• 今季6ゴール目を決めた山本=法政大学城山サッカー場で(森下和貴撮影)

  • 懸命にチームを引っ張ったキャプテン碓井

  • 田中の2アシストも報われず

連勝ストップ、格下相手に逆転負け

[サッカー部]関東大学サッカーリーグ戦・第7節平成国際大戦(2013年05月13日 00時23分)

第87回関東大学サッカーリーグ戦・第7節平成国際大戦が5月12日、法政大学城山サッカー場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

駒大3-4平国大☆
  (3-1)
  (0-3)

【得点者】()はアシスト
15分:[平]
28分:[駒]斎藤(田中)
29分:[駒]山本(小牧)
32分:[駒]伊藤(田中)
65分:[平]
72分:[平]
90+2分:[平]



【メンバー】
GK大石健太[4]
DF柳川剛輝[2] (→80分キム・デセン[1])、平尾優頼[3]、伊藤槙人[3]、田中雄一[4]
MF若山瞭太[4]、碓井鉄平[4]、平野篤志[2](→65分鈴木啓晃[1])、小牧成亘[3]、
FW山本大貴[4]、斎藤純平[3](→72分川岸祐輔[3])
【SUB】
GK積田景介[2]
MF立石忠之[2]
MF久永 翼[2]
FW大谷真史[1]

※[ ]内数字は学年


 立ち上がりからチャンスを演出し攻め立てるが、先制したのは平国大。15分に中盤でボールを奪われるとそのままドリブルで切り込まれゴール前からシュート、これが決まり早々に先制点を献上。しかしペースを崩すことなくサイドを使い攻撃を仕掛け、好機を演出すると28分、田中のコーナーに今季初スタメンの斎藤が頭で合わせ同点に追いつく。その1分後、左サイドをドリブルで切り込んだ小牧が上げたクロスに山本が足で押し込み勝ち越しに成功し、2点リードで前半を折り返す。迎えた後半、逃げ切りたい駒大だったが65分、左サイド深い位置からFKを決められ点差を縮められる。それから勢いに乗った相手の猛攻に耐えられず「3点取ってチームの方向性がバラバラになってしまった」(碓井)と話すよう、チーム内での意識の差から立て続けに失点。ロスタイムで逆転ゴールを許し3-4で無念の逆転負けを喫した。





◆秋田浩一監督
「(今日は)前半は、内容的には良かったが後半は戦えなかったし、動けなかった。暑さもあるし、おごりとか緩みもあるんじゃないか。(4失点は)精神的にも弱いんじゃないか。やっぱりひとつ乱れちゃうと我慢出来ない。去年と同じようなのが出てきてしまった。ここなん試合かは我慢してきたからやれたけど、徹底出来ていなかったと思う。(プレスが甘くなっていた部分)ツートップの一人が戻れというのを疲れて戻れなくなってしまった、リードしているせいもあるが。守ろうという意識でラインが下がってしまったと思う。気持ちが攻撃的じゃなかった。ただやっぱり、メンタルが弱い。こういう時に戦えない。少し良くなったかと思ったが、まだまだだった。そういうところをもう一回鍛え直す」

◆碓井鉄平主将(政4)
「入りがよくなくて、また失点してしまったが、3点取ってチームの方向性がバラバラになってしまった。前線は点取りに行っていて後ろは守ろうとしていて、その分間延びしてしまってそこをうまく使われて失点した。(攻撃がうまくいかない)ディフェンスが引いてしまったことは確か。うちの強みは両サイドなので、今日は小牟田が居なくてやまが競っていたが、その背後やサイドの足元をうまく使えればよかったが、パスが雑で入らなかったのと、ヘディングも勝てなくてリズムに乗れなかった」

◆大石健太(営4)
「(振り返って)まず前半は自分のミスから失点してしまったが前線の選手が立て直して3得点できたことはよかった。しかし、後半もう1点とりにいくべき状況にもかかわらず、気を緩めたわけでは無いが崩れてしまった。マークの受け渡しや前線からボールを追う場面で後ろからしっかり声をかけられなかったことが崩れてしまった一番の原因だと思う。次節はここまでの試合のなかでも一番大事な一戦だと思う。次節勝ちきれなければ厳くなると思うので、一週間で守備などを修正して失点を無くし、絶対に勝ちたいと思う」

◆田中雄一(法4)
「(相手の印象)相手はパスをつないでくるって言われてので、縦へ入っていくボールをしっかり狙って、なるべく高い位置で攻撃しようと思ったが、3対1になって後半相手が勢い付いてからはしっかりできてなかった。(アシストは)相手のニアが結構あいていたので、みんなで話し合ってそこ狙って行こうという話をしていたので、狙い通りだったとは思う。(後半相手の雰囲気に飲まれていたが)そこを変えられないのが去年と一緒なので、そこをどういかに耐えて失点を無くしていくかという点が今後の課題だと思う」


◆山本大貴(法4)
「(今日の試合を振り返って)後半攻められてしまい前線から守備がいい加減になってしまっていた。決定的なチャンスを決めきれていれば流れは変わっていたと思う。(試合中の監督の指示)前線からプレスをかけること。丁寧にプレーすること。(個人的な反省点)決定機はあったのでそこで決められればもっと変わったと思うので、そういうところをしっかり決めたい。(どんな風に修正するか)3点とっているわけだから、守備の部分で前からプレスが出来なくて後ろが下がってしまったと思うので、前線からの守備をしっかりやってチームのやるべきことをやれれば次も勝てると思う」

 なお、次戦第87回関東大学サッカーリーグ戦・第8節・東京学芸大戦は5月19日、13:50から朝鮮大学校グランドで行われる。

■会場へのアクセス
◆JR中央線「国分寺」駅北口より
西武バス[寺71]系統、武蔵野美術大学行き乗車(20分)「朝鮮大学校校」下車すぐ
◆西武国分寺線 鷹の台駅から、1.5キロ徒歩25分

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