• 無四球完封を挙げた井口=愛知学院大日進キャンパス野球場で(高橋伽奈撮影)

  • 戸柱は先制のタイムリーを放った

要所を締める完封劇で優勝へ王手

[硬式野球部](2012年08月22日 01時08分)

 第44回仏教系四大学野球大会が8月21日、愛知学院大日進キャンパス野球場で行われた。結果と出場メンバー(駒大のみ)は以下の通り。

駒 大 010 002 001 4
立正大 000 000 000 0

      打安点
(7)中 谷 510
(8)小 林 310
(5)下 川 410
(6)白 崎 321
(9)江 越 301
(3)福 山 211
H3古 市 000
DH柳 原 210
HD古 賀 200
(2)戸 柱 411
2  東  000
(4)砂 川 410
     計3294

     回 打安責
〇井 口 9 3260

 2回、福山亮(経2)が左前安打で出塁し2死二塁とすると、続く戸柱泰孝(現4)が中前適時打を放ち先制点を奪う。6回には、相手投手のミスにも乗じ連続押し出し四球で2点を追加し、最終回にもだめ押し点を挙げた。投げては、先発・井口拓皓(経4)が毎回のように走者を背負いながらも要所を締める投球で完封勝利。これで明日の優勝決定戦に駒を進め、4大会ぶりの優勝を狙う。

◆小林勇登主将(経4)
「(今日は)先制点取れたのがでかい。(夏のオープン戦では)守備からしっかり強化している。(1年生投手は)1年も経験しなきゃいけないんで。(チームの調子は)最近は入りが悪かったけど、今日はびしっと入れてた。(同じ東都の立正は)やっぱ2部には負けられない。みんなそういうプライドをもってできたのが良かった。(明日の決勝は)しばらく優勝はしてないので、明日は優勝したいです」

◆井口拓皓
「(今日は)調子自体は普通で、徐々に上がってきた感じ。時期的にも段々良くなってきている頃。(オープン戦やリーグ戦とは違う雰囲気だが)せっかく愛知まで来たわけだから優勝して帰ろうというのはみんな思ってるし、こういうメンバーだけで試合に臨むというのもあまりないから新鮮。(自身の最近の調子は)特別良くはないけど、あがってきているところ。最大のピークは秋に持っていきたい。ラントレなんかはまだまだ激しめにやってます。(明日は)愛知学院大も力のあるチームなので、もう1回見つめ直して駒大らしい野球で勝てたらいい」

◆戸柱泰孝
「(今日は)練習試合ではなく大会なのでリーグ戦と同じ気持ち、感覚で臨んだ。井口も頑張ったし初戦にしては良かった。(立正大が相手だが)同じ東都なのでやっぱり意識した。こっちは1部で立正は2部なので負けるわけにはいけないと思って必死にやったので勝てて良かった。(井口は)100%ではないけど徐々に調子が上がってきている。(バッティングは)調子が良く、ボールが見えてるのでいい調子できてる。(夏に強化してる点は)春にエラーが多かったので、守備の強化と雰囲気作り。(優勝決定戦は)東都というプライドもあるし、今日以上に勝ちにいきたい」


※仏教系四大学野球大会
 仏教の思想を大学の理念とする、四大学(駒大、立正大、龍谷大、愛知学院大)の硬式野球部が行う交流戦。駒大は過去に23回の優勝を果たしている。

なお、決勝対愛知学院大戦は明日22日、午後13時から同球場で行われる予定。

■球場アクセス
地下鉄東山線藤が丘駅より名鉄バスで10分

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