• 台上全面を使った激しい打ち合いを繰り広げた中村祥=東京体育館で(草場早稀撮影)

中村祥、激戦見せるが5回戦で幕

[卓球部]第64回東京卓球選手権大会4日目(2012年03月17日 16時21分)

第64回東京卓球選手権大会4日目が3月17日、東京体育館で行われた。結果は以下の通り。

<男子シングルス4回戦>
○中村祥吾(法1)3―1橋本(中 大)●
●加藤悠ニ(商2)0―3瀬山(リコー)○

<男子シングルス5回戦>
●中村祥3―4久保田(シチズン)○
※5回戦からは4セット先取

 大会4日目。昨日勝ち上がった2名が男子シングルス4回戦に出場。加藤悠が格上選手を前に苦戦し、敗れる一方で、中村祥は鋭い回転のかかったドライブを次々に決め、勝ち進んだ。続く5回戦では、シード選手相手に序盤からコースをついた激しいラリー戦を展開。攻めのプレーで2セットを先取するが、3セット目から相手の攻撃に苦しみだす。最終セットまでもつれる激戦を見せるが、相手の攻撃に対応しきれず5回戦敗退。これで全日程を終了し、春季リーグへ向け収穫を得た状態で今大会に幕を閉じた。

◆渡邉 賢主将
「(今日は)祥吾は持っているもの以上のものは出せたと思うし、得るものがあったはず。悠二は相手が強すぎた。こっちが悪かった訳じゃない。(春にむけて)チームとしてはいい状態で仕上がってきている。普段結果が出てないやつが勝ち上がってくれて、みんなも応援に力が入って一つなれた。いい刺激になったと思う。他大も手ごわい選手が入るけど、チーム力でカバーしていきたい」

◆中村祥吾
「(今日は)1試合目の最初から攻める形で入れてよかった。5回戦は3セット目をとって相手にプレッシャーをかけたかったけど、相手に合わせてしまった。攻めていればチャンスはあったのに、テンポが合わなくなってしまった。相当悔しい。集中して最初の1本目から攻める気持ちで行くことの大切さを学んだ。春もこの大会のように攻めの気持ちを持って頑張りたい」

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