• ラリー戦を制し、フルセットの末に勝利したS2権頭=有明テニスの森公園で(河田奈津子撮影)

勝利への思い、一歩届かず惜敗

[硬式テニス部]関東大学テニスリーグ【女子】1部第4戦・山学大戦(2011年09月14日 04時32分)

関東大学テニスリーグ【女子】1部第4戦・山学大戦が9月13日、有明テニスの森公園で行われた。結果は以下の通り。

トータル 駒 大3―4山学大☆
D1 ○林・権頭2(6―2、6-3)0田村・下道●
D2 ●川口・神保1(6―3、3―6、2―6)2中島・小泉○
S1 ●林 樹莉1(6―4、4―6、3―6)2岡田優里○
S2 ○権頭由梨2(2―6、6―4、6―3)1田村美里●
S3 ●幸村沙也花0(6[4]―7、2-6)2奥田なる美○
S4 ○竹内ひかり2(2-6、7-5、7-5)1松田望実●
S5 ●松田実季0(0―6、2―6)2下道愛里紗○
※()内数字はゲームカウント、外はセットカウント
D=ダブルス、S=シングルス
[]内数字はタイブレイクでの敗者のポイント

 ダブルスは2組とも好スタートを切り、ファーストセットを奪取。D1林・権頭はセカンドセットも終始相手に流れを渡さず、最後は林が強烈なスマッシュを決めて1勝目を挙げた。しかしD2川口・神保はファイナルセットまでもつれ込む。要所で川口のボレーが冴えるが、相手の勢いは止められなかった。
 シングルスではD4の竹内が奮闘し、フルセットの末に勝利。S2の権頭もファーストセットを落とすが、続くセカンドセットではミスのないプレーでリードすると掴んだ流れを離さずに3勝目を挙げ、勝敗はS1林に委ねられた。コーナーを突いたストロークなどで攻め込み、ファーストセットを奪うが、その後勝負所でのミスが重なり相手にペースを握られたまま、セカンド、ファイナルセットを奪われ敗れた。トータル3勝4敗でこの日もチームの勝利はお預けとなり、4連敗で最終戦に挑む。

◆江口淳一監督
「もう選手たちは頑張ってくれたと思う。3対4というのは結果なだけで、最後に林は負けてしまったが過程もある。パートパートで気持ちが引いてしまったんだと思う。入替戦はほぼ確定してしまった。次の最終戦は最下位で入替戦にかからないよう、山学大とのポイント争いのために、7-0で勝たないといけない」

◆権頭由梨(国4)
「ダブルスは調子が良く、相手もミスが多かったのでしっかり勝てて良かった。シングルスは、ファーストセットは最初から最後まで頭が真っ白でよくわからないままだったが、セカンドセットからは相手に合わせずに自分から打っていけて、ファイナルセットでは余裕を持って出来た。(次戦は)入替戦はほぼ決まったので、入替戦にかかるかの心配をする必要はなくなったから、頑張って勝ちたい」

 なお、最終戦・対慶大戦は9月15日、9:00から有明テニスの森公園で行われる予定。

■会場へのアクセス
・りんかい線「国際展示場」駅下車、徒歩5分
・新交通ゆりかもめ「有明」駅下車、徒歩8分。または「有明テニスの森」駅下車、徒歩10分

発行冊子最新号一覧背景(左)

硬式テニス部の前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)
発行冊子最新号一覧背景(左)

前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)