• ラスト3周で先頭に躍り出る窪田=長居陸上競技場で(上田将大撮影)

ラストで競り負け、悔しさ残る

[陸上競技部]第96回日本陸上競技選手権大会 ロンドンオリンピック代表選手選考競技会(2012年06月10日 00時43分)

 第96回日本陸上競技選手権大会2日目が6月9日、大阪市長居陸上競技場で行われた。駒大からは10000mに窪田が出場。結果は以下の通り(上位3名までと駒大関係のみ)。

<10000m>
1位 佐藤悠基(日清食品グループ) 28:18:15
2位 大迫 傑(早 大) 28:18:53
3位 宮脇千博(トヨタ自動車) 28:20:76
4位 宇賀地強(09年度卒、現・コニカミノルタ) 28:23:01
5位 窪田 忍(経3) 28:29:45
17位 深津卓也(09年度卒、現・旭化成) 28:56:70
22位 高井和治(06年度卒、現・九電工) 29:16:13
24位 星 創太(09年度卒、現・富士通) 29:22:55
32位 治郎丸健一(06年度卒、現・日清食品グループ) 30:18:47

大会1日目に引き続き、オリンピック標準記録を突破した強豪選手が多数出場。窪田は序盤から位置どりを変えながら積極的に前をうかがう。試合はスローペースで進み、選手は互いに牽制し合いながら徐々に集団が崩れ始める。残り3周となったところで一気にスパートをかけ、1位へと躍り出るが、後続の選手のラストスパートについていけずに5位でゴールした。

◆大八木弘明監督
「レース前に、スローペースだったらラスト1000mでも、2000mでもいいからしかけていけと言ったので、(今日の試合展開は)予定通り。今回も安定した走りが良かった。崩れずにレースが出来ているのは大事なことだと思う。もう一つ上を目指すためには、スピードをつけることが必要。(OBの宇賀地強については)惜しかった。悔し涙を流していたけれど、次に繋がるいいレースをしたのでは。(2日間を振り返って)上野も窪田も入賞出来たし、次に向けての良いレースになったと思う」

◆窪田 忍
「(早大)大迫や(トヨタ自動車)宮脇など同期の選手たちがいる中で、ああいうレースをしてしまって、自分はまだまだだと感じた。同学年の選手は特に意識するし、負けたくない。(監督からは)お前は期待されていないんだから、どこかで仕掛けて思いっきり行けと言われた。ラスト3周で先頭まで行けたが、最後まで押していけなかったのが今日の課題。(一緒に走ったOBについて)特に宇賀地さんはレベルが高いところでやっているからすごいと思う。(今後出場予定の試合は)ホクレン。10000では27分台、5000では13分30秒台で走れるよう頑張りたい」

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