• 激しいラリー戦を勝ち取った瞬間、両手を突き上げ喜びを示した中村祥=東京体育館で(草場早稀撮影)

  • 緩急をつけた球で打ち合いを有利に進め、勝利を決めた加藤悠

激戦勝ち取り、2人が4回戦進出!

[卓球部]第64回東京卓球選手権大会3日目(2012年03月17日 00時07分)

第64回東京卓球選手権大会3日目が3月16日、東京体育館で行われた。結果は以下の通り。

<男子ダブルス6回戦>
●加藤悠二(商2)、佐藤 究(経2)組1―3明(日大)、王(専大)組○

<男子シングルス1回戦>
○高橋 涼(法2)3―0野村(埼工大)●
●内山(浜松商業高)1―3太田(東日本国際大)○
○小島 渡(国1)3―0李(八戸工大)●
○佐々木雄野(鶴岡東高)3―1会田(大正大)●
○根本一城(市1)3―0荻原(東部クラブ)●

<男子シングルス2回戦>
●大場崇志(経1)1―3林(立命館大)○
●松尾卓磨(地2)1―3上岡(青森山田高)○
●藤本知得(倉敷工業高)1―3佐藤(NTT東日本東京)○
●高橋1―3荻原(JR北海道)○
●小島1―3山本(遊学館高)○
○塚本悠太(東奥学園高)3―1野本(大田区)●
○渡邉 賢(法3)3―0窄口(協和発酵バイオ)●
●佐々木1―3定松(希望が丘高)○
○根本3―0岩見(朝日大)●
○中村祥吾(法1)3―1小野(TTC浦和・土合)●
○加藤悠3―2古川(上宮高)●

<男子シングルス3回戦>
●塚本1―3加藤(愛工大名電高)○
●渡邉0―3森薗(青森山田高)○
●根本1―3田代(筑波大ユースクラブ)○
○中村祥3―2柴田(愛工大)●
○加藤悠3―1亀石(野田学園高)●

大会3日目は男子ダブルス6回戦と男子シングルス3回戦までが行われた。ダブルスは留学生ペアを前に激しいラリー戦を繰り広げるが、ミスが響き敗退。シングルスには新入生を含め12人が出場し、3回戦では根本が全日学ランク経験者相手に追い上げを見せるが惜しくも敗れた。一方、中村祥が一進一退の攻防を激しい打ち合いで制し、フルセットの末勝利。加藤悠も緩急つけた球を使い分け、ミスを誘い流れをものにすると、一気に攻め立て明日の4回戦へ進出を決めた。

◆長崎隆志監督
「(ダブルスは)完全にこっちに流れがきていたのにもったいなかった。(中村祥は)柴田に勝ったのはたいしたもん。祥吾の攻守のバランスが上手くそろっていたのがよかった。(明日は)祥吾はタイプが一緒の選手だから、勝つに力が必要だけど十分に勝てると思う。(加藤)悠二は格上だけど強い相手に向かっていけるのが悠二の強み」

◆中村祥吾
「(今日は)自分は攻めなきゃ勝てないのでチャレンジャー精神で台上から攻めを中心にせめていった。1試合目のいい感覚を2試合目につなげることができたし、守りに入らないことだけを考えた。応援に来てくれた人たちに勝ちを見せれてよかった。(明日は)相手がサウスポーで今日とは変わってくる。守りに入らないで攻めることを頭に入れていきたい」

◆加藤悠二
「(今日は)ダブルスは思ってたよりもいけた。サーブやレシーブのミスがなかったらチャンスはあったし、悔しい。シングルは1試合目がミスばっかりで、そこが自分の弱さ。2試合目では攻めて、緩急しっかりつけることができてよかった。(明日は)今日の最後の試合のようにしっかり相手見て、攻めていきたい」

なお、17日は10時から男子シングルス4~6回戦が行われる予定。

■会場へのアクセス
都営地下鉄大江戸線「国立競技場」A4出口より徒歩1分、JR総武線「千駄ヶ谷」下車徒歩1分

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