予選出場ならず、課題の残る試合に
[体操競技部]体操天皇杯第68回全日本体操個人総合選手権・種目別選手権トライアル(2014年05月10日 18時00分)
体操天皇杯第68回全日本体操個人総合選手権・選手権トライアルが5月10日、代々木第一体育館で行われた。結果は以下の通り(駒大のみ)。
<ゆか>
49位 北本 明(商4) 14.450
87位 仁科悠介(営4) 13.500
91位 小松陽向(経4) 13.100
<あん馬>
26位 仁科悠介 14.050
48位 折野翔大(営2) 13.300
64位 宮本一輝(営3) 12.700
90位 徳永晴優(法2) 11.250
<つり輪>
65位 前川昴平(英4) 13.600
81位 近藤 翼(政2) 12.850
7月に開催予定の全日本種目別選手権・予選への出場権をかけて行われた今回の種目別トライアル。ゆか3組に出場した北本は序盤、少し体勢を崩してしまうが、後半にかけては伸びのある演技で14点台にまとめた。あん馬6組には、この日2種目めとなった主将仁科が出場。途中、体勢を崩しかけたが持ちこたえ、安定した演技をみせたが、26位と惜しくも選手権出場とはならなかった。
◆柳浩二郎コーチ
「(選手の調子は)悪くなかった。調子を上げている途中でのこの種目別なので合わせるのは難しい。(試合を振り返って)この全日本のトライアルはDスコア(演技価値点)が高くても残れない。仁科のあん馬と北本のゆかは良かったと思う。課題は、Eスコア(実施点)を9点に近づけることができれば残れるのでそこを伸ばすこと。(今後は)チームの展開を試しながらやっていく。何が起こるか分からないので、東日本インカレでは、全日本につなげられるようにしたい」
◆仁科悠介男子主将
「大会前に鉄棒から落下してひじを痛めたが、痛み止めを打って頑張って出た。(演技を振り返って)ゆかでは、難度を下げて点数を取りにいったが、会場の雰囲気にのまれて緊張してしまった。あん馬では7月の種目別を意識して狙っていったが、それでも(点数が)ギリギリになってしまったのでそこが課題。(今後は)来週は東日本インカレなので、チーム一丸となって上位に入れるようにしたい。8月には全日本インカレが山口であって、4年生の最後の大会なので目標達成できるようにしたい」
◆北本 明
「(今日は)いつも通りできた。いつも通りが一番いいのかなと。代々木は初めての場所で、すごく緊張したが、その緊張を楽しむことができた。出来は良かった。今の自分が出来るレベルだったと思う。(課題は)床は自分の得意種目だが、着地が重要。上手い選手は跳べて当たり前。細かいところまで詰めていけたらもっと上にいけると思う」
◆前川昂平
「自分の力は出し切れた。点数は思ったより伸びなくてすこし残念ではあるが、今後につながる演技だと思った。(具体的には)自分としては演技の内容はそこまで悪くなかったので、緊張の中で自分の中ではできたのは良かったが、点数は伸びなかったというのは反省点も沢山あるので今後に生かして行けたらなと思う。(緊張は)初めての代々木体育館だったので緊張した」
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