• 優勝し表彰される中村=国立霞ヶ丘競技場で(小野沢権悟撮影)

  • 障がいを抜けトラックを駆け抜ける染谷(町田敦子撮影)

  • 10000m決勝で先頭争いを繰り広げた駒大勢(梅田けいた撮影)

絶好調中村!激走見せつけ優勝!

[陸上競技部]第92回関東学生陸上競技対校選手権大会2日目(2013年05月20日 01時43分)

 第92回関東学生陸上競技対校選手権大会2日目が5月19日、国立霞ヶ丘競技場で行われた。駒大からは3000mSC予選に染谷、山内、宮下が、10000m決勝に窪田、中村が出場。結果は以下の通り(上位3名と駒大のみ)。
※駒大は2部校

<3000mSC予選>
【1組】
1着 平塚祐三(大東大) 9:04.97
2着 染谷滉二(法4) 9:05.72=決勝進出
3着 猪狩大樹(帝京大) 9:06.02
7着 山内栄二(歴2) 9:10.68

【2組】
1着 佐野雅治(東農大) 9:00.23
2着 市田 宏(大東大) 9:03.33
3着 菅原涼介(神奈川大) 9:04.87
5着 宮下紘一(経2) 9:08.46=決勝進出

<10000m決勝>
1着 中村匠吾(経3) 28:39.52
2着 窪田 忍(経4) 28:48.77
3着 市田 孝(大東大) 28:49.50

 3000mSC、1組の染谷は後方よりスタートし、徐々にペースを上げていく。終盤に染谷がスピードを上げトップに踊り出る。ラスト2周、激戦を繰り広げスパートをかけるが2位に終わる。2組の宮下は5着でフィニッシュした。予選の結果、染谷、宮下は決勝戦進出を決めた。10000m決勝に出場した窪田、中村は後方からのスタート。両選手は徐々に順位を上げ、5000m地点で中村が外から一気に追い上げ、窪田を抜き先頭に出る。両者譲らず攻防戦を繰り広げる中、8000mで中村が窪田との差を広げそのまま1位でフィニッシュ。後を追う窪田も2着でゴールし、駒大勢が1、2位を勝ち取り、好成績を収めた。

◆大八木弘明監督
「3000mは運がなかった。転げてしまったのは山内にとっても経験だと思う。(決勝に進んだ2人は)次で自己ベストを出してもらいたいし、入賞はしてもらいたい。10000mに関しては2部の外人が引っ張っている感じがあったが、2人ともプライド持って走れていたと思う。まだ二人ともGGNの後だから本調子ではないからちょっときつかった。窪田はマラソンからの立て直しだったが、中村は(今日の走りは)よかったと思う。(今日の試合に点数をつけると)80点。力はあるし、1、2でフィニッシュしたから。(来週は)3000SCの染谷、宮下あたりに注目している」

◆染谷晃二
「(今日のレースは)きつかった。緊張しすぎて、体が固まってしまった。(6周目からの追い上げは)監督からもラスト2周から上げていくよう言われていた。きつかったけど上げていかなきゃ決勝に出れなくなるので。(決勝の意気込みは)しっかりと3位以内を狙いたい。自分の納得のゆくレースをしたい。(監督からは)ラストきかせろと言われた。(今日のタイムは)もうちょっとラスト2周から上げられれば。(改善点は)リラックスして自分の持てる力を出したい。(今後は)10000mを走ってみたい」

◆中村匠吾
「(今日は)先週もレースがあって上手く1週間で疲労を抜くなり調整することができていたので、記録にこだわることなく順位をしっかり狙って優勝することができて良かったと思う。(調整は)リラックスしておとすところはしっかりおとしてきた。練習で上手く動けて、良い流れでこれたので、ここからは逆に調子を落とさないようにしたい。(レース展開は)留学生の選手がなかなか前のほうで引っ張ってくれなくて監督からは(留学生が)いかなかったら窪田さんとふたりで引っ張り合いしながらいけと指示を受けていたから、引っ張っていき、いけるところでしっかりいくという風にできた。(課題点は)ラスト1~2周くらいからの切り替えができたらもう少しタイムも伸びてきたと思う。また、日本選手権ではもっと強い実業団の選手も出場してくるから、今日のような走りでは通用しないしその辺りをもう一回しっかりと磨きをかけてやっていきたい」

◆窪田 忍
「(監督からは)外国人選手がいるが中村としっかり走っていけと言われた。(走りは)まだまだ上がってきていないが少しずつ強くなっている。ここで調子を整えて少しでも速く、でも焦らずにいきたい。(点数をつけると)30~40点。悪いなりにもここまで出来たが力不足でペースが上がり切らなかった。6000mからは中村に引っ張らせてしまい、途中でペースを落とした時に自分できちんと調整する事が出来なかった。(今後の課題は)まず調子を戻し、キャプテンとして練習でもチームを引っ張っていきたい」

 なお、関東インカレ3日目は5月25日(土)、日産スタジアムで行われる。

■競技場へのアクセス
・横浜市営地下鉄、新横浜駅から徒歩12分
・JR横浜線、小机駅から徒歩7分

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