• 2安打完投でリーグ戦初勝利を挙げた今永=神宮球場で(瀧埜ひとみ撮影)

  • 福山亮は6回、逆転の右中間適時二塁打を放った(松井智子撮影)

  • 1年生ながら2番右翼で開幕スタメンを果たした伊藤

今永、2安打完投でリーグ戦白星発進

[硬式野球部]東都大学野球1部春季リーグ対専大1回戦(2013年04月08日 20時48分)

 東都大学野球1部春季リーグ対専大1回戦が4月8日、神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

駒 大 000 110 000 2
専 大 000 100 000 1

  打安点
(4)9砂 川 310
(9)伊 藤 300
4 福山慎 100
(6)下 川 410
(8)江 越 400
(5)福山亮 411
(2)木 下 410
(3)柳 原 410
3西村凌 000
DH篠 原 300
(7)齋 藤 211
     計3262

▽二塁打=木下、砂川、下川、福山亮

     回 打安責
○今永  9 3220

 春季リーグ初戦。5回、先頭の木下祐志(市3)が右中間二塁打で出塁し三塁まで進むと9番・齋藤導久(政3)が中犠飛を放ち先制。その裏、2死二塁の危機を招くと伊藤修太(経1)が右飛を落球し同点に追いつかれてしまう。直後の6回、下川知弥(市3)が左中間二塁打を放ち好機を作ると、福山亮(経3)の右中間適時二塁打で勝ち越しに成功。先発・今永昇太(経2)は7回まで無安打の好投を見せるとそのまま1点リードを守り切り2安打完投勝利を挙げ、チームは初白星を手にした。


◆西村 亮監督
「(今日は)打線がもう少しうまく攻められればよかったかな。専大の山田も良い投手だったし、まぁよく打ってくれたと。(今日のオーダーは)新戦力もどんどん使っていかないとと思って。(今永は)まぁまぁ自分の持ち味を発揮できたんじゃないですか。完投いけるか迷ったが経験と思って。去年は力任せでいく場面もあったけど、一冬超えて長いイニングを投げるために色々と気付きながらやってくれたと思う。まだまだ成長途中だけど緊迫した中で投げて勝てたのは好収穫じゃないですかね。(開幕投手は)片山もオープン戦でよく投げていたので最後まで迷ったが、ここ最近でどちらかなというところで今永に。(木下は)落ち着いてやってくれた。去年の秋を終えてだいぶ成長したと思う」

◆松本 皐兵(地4)
「(今日は)緊張していたけど、みんなよく粘ってくれていた。試合はもっと打ち合いになると思っていたけど投手が良かった。 (今永は)調子はあまり良くなかったが、まとめてくれた。(オーダーは)思い切ったメンバーだなと思いましたけど、みんな良い経験になったんじゃないですか。 (明日は)今日の勝ちで満足せずにまた1つ1つ勝っていきたい」

◆木下 祐志
「(今日は)最初は緊張していたが、1、2回を終えてだんだん楽しくなってきた。(今永は)ちょっと決まっていて、コントロールもよかった。要所を締めてくれて、ツースリーから粘ってアウトを取れた。(専大は初対戦だが)バッターの打ち方や、配球を頭の中で考えていた。(今年は)昨年出ていたメンバーがたくさんいるが、昨年のメンバーに引っ張られるのではなく、自分が引っ張っていきたい」

◆福山 亮
「(今日は)いつも以上に緊張した。いつもより声出して気合い入れてやった。1勝できたのは大きい。(勝ち越し打は)ストレート。捉えられるのかなと思ったけど、気持ちで持っていった。(弟は)1ついいプレーもあって、やっぱり弟に負けないようにしたい。気合いも入る。(3年でクリーンアップだが)江越、下川が前にいるので、少しでも2人を返せるように頑張りたい。(専修は初対戦だが)勢いがあって、1つのミスにつけこんでくる。勢いにのまれないようにしっかりとやりたい。(リーグ戦は)始まったばかりでミスもある。ミスを1つ1つ無くしていく。(新チームは)まだまだこれから。勝ちにこだわっていく。(明日は)全力プレーで頑張る」

◆今永 昇太
「秋は2戦目に先発したが勝てなかったので今日は勝てて嬉しい。(プレッシャーは)いい緊張感でプラスにできた。(よかった点)まっすぐにキレがでてよかった。(先発は)片山も最近いいピッチングをしていたので。1戦目に投げたい気持ちはあったのでよかった。(後半まで無安打だったが)死球があったのて無安打の気はなかった。」

◆伊藤 修太
「(開幕スタメンは)緊張した。反省ばっかり。(5回の失策は)申し訳ない。(今永になぐさめられてたが)先輩に声かけてもらえて少し楽になった。(1年生が多く出場したが)使ってくれてありがたい。1年というのは関係なく全力プレーでいきたい。(初戦勝ってチームの雰囲気は)ほんと明るくて元気よく。初戦でみんな緊張していたが勝ててうれしい。(目標は)1本でも多く打って貢献したい。(大学4年間では)ベスト9とか取れる選手に成長したい。(東都は)レベル高い。高校までとは違う雰囲気でピリピリしてた。(明日は)また明日、今日とは違う形で1勝できるように頑張りたい」


※また、twitterでも試合の速報をしています。併せてご利用ください。(@koma_baseball)

 なお、次戦・専大2回戦は4月9日、10:30から神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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