尾葉菜撮影)

  • 斉藤は持ち味の運動量で相手ゴールを脅かし続けた

  • 菊池も1得点とチームに貢献した

強豪相手に喰らいつく!3発ドロー

[サッカー部]第88回関東大学サッカーリーグ戦・第17節・対明治大戦(2014年10月12日 20時56分)

 第88回関東大学サッカーリーグ戦・第17節・対明大戦が10月12日、味の素スタジアム西競技場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

 駒大3-3明大
   (2―1)
   (1-2)

【得点者】()はアシスト
29分:[駒]菊池(大木)
32分:[駒]斎藤(中村)
45+1分:[明]差波
58分:[明]矢島(土居)
71分:[駒]小牧(大木)
75分:[明]室屋

【メンバー】
GK積田景介[3]
DF大木 暁[4]、川岸祐輔[4]、平尾優頼[4]、柳川剛輝[3]
MF伊藤槙人[4]、中村駿[3](→84分大谷真史[2])、平野篤志[3](→57分新田己裕[3])、小牧成亘[4]、斎藤純平[4]
FW菊池将太[3](→77分唐木沢真也[3])

【SUB】
GK森 健太[2]
DF松島鷹史[3]
MF立石忠之[3]
MF児玉卓也[2]
※[ ]内数字は学年

 序盤は相手両サイドの飛び出しや速さに苦戦するも、徐々にリズムを掴む。29分には、クロスをフリーの菊池がヘディングシュートし、先制。また、直後に斎藤も頭で押し込み、2点差を付ける。だが、前半終了間際に直接FKを決められ、失点。2-1で折り返す。後半、立ち上がりから攻め込まれると、58分にゴール前混戦からこぼれ球を押し込まれ、同点に追い付かれる。その後、71分に小牧のゴールで勝ち越すも、75分には、主将・平尾が「強敵だった」と語る、相手SBにグラウンダークロスのこぼれ球を押し込まれ、またも同点に。その後も両者、勝ち越し弾を狙い、豊富な運動量で駆け回るもスコアは動かず。3-3のドローで幕を閉じた。

◆秋田浩一監督
「(今日は)残念だが、十分やれたのではないかと思う。もちろん足りない部分は沢山あったが、粘りを評価したい。また追い付かれてしまったが、しょうがない。よく頑張った。(いつもは早い時間に失点することが多いが)前半の2得点先取は出来すぎ。(予想した試合の流れは)勝利するには、前半スコアレスで、後半粘って最後に得点して逃げ切る形だった。予想外だった。先制後は落ち着いてやるべきだった。(次節は)専修には沢山点を取られているので、何とか借りを返せるようにしたい」

◆平尾優頼 主将(国4)
「(勝てた試合では)前半終了間際の相手FKを抑えていれば、違った結果になったと思う。(相手の両サイドに苦戦した印象だが)予想以上だった。特にSBは強敵で、耐えてきた部分もあったが、3失点目でやられ、最後まで我慢出来なかった。(明大の連勝を止め、戦えるチームになってきたのでは)そう捉えても良いのだが、上位を目指すという目標があるので、ここで勝ち切れなかったのは残念。(次節は)沢山試合をしてきているので、次こそは専大に勝ちたい」

◆斎藤純平(商4)
「(今日は)相手がボールを回すチームだと分かっていたので、守備をし、そこから速い攻撃をすることを意識した。前半はあまり崩されることはなかった。だが、後半は相手に自由にやらせてしまったことが反省点。最後に自分も決められる場面があったので、悔いの残る試合。(得点は)中村が良いボールを蹴ってくれたので、合わせるだけだった。(次節は)ずっと負けている相手なので、しっかり勝ちたい。そして、インカレへ向けて頑張っていきたい」

◆小牧成亘(仏4)
「(今日は)勝たなきゃいけない試合だった。(明大は5連勝中だったが)相手どうこうではなく、自分たちのサッカーをすることだけを心がけた。(得点は)FWが競ると自分に流れてくる。そういう場面は何回かあり、イメージはしていた。(対峙した室屋選手について)高い位置を取ってくると聞いていた。自分が押し込んで上げさせないようにしていたが後半は上手く前でやられてしまった 。(次節は)前期はやられている相手。負けられない試合になる」

◆柳川剛輝(経3)
「(立ち上がりは)縦パスを意識してゴール前を守ることと、早い時間に失点することが多かったのでそこを意識しようというのは、DFで話した(後半2失点はこぼれ球から)常に準備して、どこにこぼれてもブロック出来るように集中しなければいけない。 (強豪校相手に勝ち点1)やはり勝てた試合。勝てる試合ほど、落とさずやらないといけない。(次節は)ここで負ける訳にはいかないと皆思っているので、絶対勝ちたい」

なお、次節は10月19日、味の素フィールド西が丘にて13:50から専大と対戦する。
【会場へのアクセス】
・都営地下鉄三田線「本蓮沼」駅より、徒歩10分
・JR「十条」駅より、徒歩20分
・JR「赤羽」駅西口より「池袋」行、「日大病院」行バス乗車、「国立西が丘競技場北門」下車、徒歩5分、または「トンネル経由 赤羽車庫」行、「王子駅」行乗車、「国立西が丘競技場」下車、徒歩3分

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