• 今季2度目の完封勝利を飾った今永=神宮球場で(高橋成美撮影)

  • 砂川は貴重な追加点を挙げた(藤本一輝撮影)

今永0封!投手戦競り勝ち3勝目

[硬式野球部]東都大学野球1部秋季リーグ対中大1回戦(2014年09月24日 21時13分)

 東都大学野球秋季1部リーグ対中大1回戦が9月24日神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

駒大 020 000 000 2
中大 000 000 000 0

      打安点
(5)米 満 400
(4)前 田 400
(9)下 川 410
9 青 地 000
(8)江 越 200
DH 永 山 410
(7)斎 藤 220
(3)福山亮 401
PH 小 森 000
3 巻 木 000
(2)高橋亮 400
(6)砂 川 411
    計 3252

    回 打安責
○今永 9  3130

 2回、死球と失策などで1死一、三塁とすると、野手選択の間に三塁走者が帰塁し先制すると、砂川哲平(法4)の左前安打で追加点を挙げ、点差を広げる。その後打線は相手先発の緩急を生かした投球に苦しむが、先発の今永昇太(経3)は安定した投球を見せ、9回を散発3安打、無失点に抑え、9奪三振で今季2度目の完封勝利。点差を守り切り、投手戦を制した。

◆西村亮監督
「(今永の投球は)すばらしいね。自分のピッチングができている。まっすぐも良いコースに決まっていたし、高橋亮のリードも良かった。(今永が先発すると)やはり安定感があるので、野手としても大丈夫だろうという余裕が生まれる。それでも、相手にも勢いがあって、9回まで粘られてしまった。もう1点なんとか取れれば、チームとしてもう一皮むけることができる。バッティンクカウントから打ちたい気持ちだけで振って、打ち取られている。それでは勝てない。(勝ち点2どうしの試合だったが)勝ち点を気にするのはまだ早い。自分たちのリズムを大切にしていかなくてはいけない。(砂川は)良いところで一本が出てくれた。良い働きをしてくれた。(明日は)今日の良い流れでやっていきたい。チームがどこで崩れるかわからないので、一戦一戦大切にやっていきたい」

◆福山亮主将(経4)
「今永のナイスピッチがあって、まずは勝てたことが大きい。勢いのあるチームだったので、入り込まれないようにした。(相手は)緩急をつけた投球をしてきて、打線が打ちあぐねてしまった。その中でも、砂川は欲しいところで一本出てくれた。(自身の打順が下がったが)自分はもっと調子あげないといけないが、それは監督さんが決めることなので、チームに貢献することを一番に考えて野球をしたい。(明日は)しっかり準備して明日に備えたい」

◆今永昇太
「(がむしゃらに投げないために)バッター1人1人を見て、ベストボールを投げているがバッターが嫌がっているボールを投げるようにしている。自分があまりよくないと思うボールでも相手が打ちにくい球を投げれば打ち取れる確率も上がるので考えてピッチングできているのではないかと思う。(全完投だが)リーグ戦はこれからで今までの投球より大事。これまでの完投を自分の自信にしてこれからの投球に生かしたい。(今は春よりも)踏ん張る力がチームにある。これからしっかり踏ん張って最後まで粘り、皆で頑張りたい。 (春に比べて)気持ちは疲れていなくても身体は確実に疲れているのでその中で球数が少ないに越したことはない。体の近いところに攻められるようなピッチングをしていきたい」

◆砂川哲平
「(今日は)相手投手の緩急のある投球を自分自身もチーム全体としても攻略できてよかった。(打点を決めたときの打席では)前に1点とっていて、もう1点追加したいという気持ちが強かった。だから何とか返そうという気持ちで打席に入った。(調子がいい要因は)特に何か変えたことはないが最近、ヒットが出ていることから自信がついているのでそれがプレイにつながっていると思う。(勝負強さの秘訣は)練習の時からチャンスの時にしっかり打てるように想像しながら練習しているので試合でも緊張せずに、大事な時にしっかり打てる。(次戦に向けて)今のいい流れをそのまま明日につなげてチームとしても個人としてもいい結果が出せるようにしたい」


※また、twitterでも試合の速報をしています。併せてご利用ください。(@koma_baseball)

次戦、対中大1回戦は9月25日、10:30より神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

発行冊子最新号一覧背景(左)

硬式野球部の前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)
発行冊子最新号一覧背景(左)

前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)