• 齊藤は3安打3打点の活躍で、勝利に貢献した=神宮球場で(藤本一輝撮影)

  • 決勝打を放った江越(二宮優里亜撮影)

  • 今永はリーグトップの5勝目を挙げた

大金星!打線繋がり王者から勝ち点

[硬式野球部]東都大学野球1部秋季リーグ対亜大3回戦(2014年10月10日 18時19分)

 東都大学野球秋季1部リーグ対亜大3回戦が10月10日神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

亜 大 100 200 000=3
駒 大 201 010 000=4

      打安点
(5)米 満 400
(4)前 田 431
(9)下 川 200
3 巻 木 000
(8)江 越 311
(7)齋 藤 433
DH長谷川 300
HD福山慎 100
(3)福山亮 410
R9小 森 000
(2)高橋亮 220
(6)砂 川 300
計     30104

      回  打安責
○今 永 9  3542

 1点を先制された初回、2死一、二塁の場面で斎藤導久(政4)の左越適時2点三塁打で逆転すると、3回にも好機で斎藤が内野ゴロを放ち、点差を広げる。その後4回に同点に追いつかれるが、5回に1死三塁の好機を作ると、江越大賀(法4)の内野ゴロの間に走者が帰り再び逆転する。リードをもらった先発の今永昇太(経3)は、4回以降は要所を締める投球を見せ、9回を3失点、4安打、12奪三振で完投勝利。26季振りの優勝へ向け、大きな一勝を挙げた。

◆西村亮監督
「今永が意地を見せてくれた。1戦目から肩に違和感があったようで、今日は5回まで投げられるかなという感じだったが、後半にエンジンがかかってきていた。うまく調整できていたと思う。(優勝が見えてきたが)そういったことを頭に入れたらうちはだめになる。(打線は)おととい出来なかった、つないでつないでという気持ちが出ていた。4年生の調子が戻ってきたかなという感じ」

◆福山亮(経4)主将
「とにかく連勝することが目標だったので、勝てて嬉しい。(4年生が好調だが)おととい4年生だけで集まり、ラストシーズンなのでラストスパートをかけていこうと話し合った。その成果が昨日、今日で出しきれて良かった。(今永は)1戦目ダメだったが、そこから中一日で修正してナイスピッチをしてくれた。(優勝が見えてきたが)まだ2カード残っており、そこに勝たないと意味がないので、最後の一球まで全力でやっていきたい」

◆今永昇太
「1戦目は負けてしまったが、2戦目に野手や投手陣が粘って3戦目につないでくれた。その皆の意志を汲み取って投げられたと思う。(肩・肘の違和感は)1戦目では、普段7、8回にくる疲れが初回からあった。マウンドに立ったら責任もあり、それを考えられないようではエースではない。今日は1戦目とは違う自分をみせようと思っていたので出来てよかった。(亜大の壁を1つ越えたが)勝たないと優勝出来ないし、今日この壁を越えられたことで、自分たちも少しは強くなったのではないかと思う。ここで気を緩めず、落ち着いていこうと思う」

◆齋藤導久
「ここ3試合ヒットが出なかったが、監督さんは変えずに使い続けてくれたので、その起用に応えられるように、初球から食らいついていった。(第一打席に打った球は)真っ直ぐ。打てる球は全て打ち返そうと思っていたので、初球から振り抜いた。今までは下の学年に助けてもらっていたので、残りの試合は4年生が、打撃だけではなく雰囲気作りや練習でもチームを引っ張っていきたい。(残りのカードは)優勝ということは深く考えず。自分たちのやるべきことをやっていきたい」

◆江越大賀
「(好調だが)基本に戻ってやっている。国学大1回戦でホームランが1本出て、気持ちに余裕ができた。そこから周りが見られるようになって、打撃でも結果が出るようになっている。(最後のリーグ戦だが)1回戦で悔しい負け方をした。試合の後に4年生で話し合って、昨日の夜も話をした。『最後くらい俺達4年生がやってやろう』と話していて、それが気持ちの変化に繋がっていると思う。(優勝が見えてきたが)次の拓大戦の1回戦だけを見据えて、残りの時間を過ごしていきたい」

※また、twitterでも試合の速報をしています。併せてご利用ください。(@koma_baseball)

次戦、対拓大戦は10月14日(火)10:30~より神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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