• 今永は5回を投げ3失点で負け投手=神宮球場で(松本将樹撮影)

  • 東野は2回を無失点に抑える好投を見せた

打線沈黙…投手陣も粘れず完敗

[硬式野球部]東都大学野球1部秋季リーグ対亜大1回戦(2014年10月08日 19時19分)

東都大学野球秋季1部リーグ対亜大1回戦が10月8日神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

亜 大 201 000 011=5
駒 大 000 000 000=0

      打安点
(5)米 満 300
PH福山慎 100
5 巻 木 000
(4)前 田 410
PH中川昌 000
4 奥 井 000
(9)下 川 300
9 青 地 100
(8)江 越 310
(7)齋 藤 300
DH永 山 210
PH長谷川 100
(3)福山亮 310
(2)高橋亮 200
(6)砂 川 300
計     2930

●今永 5 2773
 東野 2 820
 中山 2 1240

 初回、先発の今永昇太(経4)は先頭打者に本塁打を浴びるなど、いきなり2点を先制される。今永はその後も制球が定まらず、3回には1死満塁の場面で押し出しとなる死球を与え追加点を許す。援護したい打線だったが、プロ注目の亜大先発、山崎康晃(4年=帝京高)の前に散発3安打、15三振と完全に抑えられる。6回以降は一年生左腕の東野龍二(経1)と中山大貴(経1)が継投したが、8回、9回には失策から2点を失い完敗。首位攻防戦は黒星発進となった。
 

◆西村亮監督
「(今日の今永は)全くだめだった。球数的にも限界かなと思ったので、1年生に投げる機会を与えて雰囲気を変えていこうとした。(打線は)もう少し打てないなりに前に飛ばせるよう工夫して勝負しないと、いつまでたっても点が取れない。(5回以降登板した1年生は)もっとレベルを上げないと通用しないと思う。今永がだめになったらチームが負けてしまう状態。野手陣、投手陣共にピリッとしたところを出していかなくてはいけない。後は4年生にかかってくるので、最後という気持ちを試合で出してほしい」

◆福山亮(経4)主将
「(山崎は)1年生から対戦していて、素晴らしい投手であることは知っている。それでも何とか勝っていかなくてはならないので、なんとか明日勝って、3戦目でリベンジしたい。(打線は)打てて3割なので、大事なところで打てるように、気持ちの部分で負けないよう、自分たちの有利なカウントへ相手を追い込んで、ヒットを打てるようにしたい。今日のことを引きずっても仕方がないので、明日にかけるしかない。自分たちのやることをこなして、一球一球に死に物狂いでくらいついていきたい」

◆今永昇太
「(今日を振り返って)言い訳もできない。亜大が強いとかではなく自分から崩れてしまった。自分の思った通りに投げられなくてその原因も分からなかった。自分の力を出せなかったのが悔しい。試合前からストレートの調子が悪かったがこういう時に勝てるピッチャーじゃないといけない。(先頭打者のホームランは)カウントも悪くて相手はストレートに絞っていた。カウントを悪くした時点で自分の負けだった。(次戦に向けて)明日、明後日投げる機会があれば必ず0に抑えてチームに貢献したい」

◆江越大賀(法4)
「(相手投手は)ストレートと落ちる球の組み合わせでゲームを作っていた。簡単には打てなかった。(内野安打について)打った球はストレート、執念でヘッドスライディングを決めた。(次戦に向けて)最後なので4年生が意地で引っ張っていき、勝利したい」

◆東野龍二
「序盤から攻め込まれていたので、0点で抑えて流れを持ってこようとした。(良かった球は)ストレート。藤岡さんを三振に打ち取ることができたので、ストレート主体の強気な投球ができた。(マウンド上で笑みを浮かべていたが)緊張はせず、リラックスして投げられた。リードされていたので、開き直って投げた。(亜大の打者は)雰囲気はあったが、ベンチでも片山さんから、落ち着いていつも通り投げれば連打は浴びないと聞いていたので、焦らず投げた」

◆中山大貴
「緊張してしまったので、もっと落ち着いて投げられれば良かった。(亜大は)変化球を投げても、詰まらずに打ち返してきたところが、他のチームとの違うところだと思った。(今日良かった球は)カットボールで打者を打ち取れた。(次登板する時は)もっとしっかり腕を振って、いい真っ直ぐを投げられるようにしたい」

※また、twitterでも試合の速報をしています。併せてご利用ください。(@koma_baseball)

次戦、対亜大1回戦は10月7日、10:30より神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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