• 失点後に崩れ落ちる守備陣=国立西が丘サッカー場で(白瀬忠意撮影)

一気の攻勢も、気持ち届かず惜敗

[サッカー部]第84回関東大学サッカーリーグ戦・第18節中央大学戦(2010年10月23日 22時10分)

 第84回関東大学サッカーリーグ戦・第18節中央大学戦が10月23日、国立西が丘サッカー場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

駒大2―3中大☆
 (0―2)
 (2―1)
【得点者】()はアシスト
14分:[中]佐藤(皆川)
45分:[中]磯辺(林)
52分:[駒]酒井(山本)
78分:[中]林(皆川)
79分:[駒]金久保(酒井)
【メンバー】
GK岡 大生[4]
DF酒井隆介[4]、林堂 眞[3]、亀井秀将[4]、砂川太志[3]
MF金 正也[4]、碓井鉄平[1](→76分佐光 塁[4])、金久保 彩[4]、湯澤洋介[2](→79分濱田 宙[3])
FW棗 佑喜[4]、山本大貴[1](→75分馬込 司[4])
【SUB】
GK井指隆範[4]
DF三宅 徹[3]
DF山崎紘吉[3]
FW肝付将臣[3]
※[ ]内数字は学年

 両者とも序盤から積極的にゴールを狙う攻撃的な展開を見せ、相手が中盤で細かくパスをつないでチャンスを創出するのに対し、駒大は碓井と金久保を起点としたシンプルな縦への速い連携から決定機を生み出す。そんな中14分、45分に守備の対応が遅れ2失点。後半は52分に酒井の得点から反撃を開始するが78分に逆襲から3点目を献上。79分には金久保が混戦から決めるが、あと一歩届かず。手痛い敗戦を喫した。

◆秋田浩一監督
「ワンボランチでやっているので、金の両サイドのスペースが空くと、どこのチームもそうだが、2トップのどちらかが引いてきてやられる。そこをどうするのかということ。上手くいっている時は、それをフォローしているし、もう1人フォワードを利かせてとなるのだが、それが遅くなると。その辺の話じゃないですか。負けられないので勝つしかない」

◆金 正也(政4)
「最初の決定的なチャンスを決めていれば試合の流れは変わっていたと思う。実際にはできていない。後半は前に出て、自分の役割を果たし得点に結び付けたかった。とりあえず点をとるために前線から体を張り、棗の競った後を行くということを意識した。駒大のセンターフォワードとして競り勝たなければいけない。全員で力を出して、戦う気持ちを持ちやるしかない」

◆酒井隆介(歴4)
「やっぱり前半の決定機で決められなかったのが今日は1番痛い。相手FWにクサビが入った時にもう1人がしっかりプレッシャーをかけられれば良かったが、今日はそこが甘かった。俺がちょっと出たら9番とかが膨らんできて自分のスペースに出てくると思ったので、そこらへんのポジショニングはしっかりしようと思った。次戦も俺達は勝つしかないので勝ちにこだわらないといけないと思う」

◆金久保彩(経4)
「相手は中盤のパス回しがいまかった。そこをズラしながら対応していけと監督から言われていて、それはできたとは思うが、今日はディフェンスでボロが出てしまった。特に両サイド。そこのコミュニケーションがうまくいかなかった。 明大が負けたからこそ勝ちたかった。もう絶対負けられない。優勝の可能性もまだあるのでそれにかける。勝ってインカレ行きたい。三冠とりたい」

◆林堂 眞(現3)
「監督からも大事な試合と言われていて、本当に大事だったが、しっかりはじめから試合に入れなくてダメだったし、1点取られてから追いつくのも駒大というチームなら行けるはずだったのにいけなかった。上に進むためには本当に負けられなかった試合に負けたというのが、せっかくのチャンスをつぶしてしまったという感じ。明大も国士大も負けたので、最低で勝つ。攻めるしかない」

 なお、次戦第19節・対順天堂大学戦は11月3日、13:50から平塚競技場で行われる。

■会場へのアクセス
・JR「平塚」駅北口よりバス10番線に乗車、「総合公園」下車、徒歩5分
・JR「平塚」駅北口よりバス7番線に乗車、「共済病院・総合公園西」下車、徒歩10分

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